ELEVEN HOUSE

北海道だ~い好き❤バイクはカワサキ☆クルマはレクサスCTとタウンエース(キャンカー)とジムニー☆キャンプと鉄道も好き

北海道最南端最北端縦断ツーリング⑥ 7日目

2022-09-28 23:15:07 | 2022北海道ソロツーリング最南端最北端
油の温泉に入ってひたすら南へ(浜頓別クッチャロ湖~上富良野)
<9月8日>
 朝、まだ強めの風が吹いていました。それでもやっぱりキャンプ場の朝は気持ちがいい。朝のクッチャロ湖をおかずに簡単な朝ごはんを済ませました。






 荷物は片付けたけど、問題はテントの撤収。風が弱まるまで待つことにしました。でも、なかなか風は収まりません。強行するしかないわ。
 フライシートもテント本体も、ほぼ吹き流し状態のまま手前から順にめちゃくちゃに丸めて袋に詰めました。帰ったら畳み直さなくちゃ。
 道北であと一つやりたいことがありました。油の温泉です。
 クッチャロ湖キャンプ場を出て、道道84号で浜頓別から豊富に向かいました。ごくごく普通の道道ですが、美しい森の中を走るの一本道です。周りの木々が美しく、空の青さを引き立てていました。時々サイロや廃サイロが目に入ってきます。道北に来て、こんな道ばかり走っています。普通に走っているだけで北海道っていいなあと思えてきます。




 豊富温泉は石油発掘中に湧き出した温泉で、油の香りのする温泉です。なんだか、他の温泉より体にいいような気がします。長万部で立ちごけした時の脛の打撲の痛みもすぐに治りそうな気がしました。それに、北海道で朝風呂なんてなんだか贅沢な気分です。




 風呂上がりのコーヒー牛乳を飲んで、あとはひたすらR40を南に向かうだけです。
 いつの間にか、これまで悩まされてきた強風も収まってきました。見渡す限りの麦畑、蕎麦畑、牧草ロールが転がっている牧草地、乳牛の牧場、草原、森。北海道の雄大な風景を楽しみながらバイクを走らせます。
 お昼に音威子府の道の駅でラーメンを食べ、奥さんと一緒に何度も走った美深、名寄、士別を通り抜け、剣淵から道央道をビューン。


 比布大雪PAで美瑛へのスマホナビをセットしました。
 旭川北ICを出て、旭川市街を空港方面に走り、美瑛と上富良野の境にある深山峠のペンション風のホテル「ウッデイライフ」に着きました。ここの小さなコテージが北海道最後の宿泊地です。


 晩ごはんのポークカレーの上富良野ポークのうまかったこと。


 明日の夕方には苫小牧に行かなければなりません。明日もいい天気になりそうです。美瑛の四季彩の丘など、美瑛と富良野をしっかり楽しんで苫小牧に戻ろうと思いました。

本日の走行296km


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北海道最南端最北端縦断ツーリング⑤ 6日目

2022-09-25 23:03:46 | 2022北海道ソロツーリング最南端最北端
最南端~最北端縦断達成(美唄~宗谷岬~浜頓別クッチャロ湖)
<9月7日>
 昨日は立ちごけと台風で散々な日でしたが、今日はいい日でした。
 朝から快晴です。青空が広がっていると本当に気持ちがいい。北海道は空が広いのです。台風の吹き返しの風で強めの風は収まっていませんでしたが、台風一過の青空の下でのツーリングができそうでした。
 美唄を出て、まずは深川のトトロ峠。行って見たかったんです。


 深川ICを出て道道79号で峠を登るとすぐに分かりました。ネコバス、目立ってました。バスの前に向かおうとしたらダートの坂道。しかもそこでUターン。昨日の立ちごけが脳裏をかすめました。坂の途中を慎重にUターンしてバイクをネコバスの前に停めました。おもしろくて、写真撮りまくりでした。


 再び深川ICに戻り、滝川JCTから滝川留萌自動車道へ。留萌で日本海側に出て、小平の道の駅で一休み。それからいつもは通り過ぎてしまう苫前ベアーをバックにパチリ。インスタにアップしたら、フォロワーさんから「夜は目が光ります」の書き込みがありました。真偽のほどはわかりません。本当だったらちょっと怖いかも。


