<7月1日>
毎年僕たち夫婦恒例の北海道弾丸ツーリング第1弾、道東知床2泊3日レンタルバイクの旅に行ってきました。
北海道へは朝4時に起き、7:30羽田乗り継ぎ女満別行きの飛行機で行きます。前日の仕事が遅かったので眠い目をこすりながら中部空港に向かいました。サンドウィッチをかじって朝食にして朝のANAに乗りました。羽田行きは朝しかないのです。
羽田での待ち時間が長い長い。妻と二人、メットとタンクバッグを持って羽田のロビーで女満別行きのエアDoを待ちました。
昼食は11:15発のエアDoの機内で空弁。これが結構うまい。そして、エアDoのオニオンスープは絶品なのです。
女満別空港から北見まで北見バス、北見駅からタクシーでレンタル819の店に行きました。
レブルが2台。驚いたことに、僕の借りるレブルは今日ナンバーを着けたばかりの新車で、オドメーターわずか1km。これから慣らしのまっさらのレブルでした。
午後3時、R39で美幌町まで行き、そこから先はR334。道の駅ノンキーランドひがしもことでトイレ休憩。僕、慣らし運転を忘れていて、普段の650と比べ低速ギアで引っ張りぎみに走っていました。レブルは単気筒250、そうしないと走らないように思えたのです。足を着くステップの位置がよく分からんわと思いながら走っているうちに少しだけ慣れてきました。タイヤの皮剥きも必要ですが、北海道の道はほとんど真ん中しか剥けません。
東藻琴の道の駅を出てしばらくは森の中の一本道、小清水を超えるとそこは大平原のま~~~っすぐな道。ただひたすらまっすぐな道を走り続け、斜里からウトロ方面へと向かいました。とにかく、空が広~い。山以外は全部空。北海道、やっぱりいいわ。
天まで続く道で一休み。さらに進むと左側はオホーツクの海。しかも夕焼けがすごくきれい。空が広いから内地の夕焼けと違って広々とした夕焼けのような気がしました。
道の駅うとろシリエトクで飲み物の調達をして、6時すぎに、予約しておいた僕たち夫婦の知床の年に一度の定宿「酋長の家」に着きました。
気温はほぼ20℃前後で、気持ちのいい130kmでした。
「酋長の家」で、鹿肉、毛蟹、チャンチャン焼きにアイヌの料理と、普段食べられない料理がてんこ盛り。カニなんて、剥くのが面倒だからいつもはいい加減に剥いて食べているのですが、知床の毛蟹だけは別です。無口になって、夢中で剥いてきれいに食べ尽くしました。食後は、アイヌ人の女将さんがアイヌなど少数原住民の実態などの話をいっぱいいっぱい聞かせてくれました。
部屋に戻ったら、次は温泉です。いいお湯ですが、お湯は覚悟していた以上にちんちこちん(ちんちん=熱い、の最上級)。肌が赤くなる~。疲れに効く~で。熱すぎて長くは入っていられませんでした。妻は熱さを覚悟して入ったけど「ちょうどいいお湯だった」なんて言ってたから、男湯と女湯で温度が違ったのかなあ。
朝が早かったから、眠いわ~。
<7月2日>
今日もいい天気でした。青空が広がってます。
朝の知床峠に向かう道。青空に斜里岳がどーんと見え、気持ちいいなんてものではありません。インカムから妻の、
「やめられないね、北海道」
朝の空気を吸いながら知床峠を散策。東に国後がぽっかり浮かんで見えます。斜里岳には所々雪が残っていてとっても素敵でした。
峠を下って羅臼に降りました。純の番屋でコーヒータイム。このひととき、日常では絶対に味わえません。
知床羅臼からR335で標津へ、標津からは森の中のま~っすぐな道を走って、地平線の見える開陽台へ。
「あぶねっ」
シカが飛び出してきた~!轢いちゃう~と思ったところでギリギリセーフ。すぐ後ろを走る妻もインカムで悲鳴。「わあ~~~」
あのシカ、僕とぶつかりそうになってパニクって転んでしまい、妻は前足を轢きそうになりながらギリギリセーフだったようです。「轢いちゃったら後味悪いじゃん。よかった~よけれて。」
その後は、何事も無かったようにまたまた森の中の一本道。写真を撮っていると、いろんな鳥の鳴き声が森に響き渡っていました。フクロウにカッコー、ウグイスによく分からないけど笑い声のような鳴き声。こういうの、いいわあ。
開陽台でお昼にしました。僕はソーセージカレーとミルク、妻ははちみつチーズドッグとミルク。妻の方がおいしそうに見えました。そして、サービスでいただいた知床ドーナッツの「くまごろんドーナッツ」。真ん中の穴の中にくまごろんがはまっていました。これがまた新鮮なミルクとよく合いました。
地平線をしっかりと眺めて、またまたま~っすぐな道をいっぱい走って、またまた地平線の見える多和平へ。
地平線なんて、日本では北海道でしか見られません、たぶん。これだけま~っすぐな道を走れるのも、日本では北海道でしか体験できません、たぶん。北海道、サイコー!
