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北海道だ~い好き❤バイクはカワサキ☆クルマはレクサスCTとタウンエース(キャンカー)とジムニー☆キャンプと鉄道も好き

超話題の車トヨタ・アクアとトヨタ初の軽ピクシスを見た

2012-01-29 17:36:02 | クルマの部屋

 今月はじめのことですが、仕事始めの翌日1月5日の帰りに、他校のT先生と豊田市街地の某喫茶店に行ったのです。喫茶店に着き、友達のT先生と駐車場にいたら、な、な、なんと黄色のトヨタ・アクアが入ってきました。なぜか「横浜」ナンバーでした。アクアと言えば、発売されたばかりの話題のコンパクト・ハイブリッドカーです。発売前から予約でいっぱいになっていて、今注文しても3か月待ちとか4か月待ちとか言われている話題のニューカーです。1か月で10万台の予約があったとも聞いています。そんなクルマをディーラーでの発表会前に目にすることがPhoto できたなんて、超ラッキーです。正直、信じられませんでした。
 第一印象は、思いっきり「マル」でした。一目でハイブリッドと分かるデザインで、新型ヴィッツを少し伸びやかにした感じという印象を受けました。ぱっと見て、かっこいい!と思いました。ハイブリッド車にあまり興味のない僕ですが、アクアなら乗ってみてもいいかなと思ったほどです。日本の道路はいつの間にかプリウスだらけになっていますが、アクアの登場で、ますますハイブリッド人気に拍車がかかることでしょう。
 ただ、今のコンパクトカー・クラスのクルマは、ハイブリッド車を買わなくても燃費は十分いいはずです。だから、考え方によっては、ヴィッツでもいいかなとも思います。ヴィッツはヨーロッパ市場で戦う出来のいいクルマです。ハイブリッド車はクリーンな排気で環境にいいと言われれば、「アクアがいいですよ」ということにはなります。そのへんのことはともかく、久しぶりにぱっと見た瞬間「いいクルマだなあ」と思うクルマに出会いました。黄色いアクア、すごくかっこよかったです。
 これできっと、わずか数か月でアクアだらけになってしまうんだろうなあ。
 先週の木曜日の出勤の時には、トヨタ初の軽自動車ピクシスを見てしまいました。豊田市からみよし市に入ったところで、僕はコンビニから出てきた軽ワゴン車の後ろについたのです。すると、燦然と輝く「トヨタ・マーク」がど真ん中に。初めてトヨタの軽を見ました。トヨタ・ピクシスです。ダイハツのムーブ・コンテのOEMで、たぶんマークだけが「トヨタ」のはずです。つまり、完全にダイハツのクルマなのですが、妙にトヨタ・マークが似合っていました。むしろ、ムーブ・コンテより高級に見えたほどです。エンブレムひとつで、案外イメージは変わるものだなあと思いました。
 値段はどうなのか気になりました。見た感じはトヨタ・マーク以外はダイハツ・ムーブ・コンテと同じに見えました。本当の違いはよく分かりませんが、ぱっと見て、とてもいい感じだったことは確かです。ひょっとしてトヨタ・ブランド代が加わって、ダイハツより少し高かったりして。それでも、ちょっとの価格差だったら、ピクシスの方がいいかも、と思いました。
 他にも、ハイゼットをベースにしたピクシスのバンとトラックもラインナップされています。トヨタ・マークがつくことによって「ただの軽トラ」とは違って見えるかもしれません。ほんの少し豪華に見える軽トラ・・・だったりして。
 今年に入って、めずらしいトヨタ車をたて続けに見てしまいました。3750万円也のレクサスLFAに出会えるのも時間の問題かも。

 なお、掲載したオレンジ色のアクアの写真は、名古屋トヨペットの広告として公開されているもので、僕が見たアクアではありません。他人のクルマの写真を勝手に載せることもできないので、一般公開されている写真を使用しました。


