鳥取の「しいたけ会館」で朝を迎えました。温泉なので朝風呂です^^ 温泉に泊まる
と、チェックイン直後、夕飯後、寝る前の深夜、そして朝にも入ります。普段より
ゆっくり入りますから、一日のかなりの時間を費やしていますなぁ。
各駅停車で城崎温泉に向かいます。「きのさき」と読みます。知ってましたか(^益^;
到着しました。ありり?ひなびた温泉を予想していたのに、なんか開けているゾw
おおお、久しぶりに見た若者たちの姿。若いお嬢さんたちのグループもいる。
あとでローカル新聞で見たのだが、ここは大阪や神戸などの街から直行バスを出し、
街おこし、観光客誘致に頑張って、それがうまくいっているとか。どおりで明るい
雰囲気。
解禁された松葉カニが並んでいます。一匹5~6千円もします。だから居酒屋で
手ごろな値段で出てくるやつは小さいんだネ^^
温泉街はなかなかの風情。志賀直哉の短編で「城の崎にて」という作品があります。
主人公は山手線に轢かれて(!)背中を痛め、「ちょっと療養に」と、2,3週間の
予定でここ城崎温泉に来るのです。
あーのーねー、東京から東海道線に乗り、大阪あたりで乗り換えてですか?
昔は新幹線などないんだから、まるまる2日がかりでしょ?ほんとに背中が痛くての
療養なら、箱根あたりでいいんじゃないですかね~~? コンナ遠くまでw(゜゜)w
その主人公は温泉街をブラブラし、川沿いでイモリを見つけたので石を投げたら、
見事命中しちゃってカワイソウに、つぶしちゃったのです。「命のはかなさよ…」とか
いうわけですが、「午後3時頃に風呂に入ったあと布団に入って本を読み始めてすぐ
寝ちゃうやつ」とどちらが許せませんかねェ~?
寂れた侘しい雰囲気は全くなく、きれいな温泉街です。健康的にきれいすぎて
私にはちょっと合いません。。。
「温泉街らしい温泉街、日本一」という評判もあるらしいですが、こりゃどうも人工的な
テーマパークのよう?私にすりゃあ、皆生温泉のバッチイ「大人のおもちゃ」やら
場末のスナックの灯のほうが温泉街らしい気がするのですが…。
予約した宿は温泉街の中心地にありました。入り口に番頭が立っていて、近づいた
だけで「さきち・様ですね?」と声をかけてくる。
おろろ、「よくわかりましたね?」と驚くと、「いや、なんとなく♪」とお答えに。
俺も全国レベルの有名人になったのか?と一瞬思いましたが、考えてみれば
その日「おっさんのひとり予約」は私だけだったのでせう^^;