さきち・のひとり旅

旅行記、旅のフォト、つれづれなるままのらくがきなどを掲載します。 古今東西どこへでも、さきち・の気ままなぶらり旅。

相馬復興市民市場と伝承鎮魂祈念館

2022年07月17日 | 東北シリーズ


地図を見ると、港のほうに震災の伝承鎮魂祈念館と復興市場があるではないか。
しかし歩いて行くと片道1時間以上かかりそう。路線バスを調べる。するとさすが
日本!福島のバスの路線図やバス停の位置、それぞれのバス停の発車時刻が出るでは
ないでーすか。コンテナホテルの最寄りのバス停の場所と時間がわかりんチョ♪
助かるなあ~、ウェブサイトをきちんとわかりやすく作ってくれているのは!
時間通りにバスはやってきて、乗客は俺ひとりでした。


バスは港にやってきました。


「浜の駅」と書いてあります。路線バスに乗って来たのも、帰るときも俺ひとり。
みんな自家用車を使うから、公共交通は廃れるよ!


さてどんなでしょ?


海産物はもちろん買えないし、土産を買うには徒歩の旅だから持ち歩くことを考えて
しまいます。いつも買うのは最後のほうですからねェ。


昼食にもまだ早いし、あとでまた戻ってくるとして、しばらく歩いて鎮魂祈念館の
ほうに行くことにした。荷物を持って歩くのは大変だけれど、ロッカーないしなあ。
みんな車で来ることを想定しているから、そういうのがないんです。


ちと暑いぞ。あそこに登ってみようかとも思ったけど、荷物が重いんでやめといた。
たいした重さじゃないんだけれど、道のりが長いんだよw でも昔の人は、徒歩で
全部荷物を持って歩き通したんだよなあー。。。


伝承鎮魂祈念館に到着しました。わりと小さいな。


若干の展示物がありましたが、お願いすると震災のビデオを上映してくれるのでした。


さっき歩いたエリアが津波にのまれる映像でした。


すさまじい津波の映像と共に、そのあとにどれだけ頑張って復興を進めたかという
内容でした。忘れないことが大事ですからね。飲み過ぎて記憶が飛んじゃう私ですが、
こういうのは見ておくといいと思いました。来るのに遠くて大変だけどー。


相馬市関連の展示も若干w


さあて市場のほうに帰ります。


あの先に小さく見えているのが市場。ここは海水浴にいいらしい。いまプカプカ
やりたいねェ。


戻ったら観光バスが到着して、ワンサカじじばばが食堂に殺到しました。ガラガラ
だったのが突然満席&行列! ま、こちらヒマだしバスは2時間に1本だし、ちょうど
海辺で思索にでもふけるかぁ~と思ってたところなので、食事はしばらく待つことに
しました。しかしこういう団体客はさっさと食ってさっさと出て行きます。という
わけで間もなくビールにありつけました。そして地魚丼!俺の好きな白身魚♪


食べ方に念を押されたので、きちんとその通りに食べましたよ(^益^)b


せっかくなので、こちら名産の「あおさ」を買いました。味噌汁にひとつまみ入れると
いいんです♪ 持ち歩くのにも軽いしなあ^^


座ってると小鳥がやってきて、こちらを見つめています。なーに?


反対側の壁の上に巣がありました。もしかして御夫婦でしたか? 頭の色が違う
ようですが。。。せっせとエサを運んでいたので、きっと赤ちゃんたちがいるの
でしょう。見たかったけれど、下からは見えませんでした。


というわけで、帰りのバスがやってきた。これで常磐線の旅は終わり、これから
仙台を経ていよいよ三陸方面へ向かいます。