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ローバーミニ冬仕様とオドメーター90000㎞

2012-01-21 23:41:27 | ローバー・ミニの部屋

 去年の3月に趣味のミニチュアカー集めの延長で買ったローバーミニが、初めての冬を迎えています。
 温暖な愛知県ですから、この冬はいまのところまだ一度も雪が積もっていませんが、たまの雪の日でも安心して走れるように、1月のはじめにタイヤをスタッドレスに履き替えました。145/80-12という軽トラ並みの細くて小さいサイズですから、中古アルミホイールと組んで、はめDscf2165 替え・バランス料込みでも4本でたったの65000円でした。ファーストカーのメルセデスCLKのリアタイヤ(255/35-18)1本分の値段です。しかも、銘柄はブリジストンのブリザック。国産の一流品です。
 びっくりしたのは、重ステがかなり軽くなったことです。パワステ並みとまではいきませんが、通常の運転がすごく楽になりました。妻が運転する回数も増えました。
 愛知の過酷な夏を快適に過ごせた旧型ミニです。今のところ、過酷ではありませんが冬もDscf2166 快適です。
 今週の月曜日(1月16日)に仕事から帰ったら、ちょうど家のガレージの入り口で旧ミニのオドメーターが90000㎞になりました。0がいくつも並ぶというのは、なぜか気分がいいもので、ガレ^ジの入り口にミニを止めると家に入ってカメラを持ち出し、0が並んだメーターの写真を撮りました。
 去年の3月はじめに99年式の中古(大古?)のミニを買った時が約82000㎞だったので、これで8000㎞ほど走ったことになります。意外かもしれませんが、ノントラブルです。それどころか、快調すぎて怖いくらいです。メルセデスCLKにも乗っていますが、今では完全にローバーミニが僕のファーストカーになっています。通勤も、ちょい乗りも、ドライブも、VOXYも含めた所有する3台の中で優先順位は1位になっています。
 ドレスアップ・パーツが豊富なのも楽しさの一つになっています。しかも安いパーツが多く、お小遣いでなんとかなりそうな数100円から数千円でちょっとしたドレスアップができてしまいます。自分だけのミニを作り上げていくことができるのです。
 気をつけているのは3000㎞ごとのオイル交換と簡単な点検、走り出す前の5分程度のDscf2172 暖気、ATミッションに大きな負担がかからないような緩やかなアクセル・ワークくらいです。
 ミニは、長く、長~く乗ろうと思って買った、20年以上も前からの夢だったクルマです。買ってよかったとつくづく思います。7年前に無理してメルセデスCLKを買ったことをちょっとだけ後悔しています。
 先日、豊田市稲武地区(旧稲武町;長野県との県境の町)に氷瀑があるというニュースを見ました。豊田市も合併で広くなったものです。スタッドレスタイヤに交換したことですし、今週末か来週末あたりに、ミニでちょっと行ってみようかなあと思っています。