多和平では、羊や牛たちが放牧されていました。スマホのカメラを構えて「こっち向いて」と言ったら、すぐ前の牛さん、ちゃんとこっちを向いてくれました。ここでもしっかりと地平線を目に焼き付けて、坂を下りました。
弟子屈のホクレンのスタンドで燃料補給。ここでホッカイダーのあこがれ、ホクレンフラッグをゲットしました。道東は緑。弾丸第2弾で道北を予定しているので、そこで赤いフラッグをゲットし、9月のソロ・ツーリングで黄色を手に入れれば完璧、なんて思っちゃいました。
そして、最後は道東へ行ったら絶対外せない美幌峠へ。屈斜路湖を見下ろすワインディングを駆け上ります。
道の駅ぐるっとパノラマ美幌峠にバイクを停め、石段を登った先の平たい岩が僕たちの指定席です。眼下には屈斜路湖と、その真ん中の中島。この景色、僕は日本一だと思っています。
美幌町に下りるR243も絶景続きです。
午後5時過ぎに北見に戻り、レンタルバイクのレブルを返しました。その時にはすっかり体がレブルになじんでいました。こうして、わずか一日半の北海道ツーリングが終わりました。そして、東横INN北見駅前でセコマのコンビニ弁当を食べながら二人でこの二日間を振り返りました。
<7月3日>
最終日は帰るだけの日です。朝のANAで女満別空港から新千歳乗り継ぎ便を使って、中部空港に着いたのが午後1時30分。2時にはジムニーに乗り込み、雨の伊勢湾岸をビューンと走り、3時には帰宅。あっけないものです。
2泊3日の弾丸知床ツーリング、天気にも恵まれ、愉快で愉快でたまらない旅になりました。
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毎年僕たち夫婦恒例の北海道弾丸ツーリング第1弾、道東知床2泊3日レンタルバイクの旅に行ってきました。
北海道へは朝4時に起き、7:30羽田乗り継ぎ女満別行きの飛行機で行きます。前日の仕事が遅かったので眠い目をこすりながら中部空港に向かいました。サンドウィッチをかじって朝食にして朝のANAに乗りました。羽田行きは朝しかないのです。
羽田での待ち時間が長い長い。妻と二人、メットとタンクバッグを持って羽田のロビーで女満別行きのエアDoを待ちました。
昼食は11:15発のエアDoの機内で空弁。これが結構うまい。そして、エアDoのオニオンスープは絶品なのです。
女満別空港から北見まで北見バス、北見駅からタクシーでレンタル819の店に行きました。
レブルが2台。驚いたことに、僕の借りるレブルは今日ナンバーを着けたばかりの新車で、オドメーターわずか1km。これから慣らしのまっさらのレブルでした。
午後3時、R39で美幌町まで行き、そこから先はR334。道の駅ノンキーランドひがしもことでトイレ休憩。僕、慣らし運転を忘れていて、普段の650と比べ低速ギアで引っ張りぎみに走っていました。レブルは単気筒250、そうしないと走らないように思えたのです。足を着くステップの位置がよく分からんわと思いながら走っているうちに少しだけ慣れてきました。タイヤの皮剥きも必要ですが、北海道の道はほとんど真ん中しか剥けません。
東藻琴の道の駅を出てしばらくは森の中の一本道、小清水を超えるとそこは大平原のま~~~っすぐな道。ただひたすらまっすぐな道を走り続け、斜里からウトロ方面へと向かいました。とにかく、空が広~い。山以外は全部空。北海道、やっぱりいいわ。
天まで続く道で一休み。さらに進むと左側はオホーツクの海。しかも夕焼けがすごくきれい。空が広いから内地の夕焼けと違って広々とした夕焼けのような気がしました。
道の駅うとろシリエトクで飲み物の調達をして、6時すぎに、予約しておいた僕たち夫婦の知床の年に一度の定宿「酋長の家」に着きました。
気温はほぼ20℃前後で、気持ちのいい130kmでした。
「酋長の家」で、鹿肉、毛蟹、チャンチャン焼きにアイヌの料理と、普段食べられない料理がてんこ盛り。カニなんて、剥くのが面倒だからいつもはいい加減に剥いて食べているのですが、知床の毛蟹だけは別です。無口になって、夢中で剥いてきれいに食べ尽くしました。食後は、アイヌ人の女将さんがアイヌなど少数原住民の実態などの話をいっぱいいっぱい聞かせてくれました。
