岐阜県飛騨地方は標高も高く、例年10月下旬くらいから紅葉が見頃になるとのこと。秋色に染まった白川郷の合掌集落なんて、きっといい感じなんだろうなあ。そう思うと、すぐに出かけられるのがキャンカー旅。思いついたのは水曜日。小型キャンカー、シュピーレンの出番です。
木曜日の夜は一晩中サブバッテリーを充電し満充電にしました。一晩中暖房を入れて、さらに冷蔵庫に照明など、走行充電で大丈夫とは思いましたが、念のためしっかり充電しておくことにしました。
金曜日の夕方に家を出て、道の駅「白川郷」で仮眠し、土曜日の朝イチで秋の合掌集落を散策する作戦です。
<10月23日>
荘川まで豊田松平インターから東海環状と東海北陸道でビューン。夜の高速は空いていて走りやすい。
荘川の道の駅「桜の里荘川」に寄って飛騨牛丼で晩ごはんです。これがまたお肉が柔らかくてうま~い。1400円は高いけど、宿泊費はタダだし、こんな時しか飛騨牛の牛丼なんて食べられない。
飛騨牛丼でお腹がいっぱいになったら併設する「桜香の湯」でお風呂。荘川のお湯、つるっつるでめっちゃ気持ちいい。露天風呂はたぶん炭酸泉。つるっつるに加え皮膚には小さな泡がいっぱいついて気持ちよすぎです。
体の芯まであったまったので薄着になって道の駅「白川郷」まで真っ暗なR156をシュピーレンで走りました。荘川から白川までの間には御母衣湖に御母衣ダムなどがあり、きっと紅葉がきれいなんだろうなあと思いながらドライブしました。天気はよくなるはずなのですが、なぜか雨が降ってきました。明日の天気、大丈夫かなあ。
道の駅「白川郷」に着き、シュピーレンを停めました。車中泊と見られるクルマがキャンカーを含めて7,8台いました。隣のハイエースには「沖縄~北海道」の張り紙が貼ってありました。いい旅してるなあ。
シュピーレンの後部はリビングモードの小部屋。FFヒーターで暖房を入れたものの、まだ体は暖かいままで、暖房を弱めました。テレビは・・・電波が入りませんでした。冷蔵庫からよく冷えたミックスフルーツを取り出し、少し遅めの食後のデザートです。それから熱いコーヒーを飲みながら明日の計画を2人で相談。このひとときがいいんです。相談と言っても、白川郷の合掌集落ともみじのコントラストを楽しもうというだけで、すいている朝イチ作戦の確認です。
シュピーレンの中をベッドルームモードにし、ぬくぬくの部屋で横になっているうちにだんだん睡魔が~。
明日の朝には雨、上がっているかなあ。
国道のトラックの音がうすさい・・・と思っているうちに寝ちゃいました。
<10月24日>
道の駅「白川郷」で朝を迎えました。
「雨降っとるじゃん」
それはそれで雨の合掌集落も風情があっていいかもなんて思ったりして、シュピーレンの中でパンとコーヒーで軽く朝食を摂りました。そして、道の駅を出て合掌集落に近いせせらぎ公園駐車場に向かいました。
まだ8時を過ぎたばかりなので駐車場はガラ空き。それどころか、駐車場にクルマを停めた時には雨も上がっていて、青空も見えていました。
橋を渡って合掌集落に入ります。
色づきはじめた紅葉と合掌造りの家々、いい感じです。イメージしたとおりの風景が広がっていました。白川郷には大小様々の合掌造りの家が点在しています。まるで昔の日本にタイムスリップしたみたいな風景なのです。まだ土産店などもやっていなくて、観光客もまばら。いい雰囲気で集落を散策することができました。これこそ朝イチ作戦の最高の利点です。
まずい!。持病の神経痛の症状が出た。右尻の側面の痺れがひどくなり、右足を動かすと激しい痛みが。よりによってこんなところで。クルマの中に痛み止めの薬はありますが、痛み出したのは駐車場から最も離れた場所でした。しばらくベンチに腰かけ、足を動かさないようにして、それから少し歩く。そんなふうにして散策しました。でも、痛いことより楽しさの方がはるかに上回っていたので、駐車場に戻らず散策を続けました。それに、合掌家屋のベンチから眺める風景がなかなか素敵だということを発見しました。
そんなふうにしていたため、9時始発の城山展望台行きのシャトルバスには間に合いませんでした。本数は多いので、少し待って2本目の9時20分のバスで展望台へと向かいました。