 そのまま北に向かって走ると、今度は羽幌のオロロン鳥のモニュメント。ここ、段差が高いんです。僕はどうしてもペンギンに見えてしまいます。




 天塩の道の駅で名物のしじみラーメンを食べました。女満別のシジミが大きいけれど、ここのシジミは普通サイズでした。


 そして次は今日のハイライトのオロロンライン。オロロンラインに入る手前の長い橋はかなりの横風でした。昨日の暴風警報の風と比べれば屁でもないけど。
 オトンルイ風力発電風車はオロロンラインに入ってすぐの所にあります。オトンルイの風車、これが見納めです。老朽化のため、来春撤去されるそうです。最後の勇姿をしっかりと目に焼き付けました。


 そして北緯45度線モニュメント。地球の3/4だね。


 そしていよいよ最北端の宗谷岬です。
 最南端の白神岬からついに最北端宗谷岬までやってきました。地図で確かめると、ずいぶん遠かったことが分かります。北海道、南北に長いわ。昨日は立ちごけと台風で心が折れそうになりましたが、今日は快晴の空の下で走ることができて最高の気分でした。台風の吹き返しの強風も昨日の暴風警報と比べればそよ風みたいなもの。バイクが風に振られても平ちゃらでした。




 最南端~最北端縦断達成をしっかりと噛みしめ、オホーツク海側を南下しました。
 お決まりのエサヌカ線。地平線から地平線に続く真っ直ぐな道は何度走ってもすごすぎます。日本海側の強風は東側に来れば収まってると思っていましたが、台風の吹き返しの風は日本海側と同じでビュービュー吹いていました。


 午後4時半頃、クッチャロ湖のキャンプ場に着きました。テントを建てるのも大変。風にあおられながら悪戦苦闘で今日の我が家が出来上がりました。




 テントは建ったものの、紙の食器なんて風が強すぎて使い物になりません。初めてテントの中でご飯を食べました。小さなテーブルがちゃぶ台みたいでなんか楽しい。献立は牛丼とたまごスープ。どちらもお湯を沸かすだけでできるので、テント食ができちゃうのです。テントが強風でバタバタ揺れて怖かったけど、テント食はおもしろかったなあ。


 夕食の片付けをして横になったら風の音はゴーゴー、テントはバタバタ。テントが飛ばされるんじゃないかと怖くてたまらん。何度もペグを確認してシュラフに潜りましたが、この調子では、怖くて怖くて今夜は寝れえへんかもしれん。突然の三河弁。
 振り返れば、すっごく楽しい一日でした。今はテントが揺れて揺れて「怖いよ~、助けて~」の心の叫び。
 テントが浮かび上がりそうになったりして、怖くてたまらんと思いながら眠りに就きました。

本日の走行387km


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北海道最南端最北端縦断ツーリング④ 5日目

2022-09-22 23:25:49 | 2022北海道ソロツーリング最南端最北端
 長万部の水柱と最南端到達でいい気分で迎えた5日目でしたが・・・

立ちごけと台風11号による暴風警報で苦行のツーリングであえなくこの日はリタイア!(長万部~美唄)
<9月6日>
 激しい嵐との戦いで壮絶な一日になりました。そもそもその発端は、自分の油断で始まったのですが。
 あわわわわ~
 ガッシャーン!

 宿を出ようとしたところで痛恨の立ちごけ。悲しくなったわ。
 ハンドルを右に切って右小回りでスタートしようとしたその時、こともあろうにエンスト!荷物で重心の高いバイクは、そのまま右側にゴロ~ン。地面に横たわる僕のNinjaを見たらかわいそうになってきました。そして、自分自身の自信をちょっとなくしました。油断大敵だわ。宿の人に手伝ってもらってバイクを起こしましたが、右ミラーが根元からポッキリ折れていました。と同時に、僕の心も折れました。


 カウルとサイドバッグに傷はともかく、右ミラーなしのNinjaは運転しにくそう。左ミラーと目視で後方確認すればなんとかなるだろうとは思いましたが、走り出してみると右後方の死角多すぎ。まともに走れません。