部屋に戻ったら、次は温泉です。いいお湯ですが、お湯は覚悟していた以上にちんちこちん(ちんちん=熱い、の最上級)。肌が赤くなる~。疲れに効く~で。熱すぎて長くは入っていられませんでした。妻は熱さを覚悟して入ったけど「ちょうどいいお湯だった」なんて言ってたから、男湯と女湯で温度が違ったのかなあ。
朝が早かったから、眠いわ~。
<7月2日>
今日もいい天気でした。青空が広がってます。
朝の知床峠に向かう道。青空に斜里岳がどーんと見え、気持ちいいなんてものではありません。インカムから妻の、
「やめられないね、北海道」
朝の空気を吸いながら知床峠を散策。東に国後がぽっかり浮かんで見えます。斜里岳には所々雪が残っていてとっても素敵でした。
峠を下って羅臼に降りました。純の番屋でコーヒータイム。このひととき、日常では絶対に味わえません。
知床羅臼からR335で標津へ、標津からは森の中のま~っすぐな道を走って、地平線の見える開陽台へ。
「あぶねっ」
シカが飛び出してきた~!轢いちゃう~と思ったところでギリギリセーフ。すぐ後ろを走る妻もインカムで悲鳴。「わあ~~~」
あのシカ、僕とぶつかりそうになってパニクって転んでしまい、妻は前足を轢きそうになりながらギリギリセーフだったようです。「轢いちゃったら後味悪いじゃん。よかった~よけれて。」
その後は、何事も無かったようにまたまた森の中の一本道。写真を撮っていると、いろんな鳥の鳴き声が森に響き渡っていました。フクロウにカッコー、ウグイスによく分からないけど笑い声のような鳴き声。こういうの、いいわあ。
開陽台でお昼にしました。僕はソーセージカレーとミルク、妻ははちみつチーズドッグとミルク。妻の方がおいしそうに見えました。そして、サービスでいただいた知床ドーナッツの「くまごろんドーナッツ」。真ん中の穴の中にくまごろんがはまっていました。これがまた新鮮なミルクとよく合いました。
地平線をしっかりと眺めて、またまたま~っすぐな道をいっぱい走って、またまた地平線の見える多和平へ。
地平線なんて、日本では北海道でしか見られません、たぶん。これだけま~っすぐな道を走れるのも、日本では北海道でしか体験できません、たぶん。北海道、サイコー!
多和平では、羊や牛たちが放牧されていました。スマホのカメラを構えて「こっち向いて」と言ったら、すぐ前の牛さん、ちゃんとこっちを向いてくれました。ここでもしっかりと地平線を目に焼き付けて、坂を下りました。
弟子屈のホクレンのスタンドで燃料補給。ここでホッカイダーのあこがれ、ホクレンフラッグをゲットしました。道東は緑。弾丸第2弾で道北を予定しているので、そこで赤いフラッグをゲットし、9月のソロ・ツーリングで黄色を手に入れれば完璧、なんて思っちゃいました。
そして、最後は道東へ行ったら絶対外せない美幌峠へ。屈斜路湖を見下ろすワインディングを駆け上ります。
道の駅ぐるっとパノラマ美幌峠にバイクを停め、石段を登った先の平たい岩が僕たちの指定席です。眼下には屈斜路湖と、その真ん中の中島。この景色、僕は日本一だと思っています。
美幌町に下りるR243も絶景続きです。
午後5時過ぎに北見に戻り、レンタルバイクのレブルを返しました。その時にはすっかり体がレブルになじんでいました。こうして、わずか一日半の北海道ツーリングが終わりました。そして、東横INN北見駅前でセコマのコンビニ弁当を食べながら二人でこの二日間を振り返りました。
<7月3日>
最終日は帰るだけの日です。朝のANAで女満別空港から新千歳乗り継ぎ便を使って、中部空港に着いたのが午後1時30分。2時にはジムニーに乗り込み、雨の伊勢湾岸をビューンと走り、3時には帰宅。あっけないものです。
2泊3日の弾丸知床ツーリング、天気にも恵まれ、愉快で愉快でたまらない旅になりました。
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