ELEVEN HOUSE

北海道だ~い好き❤バイクはカワサキ☆クルマはレクサスCTとタウンエース(キャンカー)とジムニー☆キャンプと鉄道も好き

ローバーミニ購入から8か月半(ミニは壊れません)

2011-11-19 11:56:08 | ローバー・ミニの部屋

 平成23年2月末登録、3月初旬納入の99年式ローバーミニが、11月16日にオドメータDscf2034 ーが88888.8㎞になりました。買ってからの走行距離は約7000㎞です。愛知の過酷な夏も快調に過ごしました。今のところ、絶好調です。走っていて、全く不安もなければ不満もありません。MINIを走らせていると、楽しくてたまらないくらいで、ほぼ毎日の通勤の足となり、休日のドライブの足となっています。
 購入前に心配だったのが、「旧ミニは壊れやすい」「維持するのにお金がかかる」「パワステもなく運転しにくい」「乗り心地が極端に悪い」という4つの風潮でした。この中の前者2点のイメージが特に強かったため、長い間欲しい欲しいと思っていても、どうしても踏み切れなかったのでした。後者の2点については、旧車の欠点と言うより、今のクルマにない旧車の魅力とも思っていたので、買うときの障害にはほとんどなっていませんでした。
 
「旧ミニは壊れやすいか」
 この8か月余りの間に限っては、一度も故障していません。それどころか、小さなトラブルさえありません。これはきっと、ディーラーの中部オリエンタルさん(愛知県岡崎市大樹寺)がしっかり整備してくださっていたからだと思います。ただ、エンジンをかけてすぐに走り出さないようにすることと、時々オイルの量の点検をすることには気を配っています。担当の方から、エンジンオイルとATミッションオイルが共用になっているので、ミッションに十分オイルが行き渡ってから走るようにするのが長持ちの秘訣と教えられています。40年あまりも生産され続けてきたクルマです。しかも、僕のミニはその最終モデルです。考えてみれば、すぐに壊れるようなクルマが長期に渡って売られるわけがありません。おそらく、「ミニは壊れやすい」と言っている人は、旧ミニに乗ってない人がほとんどでしょう。今では、普通に乗っていて壊れるDscf2027_2 ような気は全然しません。
 
「維持するのにお金がかかるか」
 壊れないから、お金もかかっていません。アクセサリー類を買うのは、好きで楽しんでいるので、それなりにお金を使っていますが、今のところは小物ばかりです。維持費として払ったのは、自動車税と3000㎞・6000㎞走行時のオイル代と6000㎞走行時のオイル・エレメント代で、あとはガソリン代です。これらは、旧ミニでなくても必要な費用ですから、旧ミニだから維持するのに特別にお金がかかるというようなことはありませんでした。ただ、燃費は今のクルマと比べるとあまり良くはありません。1.3LのAT車で、通勤などの渋滞も含んだ市街地走行でリッターあたり10㎞程度です。高速道路を含んだドライブでも11㎞からせいぜい12㎞で、今のエコ・エンジンと比べれば比べ物にならないほど悪いです。しかし、これも10年、20年前の1.3L車の標準くらいです。
 なお、アクセサリー類によるドレスアップなどは、カテゴリー「ローバーミニの部屋」で紹介しています。一応、お小遣いの範囲で楽しめるクルマです。
 「パワステもなく運転しにくいか」
 走行中はパワステがないことなどまったく関係ありません。普通にハンドル操作がでDscf2028 きます。車庫入れや切り返しなどの超低速時だけは閉口モノです。かなり重く感じます。でも、妻も乗りますから、重くて曲がれないなんてことはありません。よく、若い女性が運転しています。低速時のハンドルの重さも、慣れれば「そういうもの」と思えてきます。パワーウィンドウもありません。昔のぐるぐる回して開け閉めするのも、なんだか楽しく感じます。クーラーはよく効きます。吹き出し口がダッシュボードのセンターだけにしかなく、しかも小さいのが気になりましたが、なんと言っても狭い車室です。すぐに冷えます。真夏の体温並みの気温の日も快適でした。愛知の過酷な夏も快適に過ごすことができました。また、軽自動車より小さいサイズのため、狭くて運転しにくそうですが、大柄なイギリス人も運転します。確かに運転席はとても狭いですが、必要最小限のスペースは確保されています。運転しやすいとは言えませDscf2029 んが、不便や不快感を感じることはありません。
 