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2012正月 松本城と信州美ヶ原温泉のお正月ドライブ

2012-01-18 23:31:34 | クルマでドライブの部屋

<1月2日>
 1月2日と3日は、妻の両親と信州松本へ温泉ドライブに行く予定でした。ところが、元日の夜から腰が痛いと言っていた妻の父が、歩くことさえつらい症状になり、急きょ僕たち夫婦と妻の母の3人だけで出かけることになりました。父は前日もすごく楽しみにしていたらしく、Dscf2163 母の話では、眠れないといけないから枕まで準備していたとのことでした。それだけにすごく残念でしたが、腰の痛みを我慢してまでいっしょに連れて行くわけにはいきません。父一人を残し、VOXYに3人が乗り込み、豊田市の妻の実家を出ました。
 10時に実家を出て、豊田松平ICから東海環状道に入り、そのまま土岐JCから中央道を走って中津川ICで出ました。思った以上に道はすいていて、高速道路も、インターから出てからのR19も、ずっと快適に走り続けることができました。それでも、道の駅などはお正月休みで混雑しているかもしれないと思い、南木曾町のコンビニでお弁当を買い、大桑村須原宿付Dscf2130 近のスポーツ公園の駐車場にVOXYを止めて、3列目のシートと2列目の片側のシートにアレンジして、3人でコンビニ弁当でお昼にしました。妻と母はとても仲がいいので、クルマの中で食べるコンビニ弁当もなんだかとても楽しそうでした。僕もおいしくいただくことができました。
 いつもは荒々しい木曽川も、水量が少なく、ごろごろした白い大きな岩ばかりが目立っていました。このR19は、バイク・ツーリングでよく利用する道です。上松町の小野の滝などは、決まってバイクを止めて休憩するポイントになっています。今日は、横目で見ながら通り過ぎましたが、気のせいか滝の水量も少なく見え、夏の滝よりも豪快さが足りなかったような気がしました。
 最初の目的地は中山道奈良井宿です。駐車場にVOXYを止め、昔のまま残されている宿場町の通りを3人で歩きました。南北に延びる街道筋の通りは、まるで江戸時代にタイムスリップしたような町並みです。それにも増して僕が好きなのは、南を見ても北を見ても、その先にあるのは深い山です。それが、いかにも中山道の宿場町を象徴しているようで、僕のおDscf2133 気に入りの宿場町なのです。これまでに3,4回奈良井の民宿に泊まりましたが、民宿というより旅籠と言った方がいいような雰囲気なのです。
 妻は、旧家の店ですてきなブローチとピアスを買いました。そして、おしゃれな喫茶店に入り、妻と母はコーヒーを、僕はぜんざいをいただきました。おいしいコーヒーも飲みたかったのですが、缶コーヒーを飲みながら運転していたので、お正月らしくぜんざいを選んだのです。妻は、コーヒーを飲みながら買ったばかりのブローチとピアスを身につけ、うれしそうにしていました。
 奈良井を出て、再びR19を北に向かい、塩尻から長野道を走って松本ICで降りました。いつもながら、松本市内は混雑していました。長野県の代表的な都市ですから、混雑するのは覚悟の上でした。松本市街地を東に横切って3㎞ほど走り、午後4時くらいに今夜の宿、信Dscf2138 州美ヶ原温泉の「ホテルニューことぶき」に着きました。
 1時間ほど部屋でおしゃべりをしたりしてくつろいだ後、5時頃に妻と母がお風呂に行きました。僕はテレビを見ながら部屋で留守番です。晩ご飯は7時ということでしたから、2人が戻ってもしばらくは部屋でごろごろし、6時頃にお風呂に行きました。
 「熱っ。」
 思わず声が出そうになりました。そっと体を沈めていくと、この熱さが心地よくなってきました。その後、外に出て露天風呂に入りました。外の方が気持ちぬるめの感じがしました。ぬる好きの僕にはちょうどよく、いつもより長めに浸かっていました。
 晩ご飯は、信州特産の料理でした。義父の分をキャンセルしたのがこの日の朝だったので、当日のキャンセルはきかないため料理も4人分でした。そこで、おいしい料理は父の分も食べることにし、僕が約半分、妻が2割、母は自分の分で精一杯ということで、父の分の7割くらいは平らげてしまいました。信州と言えばそばです。料理長が打ったというそばはまさに逸品でした。父の分は僕と妻で取り合いになったほどです。ただ、3人ともおなかがいっぱいになり、おいしそうな山の幸の釜飯があまり食べられませんでした。仲居さんにお願いして、残った釜飯をおにぎりにしてもらいました。
 寝る前に、もう一度温泉に入りました。露天風呂の方が僕にはちょうどよい熱さと分かっていたので、迷わず外に出ました。僕は行った時には、露天風呂には誰もいませんでした。Dscf2141 外に出た瞬間は「さぶっ!」、お湯に入って「熱っ!」。寒いはずです。真冬の信州なのですから。
 温泉のおかげで体は中からぽかぽか温まり、気持ちよく眠りに就きました。