 コースを考え直しました。インターチェンジのすぐ近くにバイク用品店があるところを地図で探しました。そして見つけたのが北広島インター近くの「二輪館」でした。元々、ニセコ、羊蹄山を回ってで北広島に出ようと思っていましたが、今にも雨が降りそう、いや、必ず雨が降る予報の一日なので、せっかくの景色もきっと真っ白な世界になってしまうだろう。いい景色が見られないのなら、このまま道央道で一気に北広島まで行ってしまってもいいんじゃないか。車線変更を極力しないでひたすら走行車線を走れば右ミラーが無くても走れるのではないかと考えました。我ながらいい考えだわ。


 「二輪館」は北広島インターを出てすぐのところにあるので、市街地走行もほとんどないから、なんとか右ミラーなしでも行けるだろう。我ながらいい考えだと思いました。ただ、黒松内ICから北広島ICまでの距離は約210km。ずっと走行車線はつらいだろうなあ。
 R5を黒松内に向けて走っているとやっぱり雨が降り出してきました。立ちごけで片方のミラーのないNinjaの傍らでカッパを着るときのわびしさ。つらかったわ。そして、走り出すのに、ミラーがないとすごく不便で危険でした。
 雨は降り出したもののひどくはならず水滴がシールドに時々付く程度でしたからありがたかった。それでも、台風が近づいてるので天気がよくなることはないだろう。
 黒松内ICから道央道に入ると、しだいに風が強くなってきました。海沿いに出て室蘭辺りからは強風でバイクが振られる振られる。ミラーがあったとしても、追い越し車線は走れんわ。室蘭から苫小牧の間は特に怖かった。朝の立ちごけで自信なくしてるし。それでも、内陸に入ったら、風も多少は弱まってきました。
 それに、時速80km巡行というのもストレスがたまるものです。雨足が弱まっても、右ミラーがないから追い越し車線に出るのは怖いし、我慢するしかありませんでした。そのうちに、のんびり流すのも気持ちがいいかも、と思えてきました。強風にも慣れ、時速80Kmくらいならそれほど怖くなくなっていました。それに、北海道を走ってる~というだけで楽しいからマル、だんだんそう思えてきました。「どんくさいミスと近づく台風。これも楽しんじゃおう。」ただの強がりを心の中で言っていましたが、本当はミラーのないバイクで強風の中の高速走行はとても怖かったのでした。
 お昼少し前に「二輪館」北広島店にたどり着きました。


 「純正品は無理ですが、社外品(ナポレオン)なら1時間ほどで着けることができます。」
とのこと。ほっとしました。
 ミラー修理中に、近くのとんかつ屋でお昼を食べたら、雨は本降りになっていました。風はますます強くなり、いよいよ台風の接近を感じました。


 修理も終わり、またカッパを着、さらにシューズカバーも着けました。


 このまま高速で北に向かってもなあ、高速道路だけの一日になっちやうじゃん。それもつまらないから、雨風が強くても行けるところには行っておこう。そう思い、スマホナビを札幌真駒内のモアイ像にセットしました。前々から一度見てみたかったのです、モアイ像。
 山道とワインディングを走ること20分。たいしたことはないはずなのですが、雨と風の襲われながら知らない道を走ったので、ずいぶん長く感じました。
 おおお~!これ、いいじゃん!
 シールド拭い拭いの山道とワインディングは怖かったけど、来てよかったわ。




 ゲッ、スマホ覗いたら「札幌暴風警報」だと!これは早く札幌を抜けなくては。
 風にバイクを振られながら北広島インターに戻り、旭川方向へとバイクを走らせました。走らせましたが・・・、午前中の強風は道路表示で6m、札幌は更にバイクが左右に振られ、なんと12mの表示。怖いわあと思いながら、ハンドルを持つ手に思いっきり力を入れ、腕を締め、しっかりとニーグリップをし、体をバイクに固定するような感覚で走りました。恐ろしいわあ。
 江別の大平原、雨はそれほどでもなかったので景色はきれいでしたが、風は札幌以上でした。風速12mどころではありません。長い橋の上なんて強風でバイクが斜めになったまま前輪がブレて、ズレるんだよ。半世紀もバイクに乗ってるけど、こんなの恐ろしい経験は初めてです。もう、走りたくない。走るのやめたいよう。体はカチカチに固まっているような感覚でした。
 恐怖で涙出そう。いや、出てたかも。涙をこらえて、強風でブレるバイクをコントロールしながら考えました。もう走るのやめようと。士別か名寄くらいまで行こうと思ってましたが、これは危険すぎると判断し、岩見沢のSAでピットイン。あの暴風の中で僕を抜いていったハーレー氏がいました。


