<12月26日>
キャンピングカー・シュピーレンでの初1泊ドライブは入院中の父の回復をお願いするお参りの旅ということで滋賀県の湖東三山を巡る旅にしました。
東名三好ICから一気に湖東三山PAのスマート・インターまで走り、まずは百済寺(ひゃくさいじ)。庭園の美しさに感動し、さらに鎌倉時代建立の本堂の威厳に圧倒され、ここにたどり着いただけでものすごく御利益があるような気がしました。山門には大きなわらじが2つ。お参りのあとに父のお守り買おうとしたら、「健脚健康」と書かれたわらじのお守りを見つけました。車椅子の父が杖で歩けますようにという願いを込めてそのお守りを買いました。ついでに、長い坂道でへろへろになった僕用にも1つ買いました。
三山2つ目は、金剛輪寺。駐車場にシュピーレンを止め、山門に入ろうとしたら、そこにあったのが「バイク地蔵」様。夫婦でバイクツーリングを楽しんでいる僕たちです。手を合わせないわけにはいきません。2人でしっかりと安全をお願いして門をくぐりました。長い坂道です。へろへろになった足で坂を登ると、脚力がほぼ限界に近づいた辺りに庭園が。百済時の庭園に勝るとも劣らない美しさ。ゆっくり眺めて本堂に向かうと、これがまた強烈な石段。7割くらい登ったところで「オレ、もうリタイア」と言ってはみたものの、ここまで登ってあきらめるのはもったいないと思い、「足よ、壊れろ」とばかりに石段を登り続けました。石段の参道の両側にはずらりと並ぶお地蔵様。ひっそりとしていてちょっと不気味。4つ年下の妻はこの程度の坂道と石段くらいならまだまだ平気そう。仕事柄歩くことがほとんどない僕は、数年後が心配になってきました。
わおっ。目に飛び込んできたのは立派な本堂と三重の塔。ともに鎌倉時代の建造物そのもので、歴史の重みを感じます。ついでに、本堂脇にちょっとした駐車場も見つけてしまいましたが、足が棒状態を通り越して痛さが麻痺していた僕は、見なかったことにしました。ここ金剛輪寺もその威厳に圧倒されました。お参りの後、父の2つ目のわらじのお守りを買って石段と坂を下りました。
時刻は1時近かったので、湖東三山PAのスマート・インター入り口交差点にあったドライブインで昼食をとりました。
シュピーレンにも燃料を入れたかったのですが、インターから2つのお寺を回っている間にガソリンスタンドを一つも見ていません。R307を北に向かって走り、GSを探しましたがありません。燃料系はEになって点滅しています。3つ目の西明寺を通り越し、GSを探すと、西明寺から3㎞ほど走ったところにENEOSがありました。そのうれしかったこと。
西明寺の山門をくぐると杖が置いてありました。また長い石段かと思い杖を手に登り始めました。すると、山門、庭園、少し歩いて本堂と、僕の足に優しい参道で拍子抜け。このお寺の特徴は十二天画像が祀られ、それぞれ頭の上に十二支の動物が乗っていました。父には父の干支のうさぎのお守りを買い、湖東三山三点セットが完成しました。ここの本堂もやはり鎌倉時代のもの。三山すべて鎌倉時代建造のお寺で、その威厳があって圧倒されました。
久しぶりに長い石段や坂道を歩き、僕の足はガクガク。長浜にあるJRVA指定の温泉の駐車場で車中泊し、ゆっくり温泉にも浸かろうと思い、湖東三山PAのスマート・インターから名神、北陸道を走って長浜ICで降りました。指定の温泉はすぐに分かりました。混み合った駐車場にシュピーレンを止め、フロントで手続きをとろうとしたら、
「土曜日は宿泊客のいっぱいなのでお断りしてるんです。」
しかたがないので、道の駅で泊まることにしました。北に走ると道の駅「湖北みずどりステーション」があります。長浜の道の駅「近江母の里」で地のおいなりさんや山菜ご飯、卵焼きなどの晩ご飯を買い、琵琶湖に沈む真っ赤な夕日を見て、趣のある湖岸道路を湖北町に向けて走り、チェックしておいた道の駅「湖北みずどりステーション」でシュピーレンを止めました。トイレも近く、きれいな道の駅で、なかなかいい感じでした。今日の宿はここに決定です。
