十和田湖のホテルで売っていました「十和田ワイン」。実はそこでは飲んでいないし、
持ち歩くのも重いから、買ったのは東京に帰ってからなのです^^; 買い物していたら
偶然見つけたので(^益^)b
「ニホンヤマブドウブレンド」と書いてある。ジュースの材料?確かにグラスに注ぐと
山ブドウの濁った紫色。「マルコ―食品工業」だってさ。「マルゴー」なら大変なもん
だがw(^益^)w まるで「ヤマサキパン」とか「プルカリヤヨーグルト」みたいな?
狙っちゃいないと思うが^^; 「温めて飲んでもよいです。暖まります」なんて書いて
あるから若干不安にならないでもない。しかし"GRAND VIN"って書いてあるぞ!
これっていーのか十和田ワインよ! ( ゜ д ゜)y-゜゜゜
お味のほうは… う~む、悪くない。半分ジュースだと思えば。山ブドウ好きだし^^;
さて青森を旅行中、毎日地酒を飲みました。「お試しグラスセット」があれば必ず
試してみたし^^ 青森では、なんといっても「田酒」が有名です。それは旨いの
わかってるし、東京でも飲めるので、発掘するのが大事ね^^
そこで一番旨かったのが~~、コレ、左の「豊盃」です!(^益^)b
私は薄っぺらい辛口や、こってりしつこい甘口は好みではなく、バランスがとれて
いて香り豊か、芳醇なものが好きです。 …贅沢ですね^^;
東京に帰ってきて、早速ネットで買えないものかと調べてみました。見つけたので
早速注文~!
豊盃 純米大吟醸 山田穂 (一番左)
「山田穂」とは、「山田錦」の母方にあたる米だそうです。2年熟成ですから、一種の
「古酒」ともいえましょう。それだけに濃い。そして重厚に広がるとでも言いましょう
か、口に含んだだけで「オオッ」となるずっしり感。まるで青森の豪雪を長年支えて
いる、古民家のぶっとくて黒光りした柱を思わせるような?
豊盃 純米大吟醸 大寒仕込み (左から2番目)
酒造りにもっとも適した時期は、真冬の大寒期だそうです。蔵で職人が徹夜で
仕込むんだとか。長い修業期間を経て絶妙な酒を生み出す、それはほとんど
芸術家の仕事と言っていいでしょう。これもまろやかでバランスが絶妙!
こちらの豊盃はどちらも11月に出される季節限定品。ワインセラーのみならず
日本酒セラーも必要だな。いや、一年中こんなのを順番に飲めたら有難味が
なくなっちゃうから、やっぱり一年に一度の季節を待ったほうがよいのかな。
右の阿部勘2本は宮城の酒ですが、正月に向けて注文したものです。極上の
酒を4升並べると壮観でしょ。友人を呼んで豊盃の「山田穂」を開けました。
一口飲んで、二人ともその旨さに唸る。しかし、2合、3合と飲むうちに、あまりの
重厚さに飲み続けられなくなる。こういうコクがありすぎる高級酒って、ずっと飲み
続けられないもんなんだなぁー。
というわけで、とっておきの阿部勘「ひより」を開けることに。こちらはコメの香りも
豊かで爽やか。「山田穂」のあとでは絶妙な酸味がさっぱりと感じられる。ううむ、
妖艶な熟女を右側に、左側には爽やか清楚レディーがお相手をしてくれるよう。
結局2升いってしまいました。。。 途中で意識を失い、目覚めたときには深夜で
みんな帰っていました。ちょっとさびしかった… _| ̄|〇