<1月3日>
 朝にもう一度温泉に入ろうと相談していたのですが、布団の中があまりにも気持ちよく、3人ともすぐには布団から出られませんでした。
 8時に朝ご飯をいただき、9時過ぎにチェックアウトしました。そして、朝のコーヒーが飲みたかったので、ロビーでおいしいコーヒーをいただいたり、売店でお土産を買ったりして、しばらくのんびりと過ごしてから旅館を出ました。
 最初の目的地は、もちろん松本城です。母は、40年ぶりくらいと言っていました。お城近くの駐車場にVOXYを止め、歩いてお城に行きました。西側から入りましたが、その美しさはすばらしいものです。お堀を通して見る松本城の天守閣は、日本一と言われる姫路城にも匹Dscf2144 敵するほどの美しさを放っています。からす城と称されるように黒い板壁が青い空にくっきりと映え、見とれてしまいます。
 僕はふるまわれていた豚汁を、妻は甘酒をいただき、催されていた和太鼓を聴きながら、天守閣をながめました。ちなみに、豚汁は250円、甘酒は100円でした。
 11時過ぎに松本城を後にし、県道63号線で塩尻に向かいました。県道63号線は、松本盆地を右に見ながら走る道です。市街地の向こう側には頂に雪を被った山々が連なり、すてきな景色が広がっていました。
 塩尻からは往路と同じR19を南に向かいました。
 お昼ご飯の時間になってきました。予定では、信州そばの店に入って名産のそばを味わDscf2150 うつもりでしたが、昨日の夜の釜飯のおにぎりがあります。木曽町のコンビニでおかずのコロッケと卵焼きを買い、旧三岳村の道の駅の駐車場で、またまた昨日のお昼と同じようにVOXYの車内で食べました。なんとなくアウトドアっぽくて楽しくなります。
 次の目的地は、霊峰御嶽山の麓の神社です。3人で初詣をすることにしていました。ところが、カーナビで検索すると「御嶽神社」にはナントカ宮と名の付くいくつもの神社がありました。物知りの義父がいれば、どの宮が一番御利益があるか選んでくれると思いますが、父は家で留守番です。そこで、行きやすそうな「里宮」を選びました。
 道の駅のある県道20号線に沿って走れば里宮に着きます。国道を離れると、道の両脇には雪が積もっていていい雰囲気です。信州らしい田舎道を、カーナビに従って走りました。
 御嶽神社里宮は広い駐車場のあるちょっと大きめの神社でした。ところが、鳥居の先は見渡す限りの急な階段でした。僕も登りたくないと思いましたが、なによりも80歳に近い母を登らせるわけにはいきません。そこで、すぐ近くの若宮に行くことにしました。
 御嶽神社若宮は、狭い坂道を車で数100mほど登った所にありました。部分的に雪が積もっていたので、4WDに切り替えて登りました。狭い駐車場にVOXYを止めましたが、辺りDscf2154 に人の気配がしません。鳥居をくぐっても、神社の森はひっそりとしていて、人っ子一人いないのです。茅葺きの由緒ある神社のように見えましたが、正月3日に誰もいないというのは寂しいものです。それでも、本殿に灯りは点いていました。少し高台にあるため、雪を被った御嶽山がよく見えます。なんとも存在感のある立派な山です。誰もいないとは言え、霊峰御嶽に見守られてのお参りですから、御利益がないはずがありません。3人でしっかりと手を合わせました。
 御嶽神社でお参りをし、御嶽山をながめた後は、家路につくだけです。旧三岳村から上松町に出る山道で、再びVOXYを4WDに切り替えました。スタッドレスタイヤだけで十分な程度の雪でしたが、せっかく4WD車を選んだのですから、安全のためにもちょっとだけ四駆でDscf2157 走りました。
 山の中の狭い雪道は上松町の桟の湯の交差点でR19に合流しました。
 バイク・ツーリングでの休憩場所にしている小野の滝をどうしても見たかったので、2人の反対を押し切って滝の脇のパーキングにVOXYを止めました。そして、3人で小野の滝をながめました。滝の半分は凍っていて、残りの半分だけが滝になっていました。往路であまり豪快に見えなかったのは、水量が少ないだけでなく、凍っていたからでした。凍った滝というのもめずらしく、しっかりとカメラに収めてきました。
 夕方からUターンラッシュで渋滞が予想されていたので、早めに中津川ICに行き、中央道~東海環状道で豊田に向かいました。中央道では、クルマはかなり多くなっていましたが、Dscf2160 制限速度前後の速度で流れていました。
 午後4時には鞍が池PAの出口で出て、妻の実家に帰りました。留守番の父を含め、4人でおせちをつつきながら、たくさん土産話をしました。父はとても残念そうにしていましたが、またいつか、腰の調子が戻ったら、4人で出かけたいと思いました。