まだ6時前だったので晩ご飯の前に温泉に入ろうということにしました。
ネットで検索すると、長浜市街を横切って10㎞ほど東に「あねがわ温泉」があることが分かりました。ナビに従ってR365を関ヶ原方面に走ると大きな「ゆ」という看板がありました。
大きな温泉施設でした。露天風呂はぬるめのお湯でしたが、首から上は12月の空気にさらされているため、ぬるさがちょうどよさに変わっていきました。今日はいつも以上にたくさん歩いたから、しっかり温泉に浸かって疲れを癒やしました。本当に気持ちのいいものです。
最後に湯冷めしないようにもう一度熱めの内湯に入り、お決まりのコーヒー牛乳を飲み、クルマに戻りました。
再び、湖北町の湖畔の道の駅「湖北みずどりステーション」に戻り、晩ご飯です。いよいよキャンピングカーの本領発揮です。テーブルを2人で囲み、献立は長浜で買ったもち米入りのお山菜いなりと山菜おこわ。テレビを見ながら晩ご飯・・・と思ったのですが、テレビの操作方法を忘れてしまい、「まあ、いいか」とテレビなしで食べました。食後はガスで湯を沸かし、コーヒータイムです。火を使うときのために換気扇も装備してあります。これで中毒死の心配はありません。その後、横になって地図を見たり、スマホをいじったり、くつろいだひとときを過ごしました。
9時を回ったところで、シートをベッドにし、エアマットと厚手のシュラフにくるまりました。12月下旬というのに、全然寒くありません。隣のVOXYの親子3人の明るい声が聞こえてきます。もう片方の隣のジムニーはどうやら一人旅のようです。
気持ちよすぎ~と思っていましたが、初めてのキャンカー泊に気持ちが高ぶっていたのか、あまり寝付きはよくありませんでした。それでも、歩き疲れていたせいか、いつの間にか夢の世界へと入っていました。
<12月27日>
寝たのが早かったせいか、夜中の3時頃に一度目が覚めました。
「何、この音。」
どうやら雨音で目が覚めたみたいです。小雨の中、トイレに行って、また眠りに就きました。
朝7時。雨はやむ気配がありません。シュラフとマットを片付け、シートをCafeバージョンにしました。テーブルを囲んで、2人であさのコーヒー。暖かい夜でヒーターを使わずに寝ることができましたが、さすがに朝は寒く、FFヒーターを使いました。ヒーターの効きはよく、すぐに車内はぽかぽかになり、のんびりとした朝のひとときを楽しみました。
「天気予報、晴れ時々曇りって言ってなかった?」
「そうだよ。天気、いいはずなんだけど。」
スマホで調べてみると、天気のいいのは太平洋側で、愛知県の天気予報ではいい天気。滋賀県は雨時々曇りでした。
道の駅がオープンするまでの時間も、暖かいクルマの中でごろごろしたりテーブルを囲んでおしゃべりしたり、これだけでもキャンピングカーにしてよかったとつくづく思いました。
ぶらっと喫煙場所に行くと、熊本ナンバーの大型キャンピングカーのオーナーの方に出会いました。琵琶湖の野鳥を撮りに来たそうです。マイクロバスよりでかい車体の豪邸です。
「今、家内がご飯を炊いて味噌汁を作ってるから、ちょっと一服。」
僕のシュピーレン(ライトエースバン)では、そんなことはできません。できないことはないけれで、普通にできるのはせいぜいお湯を沸かせる程度です。「いいですね」とは答えたものの、旅に出てまで食事の支度とはなあ、なんて思ったりもしましたが、狭いながらもそのうちにポータブル・ガスコンロでも買ってそんなことをするかもしれません。
