2024.8 北海道レンタルバイク弾丸ツーリングⅡ知床道東 ３日目

　ツーリング３日目最終日は、屈斜路湖と美幌峠を楽しんで、北見に戻りました。


＜８月２５日＞
　道東知床レンタルバイク弾丸ツーリング、最終日の三日目。
　この二日間は道東と思えないような蒸し暑さでしたが、今日はなんだか肌寒い。北海道はこうでなくちゃ。
　川湯観光ホテルでは屋根付きの駐車場にバイクを停めさせてくださいました。とてもありがたいことです。




　パッキングを済ませ、まずは屈斜路湖へ。




　大きなカルデラ湖です。湖岸には温泉が湧き、砂を掘れば温かいお湯。湖の水は冷たいのになんだか不思議。最終日で先を急いでいるので、クッシーに挨拶をして、美幌峠へと向かいました。森の中の直線と緩やかなカーブの登り坂はバイクで走るとすごく気持ちがいい。それに、景色も最高。
　美幌峠から眺める屈斜路湖の美しいこと。思わず「わあ〜」と声が出てしまいます。


　あとは、北見に戻ってレンタルのレブルを返して家に帰るだけです。美幌峠から美幌町市街までの道も素敵です。ハイジが出てきそうな高原風景（古っ）から牧場、牧草地、大規模な畑と白樺並木。気持ちよすぎです。
　美幌町から道道122で北見に向かいます。のどかな北海道らしい畑が広がる風景を楽しんでいるうちに北見端野でＲ39に入りました。
　バイクを返したところでツーリングは終わりです。楽しかったなあ、北海道。
　タクシーで北見駅へ、北見駅バスターミナルから北見バスに乗って女満別空港へ。


　お昼は空港のレストランで野菜たっぷりのソーセージときのこのスープカレー。このスープカレー、めっちゃ美味かった。
　ANAのプロペラ機で新千歳空港へ行き、乗り継ぎまで時間があったのでおやつタイムをとって、中部空港行きのANAに乗りました。




　眼下に富士山が見えたら中部空港はすぐそこ。




　中部空港からは１時間足らずで自宅です。さすがに、ちょっと疲れたかな、歳だから。
　それにしても、おもしろくてたまらないね、北海道ツーリング。９月からまた仕事に戻る奥さんにとってはまた来年。先週、仕事が一段落した僕は９月６日のフェリーでまた北海道を走りに行きます。今度は自分のZ650RSでキャンプをしながらソロで１０日間の放浪の旅に出る予定です。やめられません、バイクで北海道。

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2024.8 北海道レンタルバイク弾丸ツーリングⅡ知床道東 ２日目

　ツーリング２日目は、知床峠～羅臼～霧多布～厚岸～川湯温泉のコースを走りました。

＜８月２４日＞
　北海道二泊三日レンタルバイク弾丸ツーリング二日目です。
　知床ウトロを出て、まず向かったのが知床横断道路です。天気は曇りの予報に反して快晴。パッキングするだけで汗が噴き出すほどでした。「ここ、知床だよね」と言いながら汗を拭う奥さん。峠の天気の心配はなさそうです。
　知床峠は今回のツーリングのハイライト。
　まずは「知床峠」の碑の前でパチリ。国後もバッチリ見え、羅臼岳もくっきり。本当に美しい景色です。






　さらに、眺めの素晴らしい横断道路を南に進み、で知床半島南側の羅臼に到着です。
　ドラマ「北の国から」ファンの僕たちは毎年「純の番屋」でモーニングコーヒーと決めています。「北の国から」大好きな僕たちにはたまりません。




　コーヒーを飲んだら、ひたすら南を目指しました。
　お昼は去年の弾丸ツーリングと同じ尾岱沼の道の駅。食事処がスープカレーの店に変わっていました。メニューもスープカレー一択。


　ご飯は北海道。渡島半島から食べ始めて、徐々に東に進み、最後に食べたのは知床。美味しくいただきましたが、とにかく暑い。食後は牛乳ソフトクリームで体を冷やしました。






　ありゃ～、あっついのに雨が降ってきた。仕方なく道の駅の駐車場でカッパを着て出発です。ただ、降り出した雨もすぐにやみ、カッパが濡れただけですみました。降ったうちに入らない程度の雨でした。よかったわあ。
　国道で厚床の交差点まで進み、農道でさらに南に向かうと牧場また牧場の景色に感動。そして目の前に太平洋が現れました。その絶景にますます感動です。こんな美しい景色ある？と思えるほどの絶景が広がっていました。北太平洋シーサイドラインは海と草原と断崖と森を眺めながら走る素晴らしいコースで、絶景しか目に入りません。


　次は、霧多布岬でピットイン。灯台に向かってあるくと・・・いましたいました野良ラッコが数匹。海にプカプカ浮かんでいてかわいいかわいい。ラッコの手前にいいるのは、アザラシに見える。ここは双眼鏡が欲しいところ。肉眼では確認できましたが、スマホの写真では小さすぎて黒い点にしか見えないのが残念。