「乗り心地が極端に悪いか」
 乗り心地はあまりよくありません。他のミニが走っているのを見ても、ヒョコヒョコ走ってます。その代わり、最低地上高が低いため、スポーツカーを運転しているような感覚で、走りは楽しいです。僕のミニは、サスペンションが標準のラバーサスから今のクルマと同じコイルスプリングに替えてありました。車検証上も、懸架装置「改」登録となっています。標準のラバーサスの乗り心地を知りませんが、店の人の話では、標準よりはかなり乗り心地がよくなっているそうです。今のクルマと比べれば乗り心地は悪いですが、普段の足に使うには問題はありません。普通に乗っていられます。また、この足回りは、コーナーをアウト・イン・アウトでトレースすると実に気持ちよくコーナーを抜けられ、「快感!」と思えるほどです。

 もうすぐ、寒い冬がやってきます。愛知は温暖な地域ですからそれほど過酷な冬ではありませんが、それでもたまに積雪もあります。ミニの暖房はよく効きます。今のところなんの問題もなく、普通に、そして窓を開けて外の空気に触れながら楽しく乗っています。メンテナンスさえきちんとやっていれば、普段の足にも、休日のドライブにも、楽しく長く乗っていられるとDscf2042_2 思います。もし、旧ミニに乗りたいけどイマイチ踏み出さないでいるのなら、しっかりした専門店で高年次車だったら「買い」の決断をしてもよいと僕は思います。本当にかわいいヤツです。


 僕は、3000㎞ごとのオイル交換時に簡単な点検もしてもらっていますが、その時に一つずつちょっとしたドレスアップをしています。購入後3000㎞時には木目調カップホルダーをセDscf2037 ンターコンソール風に取り付けました。10月の6000㎞でのドレスアップは、レギュレーター・ハンドル(手動式窓開閉のぐるぐる回すハンドル)をオースチン(初代ミニのブランド)のロゴの入ったウッドのものに交換しました。7000円ほどの買い物でしたが、なかなかいい雰囲気を醸し出しているように感じました。そうなると、ドアについているハンドル系をすべて木目のものにしたくなってきます。お小遣いの関係で一気に全部ということはできません。また、2か月か3か月後の点検の時にちょっとだけ手を加えようと思っています。今のところ、ボディ後部の両サイドのクーパーのデカール(貼り付けシールによるマーク)か、古い「クーパーS」のトランク部のエンブレムか、それともドア内側の開閉レバーをウッドのものに換えようか、そんなことを考えDscf2040 ています。それを考えるのもMINIの楽しみの一つになっています。

