さきち・のひとり旅

旅行記、旅のフォト、つれづれなるままのらくがきなどを掲載します。 古今東西どこへでも、さきち・の気ままなぶらり旅。

ついに函館本線 山線に乗る 1

2023年04月06日 | 北海道シリーズ


さて長万部駅から函館本線の山線に乗って小樽に向かいます。もともとこれが本線
だったのですが、室蘭・千歳を通る海線のほうが距離は遠いとはいえ、人口は多いし
急こう配の狭い山の中を通るよりも便利なので、海線のほうが主要なルートになって
しまいました。というわけで山線は廃止が決まったのです。しかしその海線のほうも、
山線のルートと重なる小樽経由の新幹線が通ったら寂しいローカル線になってしまう
のでしょう。


さて温泉のチェックアウトは10時なので、10時半頃に到着しましたが、電車は13:30。
早朝6時の次がこれなんだよ。なにせ一日に4本ですから。


というわけで、しばらく海岸で海を見ながら黄昏る。こういう時間もいい。


天気がいい日でラッキーです~。元の職場はいまとても忙しいとき。同僚たちは
みなさん頑張っていることでしょう。はっはっは(^益^)w

そういえば20代の半ばで最初の職場を辞めて、そのときもこうやって爽やかに
プラプラしたもんだなあ~と思い出す^^;


昼飯には「かにめし本舗」という、ここでの有名店に行ってみた。ここは基本
テイク・アウェイで、みなさん車で来て買っていくのですが・・・


「自由席」という名のこういう車両を模したイートイン・コーナーがあるのです。


というわけで使わせて頂きました。カニは好きだけれど、この弁当は少しパサパサ
してるんだよね。。。 まあすぐに食べ終わる。まだ時間はたっぷりあるので、
開いていた喫茶店で少し過ごしました。


というわけで来たよ、廃線直前の函館本線(山線)が。1両なので、座席がほぼ
埋まるほどの客が乗りました。地元の人が、「いつも3~4人しか乗ってないのに、
廃線が決まってからたくさん乗るようになったよなあ」と言っていました。そりゃ
そういうもんでしょう。「インチキ閉店セール」の店みたいに、「もう廃線するよ」
と脅かして、実はまだしばらくやるなんて作戦はダメかしらw


寂しい谷間などを1両がガタゴトと進んでいきます。鉄道番組だと苦労して通過する
ところを撮影して、その走っている姿がとても素敵な景色になるわけですが、
こうやって車窓の写真だとどんなのに乗っているかわからないからなあー。


宿泊した温泉の近く、二股を通過。駅が貨物車両だったかあ~。うしろに廃屋が
あって、駅前には何もありません。日に4本ですからねェ。


山の中を通っていくと、まだまだ雪景色。東京ではもう桜も散り始めているという
のに。


テレビで人がクマに襲われた、というニュースをやっていました。今回はキツネは
見かけていません。むかしはトナカイやオオカミがいたときがあり、その前には
マンモスもいたわけですね。


北海道の地名、駅名はアイヌ語から来たものが多く、発音が面白い。また鳥取や
福島、広島なんて地名もあるんですよね。