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2011冬の 岡山湯郷温泉・神戸六甲・福知山市動物園の旅

2012-01-05 23:46:03 | クルマでドライブの部屋

<12月23日;天皇誕生日>
 天皇誕生日の23日、10時40分頃にスタッドレス・タイヤを装着した4WDのトヨタVOXYで豊田の自宅を出ました。東海環状道豊田松平ICから伊勢湾岸道、東名阪、新名神、名神、京滋バイパス、名神、中国道を乗り継ぎ、岡山県の美作ICまで一気に走り、湯郷温泉に着いたのが4時少し前でした。新名神の土山SAで昼食をとり、中国道の名塩SAでコーヒー休憩をとっただけで、四日市IC付近の日常的な渋滞以外はずうっとい~い気持ちで走り続けまDscf2078 した。
 湯郷温泉は、美作ICからものの5分ほどの所にあり、案内標識も分かりやすく、カーナビの助けもあって迷うことなくたどり着きました。予約しておいた旅館「竹亭」は温泉街のほぼ中心の高台にあり、旅館街が一望できる大きな旅館でした。
 1時間ほど部屋でごろごろした後、フロントで「湯めぐりコースター」を900円で買い、温泉街に繰り出しました。「湯めぐりコースター」は、湯郷温泉旅館の3つのお風呂に入ることができるパスポートのようなものです。ちなみに、どこの旅館の日帰り入浴の料金は1回600円Dscf2082 なので3つ入れば半額で入れることになります。
 まずは、湯郷温泉で一番大きな旅館「湯郷グランドホテル」の温泉に入りました。広い温泉でしたが、人も多く、とても活気にあふれたお風呂でした。ただ、僕の隣に入ってきた人が肩から腕全体に青っぽい色の細かなレトロチックな模様の入った人だったので、しばらくして外湯に移動しました。
 露天風呂は内湯よりも熱かったのですが、ぬるめのお湯好きな僕でも、内湯に入ってから熱いお湯に入ったので、なんだかいい感じがしました。すると、さっきの肩から腕にかけて模様の入った筋肉質の強面の人がまたまた隣に入ってきました。ちょうど、これ以上入ってDscf2083 いたらのぼせてしまいそうなタイミングだったので、再び内湯に移動し、少ししてから出ました。クリスマス寒波で外気は3℃しかありませんでしたが、さすがは温泉の湯です、体の内側からぽかぽかしてきました。
 2つ目は、「竹亭」に戻る途中の旅館「にしき園」の温泉に入りました。高級そうな和風の旅館でした。お風呂も落ち着いた感じで、ゆったりと入ることができました。無色透明のお湯ですが、ほんのりと香る温泉のにおいが心を落ち着かせてくれます。そして、すっかり暗くなった旅館街を妻と2人でげたの音を響かせて「竹亭」に向かって歩きました。
 晩ご飯は個室でカニすきでした。カニは剥くのが面倒なのですが、山陰のカニは味がDscf2088 濃く、おいしくいただきました。
 寝る前に、「竹亭」の温泉に入り、もう一度体の内側から温めて眠りに就きました。
<12月24日:クリスマスイブ>
 9時半にチェックアウトし、コーヒーのサービス券でおいしいコーヒーをいただきました。午前中は、温泉街の散策です。湯郷温泉のホームページにモデルコースとマップがあったので、あらかじめ家でプリントアウトしてきました。