　さらに北太平洋シーサイドラインを西に向かうと、草地で子どものエゾシカがキョトンとこっちを見ていました。しばらく走るとキタキツネが下を向いてとぼとぼ歩いているかと思ったらその先には体長20cmくらいの小さなキタキツネ。かわいすぎる。
　琵琶瀬展望台で一休み。北側は霧多布湿原が広がっていて、南側は海岸段丘の絶景。きれいすぎる。


　厚岸で北太平洋シーサイドラインを外れ、道道14号で内陸に入り、標茶を目指しました。
　またまた草原と牧場と森だけの一本道。高速コーナーと直線だけのいかにもホッカイドーという感じの道で超満足。草地を見てみたら、そこにいたのはなんと２羽のタンチョウ。美しい姿に思わずアクセルを緩めました。


　標茶からは森の中の一本道Ｒ391で、予約しておいた川湯温泉「川湯観光ホテル」まで走りました。走った距離は300km超。いい道といい景色ばかりで楽しかった〜。
　晩ごはんは、メインディッシュが牛タンシチューでした。実は僕、牛タンが苦手・・・。食べたけど。でも、魚料理や蕎麦など美味しくいただきました。




　食後はつるっつるの温泉に入って、い〜い気持ちです。


　明日は最終日。屈斜路湖と美幌峠を楽しんで、北見に戻り、女満別空港から帰ります。
　楽しくて楽しくてたまりません。


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2024.8 北海道レンタルバイク弾丸ツーリングⅡ知床道東 １日目

　この夏２度目の二泊三日北海道レンタルバイク弾丸ツーリングです。
　先月は、新千歳空港を拠点として道央をぐるっと回ってきました。２度目の今回は夫婦で前回同様レブル250を借りて、知床・道東を走りました。
　今回も、３日間とも天気予報では雨っぽい予報でした。またしても、タンクバッグに着けたてるてる坊主が頼りです。



＜８月２３日＞
　前日まで仕事、当日は４時起きの５時出発。６時に中部空港に着き、7時10分発の新千歳行きのANA。ちょっとつらかったなあ。


　新千歳からは女満別行きの乗り継ぎ便でビューン。ボンバルディアのプロペラ機に乗るのはめずらしい。とても快適なプロペラ機も空の旅でした。


　心配した雨は降っていません。それどころか、やけに蒸し暑い。
　女満別空港からは北見バスで北見駅バスターミナルへ。


　お昼が近かったし、朝が早かったから早めのお昼ごはんにしました。駅のデパートのラーメン屋さんで味噌ラーメンを美味しくいただきました。


　北見からタクシーでレンタルバイク屋さん「ＲＳ－Ｊ１」に行き、いよいよ北海道ツーリングのスタートです。


　２台のレブル250にそれぞれ跨り、北見を出たのが12時45分。目的地は知床ウトロなので２時間半くらいで着きます。
　Ｒ39で美幌町へ、美幌町からＲ334をひたすら東に向かって走ります。
　東藻琴では地平線まで続く畑の中の直線道路を楽しみました。周りは牧草地と畑と林ばかりでいかにもホッカイドーという感じがして感動モノでした。




　藻琴の道の駅で一休み。道路表示の気温は28℃と内地の冷房の効いた部屋の温度でしたが、相変わらず北海道と思えないほど暑く感じました。いちごのバニラのミックスソフトクリームがうまい。


　さらに東へと進みます。斜里からウトロへの道は森の中を走ったり、オホーツク海を眺めながら走ったり、高速コーナーと直線の景色バツグンの素敵な道です。
　時間に余裕があるので、所々バイクを停め、景色を楽しみながらのんびりとウトロに向かいました。何度も何度もインカムから「気持ちいい〜」の奥さんの声。ホント、気持ち良すぎです。


温泉旅館「酋長の家」には3時30分に着いきました。「酋長の家」は、毎年お世話になっている僕たち夫婦の夏の定宿で、心からほっとできるのです。


　まだ時間が早いので、漁港辺りを散歩しました。


　港近くにあるゴジラ岩。毎年ウトロに来ていますが、まじまじと見たのは初めてかも。


　それにしても暑い。旅館に戻ると、なんと32℃とのこと。そりゃあ暑いわ。豊田の38℃よりはずっといいけど。
　クーラーの部屋でのんびりして晩ごはん。アイヌ料理にちゃんちゃん焼きにラム肉。


そして極めつけは毛ガニ。今年は不漁でウトロ産の毛ガニを仕入れるのが大変だったと聞き、僕たちにしてはめずらしく、いや初めて、ていねいにていねいに心して食べました。うまかったわ。


　そしてちんちこちん（ちんちん＝すごく熱いの最上級の語）の温泉。
　弾丸ツーリング初日は午後からのわすか120kmほどのツーリングでしたが、楽しくて楽しくてたまりませんでした。
　翌日は、知床峠、羅臼、霧多布、厚岸から川湯温泉へと走ることにしました。「曇り時々雨」の予報が「曇り時々晴れ」に変わっていました。いいぞ、いいぞ。


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