さきち・のひとり旅

旅行記、旅のフォト、つれづれなるままのらくがきなどを掲載します。 古今東西どこへでも、さきち・の気ままなぶらり旅。

函館から長万部への車窓で駒ケ岳を見る

2023年04月04日 | 北海道シリーズ


さあて函館から長万部へ向かいます。今回の旅の目的の一つに、廃線が決まって
しまった函館本線(山線)に乗ることです。もちろん全行程を各駅停車で。小樽まで
行くには、途中長万部と倶知安で乗り換える必要があります。とても長いので、
長万部で降りて去年泊まった二股ラジウム温泉でまったり温泉に浸かり、それから
改めて山線に乗るという計画にしました。


函館の北にはベッドタウン。酒場で飲んでるとタクシーで帰る人が多いので、
こんなところから街まで飲みに来ているんだろうなあ~と思ったり。


まもなく大沼公園。ここは有名な観光地。レジャーパークという感じなので、
おっさんひとりで行くようなところではなさそうだから、まだ行ったことないんです。


北海道らしい感じでしょ。


そして駒ケ岳が見えてきました。車内の観光客もカメラを構えてソワソワします。


ぐるりと裾野を回っていくので、だんだんとツインタワーの風貌が見えてくる。


お~~~、とその崇高な姿に拝みたくなる。カムイって、「神威」と書きますよね。
まさに神の威光を感じます。ほんとは電車の車窓ではなく、ずっと歩いてみたい。


駒ケ岳を過ぎると内浦湾(噴火湾とも言います)。


駒ケ岳はもうずっと後ろに。


この駅は民家みたいですねェ。左の黄色い遮断機、電車が通るときに警報音を鳴らして
竿が降りるんですよ。そういえば最近の新聞で読んだのですが、ローカル駅舎を取り
壊し、バス停風のアルミ製の簡単な待合所に建て直すところが増えているそうです。
それには「しかたない」という意見もあれば、「風情がなくなって悲しい」という
意見も出ているとか。経費がかかるのでしかたないとはいえ、哀れな感じですよねえ。


もうそうするしかないなら、いっそこうやって車両を使えば?これでもまだ金が
かかるってか?