「ハーレーは横風に強いんですか。」
と、僕。
「必死でしたよ~。早く強風から抜けだそうと思って必死になって走ってたんです」
と、彼。
 どちらにしても、軽いバイクはヤバかったかもしれません。僕のNinja650、フロントが風でズレたりしたもん。リアは荷物の加重がかかっていたから、しっかり踏ん張ってくれていました。
 妻といっしょじゃなくてつくづくよかったと思いました。妻のバイクは250。飛ばされちゃったりしてたかも、そうなると僕はやもめだよ。怖い怖い。
 ピットインで今日のツーリングをやめることはできないので、岩見沢の先の美唄で泊まることにしました。
 20分ほどで予約した美唄のゆ~りん館に着きました。まだ4時ですが、辺りは薄暗くなっていました。相変わらず、強風で周りの森全体がゴーゴーとうなっていました。
 今日の走行は途中棄権。リタイアです。部屋の窓から台風の様子を覗っていました。よくまあこんな中を走ったものだ。とにかく「怖かった~」
 しばらく部屋でだらだらと過ごし、6時過ぎに館内のレストランで名物の美唄とりめしを食べ、10時に温泉に入りました。美唄出身の妻推薦の宿だけあって、お湯のつるつるが気持ちよすぎでした。


 グランパスの赤いシャツを着て美唄の温泉をうろうろする僕は、ちょっと浮いている気がしました。


 外の洞窟風呂に入ると、暴風が荒れ狂い、周りの広い森がゴーゴーと恐ろしい音を立てていました。台風が近くを通っています。


 立ちごけミラー無しで始まった今日一日。えらい一日だったわ。これも北海道だ。
本日の走行310km


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北海道最南端最北端縦断ツーリング③ 4日目

2022-09-19 23:22:08 | 2022北海道ソロツーリング最南端最北端
北海道最南端白神岬到着(北斗~長万部)
<9月5日>
 キャンプ場の朝は気持ちがいい。爽やかな空気をおかずに朝ごはんです。
 この日の道南、道央の天気は朝のうち曇り後雨の予報。台風が近づいているから天気が悪くなっていくのは仕方が無い。


 9時に湯の沢水辺公園キャンプ場を出ました。時々シールドに小さな雨粒が付くけどカッパを着るほどではありませんでした。どこでカッパを着ることになるのかなあと思いながら軽快にバイクを進めました。
 知内(しりうち)で北海道新幹線青函トンネルの入り口を見ました。あの穴の先は本州です。ただの穴ではありません。特別なトンネルなのです。


 そしていよいよ第一のミッション、北海道最南端へ。
 ほとんど知られていない白神岬です。初めて宗谷岬を目指した時のあのドキドキ感を思い出しました。R228を走り、福島で海岸に出ると、ドキドキがさらに高まってきました。
 しばらくして白神岬に着きました。北海道最南端という特別な岬なのに小さなパーキングがあるだけで、人っ子一人いません。僕一人だけで最南端の岬に感動していました。






 ここからは、何百kmも先の最北端を目指すのです。わくわく感に包まれていました。
 松前で、日本最北の城松前城に寄ってみました。城の向きも防御も全て南向きの城です。蝦夷を攻める敵は南の海からしか来ないのです。


 松前を出たらただただ日本海側を北に向かうだけです。海岸線が美しすぎます。そして何も走ってない国道。美しいワインディングが僕一人のものなのです。


 調子に乗ってR229をR227と間違えて大幅なタイムロスがあったり、工事で超大回りの迂回路になっていたりで、大雑把な予定より進んでいませんが、距離だけは走っているし、それに気持ちよすぎ。雨は相変わらずたまにシールドに小さな雨粒が付く程度で、完全に雨男を返上しています。
 上ノ国町で名物のヒラメの天丼を食べた以外はほとんどノンストップで北を目指し続けました。


 熊石からR277の山越えで太平洋側の八雲町に抜けました。この旅で最初の峠道らしい峠道を楽しみましたが、所々ウェットになっていてそこは慎重運転です。
 八雲から30kmあまりは道央道の高速走行で、水柱で話題の長万部へ。もう、4時を回っていましたが、ここはやっぱり話題の場所に行かなくちゃ。
 こりゃすごいわ。離れたところからでも分かりました、自然の巨大噴水!


