札幌から小樽に帰る途中、日本海に出たところの小さな町、銭函で電車を降りました。
学生時代に旅好きの友人がここの入場券をお土産にくれたことがありました。縁起が
いいってか?そいつは宮崎県ですでに廃線になっている駅、「妻」の入場券もくれた
ことがあります。まだ20代も前半だった頃、「そんなんほしいか?」と思ったなあ。
駅舎は看板だけ古いものが残っています。ここは高倉健の映画「駅Station」の最初に
出てくる場面に使われました。そんときゃ40年以上も前だから、もんのすごい寂れた
雰囲気の田舎だったが。。。
少し歩くとこんな古い建物がちらほら。でもだいたいは新しい家が並んでいます。
こうやって古い建物を見つけては撮影していると、これを見ている人は「こんな
町並みなのか?」と思っちゃうよね^^;
昼食を食べようと思って、グーグルマップで見つけた喫茶店を探すと、こんな蔵
ですかー! 魚の浮彫が素晴らしいぞ。
一階はカウンター席。「2階もありますよ」と言われたので上がってみたら素敵。
レトロ調になっています。
古いジュークボックスがありました。使える状態になっています。
「ナポリタン」というのもすでにレトロなんだが、ハイカラな感じだぞ。「ハイカラ」
という言葉がもうレトロだがw
珈琲もおいしかったよ^^
さて海岸を散歩。見渡す限り誰もいませんでした。
長い冬は吹雪だったりするのだが、こちらにもようやく春がやってきました。
ずっと向こうには工場や風力発電が見えました。