城山展望台からの眺めはなんて素敵な眺めでしょう。まさに「まんが日本むかし話」の実写版です。ほんのりと色づいた山々の色までが実写版の世界のように感じました。きれいすぎる~。
そして、美味しい五平餅と甘酒のセットで山里の気分までも味わい、下りのシャトルバス乗り場に行きました。
驚いたことに、登ってきた10時発のバスは満席でした。僕たちが乗った9時20分のバスも下りの10時10分のバスも乗客は僕たちを含めてたった3組だけ。1時間遅いだけで大変なことになっていました。当然、集落に着いたら観光客でごった返していました。
散策を終えている僕たちは、のんびりと飛騨牛コロッケを食べ、お土産を買って駐車場に戻りました。
足の痛みは弱まってきていたのでとりあえずシュピーレンのカーテンを閉めて右尻の側面に湿布を貼り、駐車場を後にしました。まだ11時なのに出入り口には「満車」の大きな看板が立っていました。
一夜を過ごした道の駅「白川郷」に戻り、併設の「合掌ミュージアム」で合掌造りの仕組みなどを見てみました。本物そっくりの人形で分かりやすく説明されていました。なによりも、間近に見られる合掌造りの屋根の大きさにびっくりしました。
そして、R156で昨日の夜、真っ暗な中を走ってきた道を戻りました。R156は、暗くて見えなかった御母衣ダムや紅葉の御母衣湖がすごくきれいで、とても素敵な道だったので、荘川で高速に入らずそのままR156を走ってひるがの高原へと向かいました。
途中、妻のリクエストで「たかすファーマーズ」に寄り、ひるがの高原牛乳を買いました。店内には美味しそうなチーズなどの乳製品がいっぱいで、ここでもお土産を買いました。今までなら要冷蔵のお土産は買えませんでしたが、100V電源が使えるシュピーレンには冷蔵庫も完備、本当に便利です。
時刻は1時少し前。リビングモードのシュピーレンの中で、パンとひるがの高原牛乳でお昼にしました。ひるがの高原牛乳、飲んだ瞬間に2人で「うまい」と声を上げ、顔を見合わせてしまいました。
R156は、清流長良川に沿って走る気持ちのいい道です。美並インターまでR156を走り、美並から東海北陸道と東海環状道をビューンと走って帰りました。
秋の白川郷と奥美濃の風景、最高でした。
にほんブログ村
にほんブログ村
にほんブログ村
木曜日の夜は一晩中サブバッテリーを充電し満充電にしました。一晩中暖房を入れて、さらに冷蔵庫に照明など、走行充電で大丈夫とは思いましたが、念のためしっかり充電しておくことにしました。
金曜日の夕方に家を出て、道の駅「白川郷」で仮眠し、土曜日の朝イチで秋の合掌集落を散策する作戦です。
<10月23日>
荘川まで豊田松平インターから東海環状と東海北陸道でビューン。夜の高速は空いていて走りやすい。
荘川の道の駅「桜の里荘川」に寄って飛騨牛丼で晩ごはんです。これがまたお肉が柔らかくてうま~い。1400円は高いけど、宿泊費はタダだし、こんな時しか飛騨牛の牛丼なんて食べられない。
飛騨牛丼でお腹がいっぱいになったら併設する「桜香の湯」でお風呂。荘川のお湯、つるっつるでめっちゃ気持ちいい。露天風呂はたぶん炭酸泉。つるっつるに加え皮膚には小さな泡がいっぱいついて気持ちよすぎです。
体の芯まであったまったので薄着になって道の駅「白川郷」まで真っ暗なR156をシュピーレンで走りました。荘川から白川までの間には御母衣湖に御母衣ダムなどがあり、きっと紅葉がきれいなんだろうなあと思いながらドライブしました。天気はよくなるはずなのですが、なぜか雨が降ってきました。明日の天気、大丈夫かなあ。
道の駅「白川郷」に着き、シュピーレンを停めました。車中泊と見られるクルマがキャンカーを含めて7,8台いました。隣のハイエースには「沖縄~北海道」の張り紙が貼ってありました。いい旅してるなあ。
シュピーレンの後部はリビングモードの小部屋。FFヒーターで暖房を入れたものの、まだ体は暖かいままで、暖房を弱めました。テレビは・・・電波が入りませんでした。冷蔵庫からよく冷えたミックスフルーツを取り出し、少し遅めの食後のデザートです。それから熱いコーヒーを飲みながら明日の計画を2人で相談。このひとときがいいんです。相談と言っても、白川郷の合掌集落ともみじのコントラストを楽しもうというだけで、すいている朝イチ作戦の確認です。