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2011初秋の八ヶ岳・富士見高原ツーリング

2011-11-03 23:25:41 | ZRX1100・1200ダエグの部屋

<9月23日>
 不覚にも、やや体調不良ぎみのまま秋分の日からの3連休を迎えてしまった。しかし、それでメゲてしまう僕ではない。体が重いのはただのデブのせいということで、熱もないし、バイクで遊んでいるうちにきっと体調不良ぎみのことなど忘れてしまうだろう。めったにない3連休だ。このチャンスを逃すわけにはいかず、妻と2台で八ヶ岳をバイクで走りに行ってきた。
 豊田から北に向かうR153は、僕の大好きな道だ。真っ青な空と生き生きとした緑の山Dscf1652 々の中を、飯田に向けて走った。イマイチ調子は出ないが、気分はいい。
 飯田の手前の阿智村の道ばたで、あらかじめコンビニで買っておいた弁当を食べた。おいしい空気をおかずにいい気分で食べていたが、妻に、
「まだ、調子悪そうだね。」
と言われてしまった。天気のいい日に外で食べる弁当は格別だが、いつもより元気がないことは見破られていた。
 飯田山本ICからは、中央道で小淵沢ICまで一気に走った。天気のいいDscf1654 中央道は本当にいい気持ちだ。ツーリング気分の高まりを感じる。岡谷JCを過ぎ、諏訪湖が見えた頃には体のダルさは消えていた。自分で「体調、よくなった」とはっきりと感じた。
 それからは、目の前の八ヶ岳連峰がものすごく美しく見えたり、バイクで走る風が思いっきり心地よく感じたりして、やっぱりバイクっていいなあと思った。
 小淵沢ICを出て八ヶ岳道路を走った。木々の間を走る素敵な道だが、以前走った時よりかなり路面が痛んでいたことが気になった。それでも、高原のワインディングを走るのは爽Dscf1657 快でいい気分だ。
 甲斐大泉の駅の近くの温泉「甲斐大泉パノラマの湯」に入った。
 お湯のぬるぬる度つるつる度は五つ星級だ。施設もきれいで、しかも露天風呂からは富士山が眺められるということだ。そこで、今回はメガネをかけたままお湯に浸かった。せっかくのパノラマも、メガネなしでは見られない。Dscf1655 ただ、この日はあいにく遠くの空に雲がかかっていて富士山は見られなかった。それでも、すぐ近くにせまっている八ヶ岳山麓の山々を眺めながらのお湯はいいものだ。
 お湯から上がり、八ヶ岳道路を戻って、予約しておいた富士見高原のペンションに向かった。山の天気は変わりやすく、晴天だったにもかかわらず、富士見町の手前で雨が降り出した。早めのカッパを心がけている僕は路肩にバイクを止め、妻に、
「カッパ、着る?」
と聞くと、
「あとちょっとだから行こっ。」
との返事。
 結局、雨はやむことなく降り続け、びしょ濡れになってDscf1659 ペンションに入った。

<9月24日>
 窓を開けると、昨日の雨がうそのように晴れ渡っていた。目の前の八ヶ岳が青い空に映える。
 ペンションを出て、富士見高原リゾートに行った。途中の坂道からの眺めにわくわく感が高まる。
 スキー場のリフトに乗って展望台に行ってみた。リフトを降り、創造の森Dscf1660 と呼ばれる彫刻がある林を抜けると、思わず、
「わあっ。」
と、声が出てしまった。雄々しい富士の姿が目に飛び込んできた。
 富士見高原からの富士は、「頭を雲の上に出し~」の歌そのままの姿だった。昨日のニュースで、富士山の初冠雪を耳にしていたが、確かに雲の上にわずかに雪をかぶった富士は、ずっとずっと見ていたいくらいすばらしいものだった。そしDscf1663 て、南に目を向けると南アルプスの美しい山並みが青い空に映える。
 後ろ髪を引かれる思いでリフトで下り、富士見高原リゾートを後にした。
 再び白樺林に囲まれた八ヶ岳道路を南に向けて走り、小淵沢に出た。道の駅でお土産とお昼のパンを買い、中央道小淵沢ICに入った。往路ではイマイチ体調が優れず気づかなかった初秋の中央道のさわやかさを感じながら走った。ミラーに写る八ヶ岳、途中から右手に諏訪湖を眺め、岡谷JCからは両サイドに山々が連なり、そんな風景の中央道をハイスピードで駆け抜けた。駒ヶ岳SAで、Dscf1661 青空の下で小渕沢で買った手作りパンを食べた。
 帰路も、往路と同じように中央道飯田山本ICを出て高原ワインディング・ロードR153を走った。長野県から愛知県に入っても、山の風景は変わらない。
 家に帰ってバイクを止めた時、
「楽しかった~。」
 心からそう思った。

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