さきち・のひとり旅

旅行記、旅のフォト、つれづれなるままのらくがきなどを掲載します。 古今東西どこへでも、さきち・の気ままなぶらり旅。

小樽酒商たかの 角打ちで飲む

2023年04月25日 | 北海道シリーズ


借りている部屋からすぐのところに酒屋がある。「豊盃あります」という言葉に
惹かれて気になっていたが、部屋でひとり日本酒というのもなあ、と思っていました。
しかしスナックのママさんに「あそこは2階が角打ちだから、店で飲めるよ」と
言われて入ってみることにしました。


おお、いろいろあるじゃないか。まずは1000円で100円10枚綴りのチケットを買い、
お通しの料理に3枚使い、あとは自分で酒を選んで購入するシステム。だいたいは
1杯500円だが、いいやつはもちっと高い。


お通しは300円なのに、このほかに焼き茄子や蕎麦を揚げて塩昆布とあえたものなども
出てきた。安いぞ。まずは「豊盃」の純米吟醸を飲み、そのあとはプレミアものの
「上川大雪」の純米吟醸、そして山口で飲んだ「雁木」を飲む。いい酒が並んでいる
ので目移りするぞー。


そして豊盃の純米大吟醸。この酒、特約店にしてもらうために酒造に頼んで頼んで
13年かかったそうです。すでに2時間ほど飲んでいるが、女将さんが「大将が帰って
くるのは8時だから、それまで待ってて」と言われて飲み続ける。話し好きの
面白い人らしい。

すっかり酔っぱらってきたところに大将が登場。たしかにキャラが立っていて、
陽気に楽しくしゃべるしゃべる。ところで酒場ではだいたい「地元の人?え、東京?
お仕事?」「いや無職で飲み歩いてるだけ」という話が始まる。(だいたいはここで
ブッ!と笑いが入る)
「なぜここに?」「酒も食べ物も旨い北海道が好きで」「花粉症だから、今の時期は
避難してきてるんです」という流れがいつものパターン。

というわけで、なじみになっている「かすべ」では、店員さんに紹介されるとき、
「この人は花粉症の人で・・・」と始まった。今回も女将さんは、あとから来た
大将に「この人、花粉症でねェ~」と紹介していました。 それって。。。


ここの名物料理が左上の日本酒カレー。水じゃなくて、日本酒を1本まるまる入れて
カレーを作るというすごい料理だ。毎週いろんな酒を使うそうで、豊盃やら獺祭やら
高級酒を使って作るんだと。そのカレーだけを食べにくる奴が増えたので、入れた
酒一杯とセットにして出すことにしたとか。この日は山形の酒「吾有事」でした。
このマリアージュで1000円!


俺の好きな薄にごり。これをドボドボ使ってしまうなんて、もったいないーw
「みんなこんなのは食べたことがない。すごい!と言うぞ」と大将は御自慢。

ここまで2時間以上もいい酒を飲みまくってすっかり酔っぱらっているので、実は
あまりわかりませんでした。。。 _| ̄|○

次回はまずこのカレーを食ってから始めないとw