2~3日おきに、小樽中央図書館に行きます。全国紙が読めるのは図書館w そして
函館と違ってここでは夕刊も読めるぞ。『ゴールデンカムイ』がいよいよ終わりに
近づいてきた。31巻! イシグロの『クララとお日さま』も読み終わった。せつない
アンドロイドの話でした。当然のことながら、図書館には老人が多い。すると本の
選択も老人向けのものが劇的に増えている。「老後の生き方」「お金の管理、使い方、
なくてもすむ暮らし」「孤独との向き合い方」「病気とのつきあい方」「認知症」
「終活」などなどのオンパレード!こんなジャンルがいま盛況なんかいー。
図書館の裏には小樽公園があります。静かなところをのんびり散歩。
まだ雪も残ってて人はほとんどいません。
見晴台に登ってきました。
小樽の港が見渡せます。むかしはここから北前船が日本中にニシンを出荷し、それが
肥料となってコメと綿を生み出して人々の生活を劇的に改善し、そのあとは山から
石炭が掘り出されてこの港から送り出され、国の発展に貢献したのです。
北東方面には北海道西側の海岸線、増毛・留萌方面です。連なる山は暑寒別岳。
山が海岸線まで迫っていて、あちらに行くには陸路は難しい秘境で、長らく船が
交通手段でした。高倉健の映画「駅 STATION」でも船が出ないと行き来できないなんて
話がありましたね。
夜にはなじみの「Bar Vanilla」に。前回来たのは半年前でしたが、「あー、さきち・
さん!」と嬉しい歓待。二人のマダムたちと話が盛り上がってグラスを重ねるごとに
ボトルが目の前に並んでいきました。。。函館でもそうでしたが、これくらいの
街の規模だと、近所の店の話はみんなお互い知っていて、なじみの寿司屋「ちさと」
の大将は肩の手術をしてしばらく休んでいるけれど、数日前に退院し、まだ店は
再開していないけれど飲みには出かけていると目撃情報が回ってきたり、俺が
80overのヲヴァ~サン・スナックが好きなのも覚えていて(!)店の紹介なんかも
して頂いたのでした。