シュピーレンの中をベッドルームモードにし、ぬくぬくの部屋で横になっているうちにだんだん睡魔が~。
明日の朝には雨、上がっているかなあ。
国道のトラックの音がうすさい・・・と思っているうちに寝ちゃいました。
<10月24日>
道の駅「白川郷」で朝を迎えました。
「雨降っとるじゃん」
それはそれで雨の合掌集落も風情があっていいかもなんて思ったりして、シュピーレンの中でパンとコーヒーで軽く朝食を摂りました。そして、道の駅を出て合掌集落に近いせせらぎ公園駐車場に向かいました。
まだ8時を過ぎたばかりなので駐車場はガラ空き。それどころか、駐車場にクルマを停めた時には雨も上がっていて、青空も見えていました。
橋を渡って合掌集落に入ります。
色づきはじめた紅葉と合掌造りの家々、いい感じです。イメージしたとおりの風景が広がっていました。白川郷には大小様々の合掌造りの家が点在しています。まるで昔の日本にタイムスリップしたみたいな風景なのです。まだ土産店などもやっていなくて、観光客もまばら。いい雰囲気で集落を散策することができました。これこそ朝イチ作戦の最高の利点です。
まずい!。持病の神経痛の症状が出た。右尻の側面の痺れがひどくなり、右足を動かすと激しい痛みが。よりによってこんなところで。クルマの中に痛み止めの薬はありますが、痛み出したのは駐車場から最も離れた場所でした。しばらくベンチに腰かけ、足を動かさないようにして、それから少し歩く。そんなふうにして散策しました。でも、痛いことより楽しさの方がはるかに上回っていたので、駐車場に戻らず散策を続けました。それに、合掌家屋のベンチから眺める風景がなかなか素敵だということを発見しました。
そんなふうにしていたため、9時始発の城山展望台行きのシャトルバスには間に合いませんでした。本数は多いので、少し待って2本目の9時20分のバスで展望台へと向かいました。
城山展望台からの眺めはなんて素敵な眺めでしょう。まさに「まんが日本むかし話」の実写版です。ほんのりと色づいた山々の色までが実写版の世界のように感じました。きれいすぎる~。
そして、美味しい五平餅と甘酒のセットで山里の気分までも味わい、下りのシャトルバス乗り場に行きました。
驚いたことに、登ってきた10時発のバスは満席でした。僕たちが乗った9時20分のバスも下りの10時10分のバスも乗客は僕たちを含めてたった3組だけ。1時間遅いだけで大変なことになっていました。当然、集落に着いたら観光客でごった返していました。
散策を終えている僕たちは、のんびりと飛騨牛コロッケを食べ、お土産を買って駐車場に戻りました。
足の痛みは弱まってきていたのでとりあえずシュピーレンのカーテンを閉めて右尻の側面に湿布を貼り、駐車場を後にしました。まだ11時なのに出入り口には「満車」の大きな看板が立っていました。
一夜を過ごした道の駅「白川郷」に戻り、併設の「合掌ミュージアム」で合掌造りの仕組みなどを見てみました。本物そっくりの人形で分かりやすく説明されていました。なによりも、間近に見られる合掌造りの屋根の大きさにびっくりしました。
そして、R156で昨日の夜、真っ暗な中を走ってきた道を戻りました。R156は、暗くて見えなかった御母衣ダムや紅葉の御母衣湖がすごくきれいで、とても素敵な道だったので、荘川で高速に入らずそのままR156を走ってひるがの高原へと向かいました。
途中、妻のリクエストで「たかすファーマーズ」に寄り、ひるがの高原牛乳を買いました。店内には美味しそうなチーズなどの乳製品がいっぱいで、ここでもお土産を買いました。今までなら要冷蔵のお土産は買えませんでしたが、100V電源が使えるシュピーレンには冷蔵庫も完備、本当に便利です。
時刻は1時少し前。リビングモードのシュピーレンの中で、パンとひるがの高原牛乳でお昼にしました。ひるがの高原牛乳、飲んだ瞬間に2人で「うまい」と声を上げ、顔を見合わせてしまいました。
R156は、清流長良川に沿って走る気持ちのいい道です。美並インターまでR156を走り、美並から東海北陸道と東海環状道をビューンと走って帰りました。
秋の白川郷と奥美濃の風景、最高でした。
にほんブログ村
にほんブログ村
にほんブログ村