ここはなじみになっている北海道料理「かすべ」。函館のバー・アルトで出会った
ドイツ人青年と再会することになりました。彼はそのとき東京から新幹線で函館に
やってきた当日。翌日には列車で稚内まで行き、それから自転車で日本を縦断して
鹿児島まで行き、それから沖縄にまで渡るという大旅行。夢だったそうです。
稚内から南下してくるので、「小樽に寄れよ」と誘っておいたのです。旭川や札幌は
大きな町ですが、途中なんにもないところの小さな町のゲストハウスはすごく
寂れていたとか。スマホで見せてもらったら、「日本一しょぼいゲストハウス」
なんて書かれてありました^^; 町に一軒のスーパーは18時に閉店。17:50に
到着したので、ぎりぎり食べ物にありついたそうです。
ここまで雨と風の中をずっと走ってきたので、北海道料理をいろいろ御馳走して
あげました。メニューを説明するときに、珍味がとても難しい。「イカの塩辛」
「ニシンの切り込み」「松前漬け」なんてどうやって説明するんじゃw 彼は
松前漬けを選び、喜んで食べていましたよ。ビールをよく飲みますが、焼酎にも
関心を示し、楽しんでいました。
「ここらは小樽で一番ディープなエリアだが、そのなかでも一番ディープな店に
行きたいか?」と聞いたら「是非!」というので、80overのヲヴァ~サンのスナック
「杉」に。
実は私は前日にもここに来ていたのでした。そんときゃこんなズワイガニが出たぞ。
さらに焼酎を注文したら、こんな知床の深層水を使ったやつを出してくれました。
それがボトルを俺の前に置いて「どんどん飲んで!」とおっしゃる。いったいお会計は
どうなるんでしょう?と思いつつ、せっかくなのでどんどん飲む。閉店近くになると、
他のお客さんたちがママさんを飲みに誘い、一同でくり出すことになりました。
俺はもう2軒目だったので遠慮しましたが。お会計は2000円でした。何杯飲んだとか
どうも関係ないみたいです( ゚Д゚)
地元のおじーさんたちがつどう、実に面白い店なのです。
というわけで、2日連続になりますが、ドイツ人青年を連れて登場!少し驚いて
いました^^;
ママさんはひとりで自転車で日本を縦断すると聞いてとても感心していました。
青年もこういうところに来られてとても楽しそう。カラオケを勧められて、英語で
歌えるやつを探して「Hey, Jude」を選択。頑張ってましたよ♪ 最後のNa---na,na,
nananana-----!! の連続が長かったけれどw
ちなみにこの日の二人の会計は合わせて2500円!日本最安値じゃwww
青年の旅はまだ始まったばかり。3か月間走り続けるんだってさ。俺、函館と小樽で
3ヵ月飲み続けてるんだけど。。。