さきち・のひとり旅

旅行記、旅のフォト、つれづれなるままのらくがきなどを掲載します。 古今東西どこへでも、さきち・の気ままなぶらり旅。

松島の福浦島を歩く

2022年07月23日 | 東北シリーズ


松島には無数の島が散在しますが、福浦島には橋を渡って行けますので、そこを
散歩することにしました。


ここはいつもたくさんの観光船が運行しています。もう駅前から、ここに来る途中、
そして海岸にも案内所があって、おじさんたちが「観光船乗らない?!」と声を
かけてきます。寂しそうなオッサンひとりにはあまり声をかけてきません(^益^;
天国にいるおかあちゃんは船が好きだったので、連れてきてあげたかったなあ。。。


さて入るのに有料でした。自然保護のために必要なのでしょう。そしてすごい数の
観光客!まるで週末の高尾山みたいだw


自然はとてもきれい。ただ人がごった返していて、さらに日差しがものすごいぞ。


この島々のおかげで津波の直撃が和らげられたとか。


太陽光線があまりにも強烈なので、日陰を求めて歩きます。これならウルトラマンも
10分ぐらいは戦えそうだぞ。

島を左回りに一周する散歩コースです。みんなゾロゾロ歩いています。中年夫婦も多いが
若いカポーも多い。デヱトいいな~。しかし流れで一緒に歩いていると、こっちはひとりで
無言だから、どうしてもカポーの会話が聞こえてしまふ。聞きたくないってばさ!
するとだいたいそうだが、女子はいろいろ楽しく盛り上げようと話し続けるが、男子は
気の利いたレスポンスがほとんどなし! ま、それでもデヱトまでいってるんだから
頑張ってるほうか~(*´ω`)


ちなみにこんな自然の中だし気温は高いし、息苦しいからマスクをはずしたい。
かなりの若者たちははずしていました。しかし中年以上はみ~んなつけてます。
まわりの批判に怯えるかどうかの差でしょうね。俺なんかひとりだから話さないし、
外を歩くときにはもういーじゃないか、と思っていますがねェ。


あれくらいの島を手に入れて、真ん中の見えないところに小さな家を建てたりしたら
究極の贅沢な気がするなー。ちょうどNHKのあさイチで「孤独との向き合い方」を
特集していました。もう設定自体が孤独をネガティブにしてるじゃんw
「さきち・のひとり旅」で何か問題でも??

お金がなくて相部屋の安宿に泊まったとき、「ひとりがいいな~」って思うよね。
刑務所で囚人仲間と布団を並べて寝るとき、「プライバシーがほしい」と思うはず。

精神的「孤立」は悲しいものでしょう。心がつながることは、時も場所も超えるもの。
だから「孤独」は「孤立」とは違う。「孤独」には好ましい面もあると思うのです。


ホテルの近くで、何やらスナックビルみたいなところに寿司屋がありました。
玄関に到着したら、ちょうど出て行く客を送りに女将さんが出てきました。
とても感じのいい人で、気持ちよくスタート♪


宮城に入ったので「綿屋」があったが、昨夜の仙台に続いてここでも我慢。
石巻で飲むのだ。というわけで、その他の地酒をいく。


「親方」と呼ばれている大将は実直な職人。寿司は旨いぞ。女将さんは気遣い細やかで
ほがらか。いい店です。


寿司を食い終わったら余韻を楽しむために焼酎に突入。注文時に「これは焼酎です
けれど。。。(いいの?)」と確かめられる。たまにあるのだが、どうも子供に
見られているフシありw 島根ではビールの次に日本酒に突入したら、隣のおっさんが
酒を飲んでいたので、女将さんが「別に合わせなくてもいいのよ♪」と気遣ってくれる
こともありました。日本酒や焼酎をガビガビ飲まないような美少年に見えるのか(^益^;

隣りのカウンターにいた中年3人組のひとりが煙草をスパ~とやり始め、俺を含め
4人とも寿司を食べ終わってまったりタイムに入ったので、俺も一本取り出した。
すると隣のおっさんが「なんだ~、吸うのか~、吸わないから我慢してたんだよ~」と
嬉しそうに吸い出した。みんなでけん制してたのねw

そして最初に吸い出した客が親方と煙草の話を始めた。親方も喫煙者で、客は値段が
少し安くて味も悪くないやつだぞと一本味見を提供。親方は喜んでもらっていました。
すると親方はカウンターの奥の調理室のほうに行ってしまった。しばらくすると
親方の声が聞こえてきたので、何をしているのだろうと腰を浮かせて覗いてみるとw

親方はしゃがんで冷蔵庫に寄りかかり、一服しているのでした。俺と目が合って
親方は照れてニッコリ。。。 中学生みたいなことをしているなーと思ったけれど、
親方は寿司職人だけに客の前では吸えないが、せっかく客に勧められて試してみろと
言われたので、隠れて吸っていたのでした^^;


〆にはお勧めのカマ汁。松島の夜もいい店を発見しました♪