 先月、突然神社の裏山から水が吹き出したのです。ニュースで知って、絶対行かなきゃと思っていました。
 バイクを停め、ヘルメットを脱ぐと、ゴーゴーと地鳴りのような音をたてて勢いよく水が吹き出していました。自然の力と神秘さってすごいわ。


 今日の北上はここまでにしました。結局一度も雨に降られませんでしたが、台風も近づいていて雨模様になるのは確かなので、長万部温泉泊にしました。




 明日の午後から明後日にかけて温低が近づくとのこと。西側からの北上コースを考えていましたが、考え直す必要がありそうです。

本日の走行318km
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北海道最南端最北端縦断ツーリング② 3日目

2022-09-16 23:26:05 | 2022北海道ソロツーリング最南端最北端
苫小牧から南下して北斗へ
<9月4日>
 北海道ツーリング3日目、実質的にはこの日が初日です。
 苫小牧をスタートして、道央道を登別室蘭ICまでビューン。いいわあ、北海道の高速道路。まるで内地の○○スカイラインの高速版。素敵な景色とさわやかな風を感じながら室蘭へ。


 ようやくやって来ました、地球岬。初めてバイクで北海道を訪れて以来、実に33年ぶり二度目の地球岬です。あの時は妻と2台で、今は無き青森~室蘭フェリーで明け方に上陸しました。そして、北海道で最初に訪れた地が地球岬でした。


 水平線が霞んでいて、地球の丸さは感じられませんでしたが、懐かしいやら美しいやら。
 次は、4年ぶり三度目の昭和新山。土色と灰色の山肌からガスが登っています。地球の息吹が感じられます。


 それにしても、北海道なのにあっついわ。ソフトクリームがうまい。
 お昼には少し早いけれど、ここで昼食を摂ることにしました。その名も、噴火カツカレー。普通のカツカレーでしたけどね。


 初日の午前中から、地球は丸い!が感じられる場所と、地球は生きてる!が感じられる場所に行って、気分が盛り上がってきました。
 昭和新山を出たら、ひたすら渡島半島を南下します。


 道東道を120kmほどビューンと走って大沼公園に行きました。
 湖が点在していい景色です。湖畔の店でアイスコーヒーを買って、外のベンチで公園を眺めながら地図を開いてぼっちを楽しみました。


 木古内まで行くと5時過ぎになってテントの設営などが慌ただしくなるから、少し手前の北斗市のキャンプ場に行くことにしました。
 再び道央道に入り、北斗茂辺地ICを出て、途中のコンビニで食料を調達して、と思っていましたが、インターからキャンプ場まで店一つありませんでした。一応非常食を持ってきているし、問題なし!ということで、キャンプ場に着いて場所を決めました。


 湯の沢水辺公園キャンプ場は無料なのによく整備されたきれいなキャンプ場でした。クルマが20台くらいいましたが、みんなとても静かで過ごしやすいキャンプ場でした。
 16時20分に着いたので椅子とテーブルだけ出してまずはお湯を沸かして温かいコーヒーで体を癒します。そして、テントを建てて、荷物をテントの中に入れたら晩ごはんの準備です。と言っても、非常食なので全てお湯を沸かすだけです。
 献立は、温めるだけの炊き込みご飯、温めるだけの牛肉の煮物(牛丼にかけるやつ)、お湯を入れるだけの卵とワカメのスープ、たったこれだけ。これが、自然の中で明るい半月の下で食べると結構うまいのです。
 片付けも簡単です。余ったお湯を捨てるだけ。
 食後のコーヒーを飲んで、テントの中でごろごろ。い~い気持ち。


 明日は最南端白神岬まで行って、それからひたすら北を目指そう。問題は天気です。台風の進路が気になります。
  
         本日の走行318km
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