 チェックアウトの時に、フロントで各館共通入場券を買い、まずは「鉄道模型・レトロおもちゃ館」に入りました。HOゲージの鉄道模型は、マニアにはたまらない魅力でしょう。広いジオラマの中を、田舎の風景の中では国鉄時代の古い電車やSLが、都市部の風景の中を新幹線や新しいタイプの電車が走っていました。妻はいつの間にか椅子に座り込んでジオラマを眺めていました。妻が、思いのほか鉄道に、とりわけ新幹線のドクターイエローに夢中になっていたのにはびっくりしました。また、43分の1スケールのミニカーもたくさん展示してありDscf2090 ましたが、これは僕のコレクションも負けていません。僕も、200台以上のミニカーを収集しています。僕は、1分の1スケールの公道を走れるミニカー「ローバーミニ」も持っているのですから。
 次に行ったのが「現代玩具博物館・オルゴール館」です。オルゴール独特のアナログ音源の音色がとても素敵でした。おもちゃ館のおもちゃも、不思議な積み木などを実演で紹介されていて、なかなか興味深いものでした。3つ目は「昭和館」です。はっきり言ってガラクタ集めのようなものでしたが、ブリキのおもちゃ、昔のまんが本、古い道具類など、昭和人の僕の年代にはなつかしい品々だらけでたまりませんでした。
 散策の最後は、昨日の「湯めぐりコースター」の3つ目の温泉「鷺温泉館」に入りました。日帰り温泉施設で、のんびりと最後のお湯を楽しみました。当然、湯上がりはコーヒー牛乳Dscf2091 です。
 クリスマスイブということで、小さなおしゃれなケーキ屋さんでお昼ご飯にしました。もちろん、食後はクリスマス・ケーキです。
 湯郷温泉街の散策は、どこを歩いてもとてもひっそりしていて、道行く人がほとんどいなかったのですが、プチ博物館に入ると案外多くの人で賑わっていました。残念だったのが、女子サッカーなでしこリーグのクラブチーム湯郷ベルのグッズをあまり見かけることがなかったことです。サッカー大好き人間の僕は、なでしこJAPANのワールドカップ優勝ブームもあり、すごく楽しみにしていました。それでも、観光案内所に1枚だけ残っていたメンズのTシャツを手に入れることができました。バッジ類やステッカー類などもあれば欲しかったです。
 湯郷を出て中国道、北六甲道路を経由して神戸六甲山に着いたのが4時少し前でした。お気に入りのオルゴール館「ホール・オブ・ホールズ」に行き、オルゴールなどの大型の自動Dscf2097 演奏装置のアナログ音の音楽を楽しみ、予約してある六甲山ホテルに行きました。
 チェックインをすませ、お目当てのクリスマス礼拝に参加しようとしたら、
「5時からですから、今はじまったところです。」
と言われました。てっきり例年どおり6時からと思っていたので、荷物をフロントに預けて大急ぎでホテルの庭のチャペルに向かいました。
 教会では、賛美歌を歌ったり、聖書を読んだり、牧師さんのお話をお聞きしたりしてクリスマスらしいひとときを過ごしました。結婚以来、ほぼ毎年クリスマスはここで過ごしています。僕たち夫婦の年末の恒例行事です。教会でのひとときを過ごすと、この1年間の無事をうれしく感じるのです。それほど信仰心の強い僕ではありませんが、この時ばかりは「神に守らDscf2100_2 れて・・・」と思えてきます。
 晩ご飯は、夜景の見えるレストランでジンギスカンです。牛肉とマトンでお腹を満たしま した。
<12月25日;クリスマス>
