さきち・のひとり旅

旅行記、旅のフォト、つれづれなるままのらくがきなどを掲載します。 古今東西どこへでも、さきち・の気ままなぶらり旅。

オリンピア考古学博物館 1

2016年11月15日 | ギリシャ



遺跡ではほとんどゴロゴロした石ばかりを見てきましたが、ここには発掘された
お宝が展示されています。



先ほど見た、残骸となったゼウス神殿の破風には、こちらの彫刻があったのです。



こんなふうになっていたと(^益^; 戦車競走の出陣の場面なんだって。



これだけ見ると変ですが、なにせ鋭角な三角形のはじっこだもんなあ^^;
俺が昔住んでいた三角部屋を思い出すぜw



こちらは反対側の破風。半人半馬のケンタウロス族とラピタイ族の戦いの場面
なんだってさ。



こうなっていたらしい。



勝利の女神ニケの像。顔がないだけに残念ですが、逆のそれだけ想像力をかき立て、
どれだけ素晴らしかったかを感じさせます。

Heard melodies are sweet, but those unheard are sweeter.

 聞こえる音楽は甘美なもの。しかし聞こえない音楽はさらに甘美だ。

ここでは、「見える形式美は甘美なもの。しかし見えない姿にはよりコーフン!」かな^^



「ガニュメデスをさらうゼウス」。最高神ゼウスはまさに絶倫男。逸話だけでも
数百はあるとか。とにかく「やる」のです。サイコーなんですね。あ、ちなみに
このさらわれてるガニュメデスは男です。。。

ゼウスは別格の「種まき男」ですが、ギリシャ神話は強姦のエピソードに満ちて
います。実際にも、女性はかなり差別されておりましたから、暴力によって
「モノ」にされることが多かったのでしょう。

今なんて、電車で混んでいるのに乗じてお触りをしたり、触るどころか階段の
下から覗くだけでも男は捕まります。笑えるというか、悲しいというか(^益^;



センスあるよね! こういうのが沢山並んでいると、どうにも動けなくなります。



M78星雲から来たウルトラ兄弟のひとりか?とか思ったり。