 今日の目的地は子ザルのみわちゃんがいる福知山市動物園です。六甲山を下り、六甲北道路で中国道西宮北ICへ、そして、中国道、舞鶴道を乗り継ぎ、福知山ICで出ました。
 動物園は三段池公園内にあります。広い公園で、体育館や武道場、科学館や植物園などがあり、駐車場から動物園までの散策路をぶらぶらと公園の景色を見ながら歩くことになります。大雪注意報が出ていたわりにはここまでほとんど雪を見ることはありませんでしたが、やっと少しパラついてきました。
 「えっ、これなの?福知山市動物園って!」
 予想をはるかに超える小さな小さな動物園でした。とても全国区人気の子ザルのみわDscf2103 Dscf2116 ちゃんのいる動物園とは思えませんでした。なんと言っても、飼われている動物はウサギやニワトリ、ブタ、ヒツジ、ヤギなどほとんど家畜の類でした。一番大きな動物がロバなのですから。
 入ってすぐの手作りっぽい檻に、みわちゃんとイノシシがいっしょにいました。みわちゃんがうり坊の背中に乗って、ロデオのようにして園内を走り回ることで全国的に有名になったのですが、今はうり坊が大人になり立派なイノシシになったため、危険なので園内を走り回ることはしないようにしているそうです。それでも、イノシシとニホンザルのみわちゃんは同じ檻の中でいっしょに仲良く暮らしていました。落ち着きのないみわちゃんは、よくそのイノシシを踏み台にして、檻の高い所へジャンプしていました。それでもイノシシは怒ったりはしません。2匹は仲良しなのです。
 ひととおり動物を見て回り、再びみわちゃんの檻の前に戻ると、ちょうどお風呂の時間になりました。飼育員のおじさんに抱かれ、お湯の入ったバケツの中に入れられると、いたずらサルのみわちゃんもすっかりおとなしくなり、気持ちよさそうな顔をしてお湯につかっていました。人間と同じです。時々のけぞるような仕草をしたりして、本当にかわいいおサルさんでしDscf2111 た。その姿は、全国的に有名になったサルとは思えないくらい素朴な感じがして、かわいくてかわいくて、動物園を出るのが寂しい気がしていました。とてもローカルな、派手さがまったくない、ゾウもキリンもライオンもいない、地味な動物園でしたが、だからこそみわちゃんはのびのびとイノシシといっしょに暮らしていられるのかもしれません。
 公園のレストランで食事を済ませ、クリスマスの雪景色を見たくて、舞鶴道~若狭道を走って小浜まで行きました。さすがに日本海側の町です。大雪注意報も出ていて、しっかりと雪景色になっていました。
 北陸道敦賀ICまで来ると、道路にも積雪があり、雪は一段と強まってきました。高速道路のクルマのペースはとても遅く、米原JCまでほぼノロノロ状態でした。大きめのアラレ、小さなヒョウといった感じの雪も強く降ってきて、クルマに当たる音も大きくなってきました。雪道に対する覚悟を楽しみに変え、長く雪景色を見ていられると思い、のろのろ運転を楽しんで帰ってきました。さすがに時速30㎞から50㎞の高速道路ですから時間はかかりました。それDscf2119 でも、7時には豊田の自宅に着きました。
 湯郷温泉の湯めぐりと温泉街の散策、六甲の教会でのイブの夜、かわいい子ザルのみわちゃんのいる動物園、そして山陰の雪景色・・・。おもしろい3日間でした。

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