道の駅が開店してすぐに食券の1番と2番で朝食です。僕は天ぷらうどんと山菜ごはんのセット。実は、味ご飯が大好きなのです。
帰ったら餅つきをしようと思っているので、近江米の餅米を3升ほど買い、今日のお昼用のパンとおにぎりを調達し、クルマに戻りました。隣の家族連れVOXYが出発して行きました。反対隣の一人旅ジムニーはまだ睡眠中のようでした。
豪邸で朝食をとっている大型キャンピングカーを横目に、まずは道の駅のすぐ隣の野鳥センターで琵琶湖の野鳥観察。望遠鏡を使うと結構いろいろな野鳥が見られておもしろいものでした。
その後、R365で関ヶ原に向かいましたが、途中で浅井氏の資料館と小谷城に寄ってみました。小谷城は山そのものが城になっていて、まさしく不洛の城という様相を見せていましたが、それでも織田勢に滅ぼされています。
岐阜県に入ったら、雨も上がっていました。小谷を出て次に向かったのが関ヶ原で合戦資料館です。東西両軍の動きをジオラマと映像で見て、小谷の資料館と併せて戦国の世に思いを馳せ、合戦資料館を後にしました。
お昼を過ぎていたので、小高い山に登って石田三成の陣の駐車場で資料館のパンフレットを見ながら車内食です。
大垣に向かう途中の池田温泉でつるつるしたいかにも温泉という気持ちのいいお湯に浸かり、東海環状道・大垣西ICから名神高速を箸って家に帰りました。
「滋賀県っていいところだね。」
家に着いて、奥さんがそう言っていました。僕たち夫婦のドライブやツーリングは岐阜か長野のどちらかが多く、あまり西に向かったことがありませんでした。湖西や奈良辺りもおもしろそうだなあと思いました。
初めてのキャンカードライブはなかなかおもしろいものでした。それに加え、妻が言うように滋賀県がいいところだったように思います。
これからシュピーレンでいっぱい「いいところ探し」をしたいと思いました。
いよいよ今年も終わりです。クルマ関係では、27年間のリッターバイクからの引退とキャンピングカーの購入と、大きな2つのできごとがありました。新たにフェイスブックも始めました。入退院を繰り返している高齢の父がだんだん弱っていくのを見ているのはつらいものがありますが、まあまあいい1年だったの思います。
来年もよろしくお願いいたします。
キャンピングカー・シュピーレンでの初1泊ドライブは入院中の父の回復をお願いするお参りの旅ということで滋賀県の湖東三山を巡る旅にしました。
東名三好ICから一気に湖東三山PAのスマート・インターまで走り、まずは百済寺(ひゃくさいじ)。庭園の美しさに感動し、さらに鎌倉時代建立の本堂の威厳に圧倒され、ここにたどり着いただけでものすごく御利益があるような気がしました。山門には大きなわらじが2つ。お参りのあとに父のお守り買おうとしたら、「健脚健康」と書かれたわらじのお守りを見つけました。車椅子の父が杖で歩けますようにという願いを込めてそのお守りを買いました。ついでに、長い坂道でへろへろになった僕用にも1つ買いました。
三山2つ目は、金剛輪寺。駐車場にシュピーレンを止め、山門に入ろうとしたら、そこにあったのが「バイク地蔵」様。夫婦でバイクツーリングを楽しんでいる僕たちです。手を合わせないわけにはいきません。2人でしっかりと安全をお願いして門をくぐりました。長い坂道です。へろへろになった足で坂を登ると、脚力がほぼ限界に近づいた辺りに庭園が。百済時の庭園に勝るとも劣らない美しさ。ゆっくり眺めて本堂に向かうと、これがまた強烈な石段。7割くらい登ったところで「オレ、もうリタイア」と言ってはみたものの、ここまで登ってあきらめるのはもったいないと思い、「足よ、壊れろ」とばかりに石段を登り続けました。石段の参道の両側にはずらりと並ぶお地蔵様。ひっそりとしていてちょっと不気味。4つ年下の妻はこの程度の坂道と石段くらいならまだまだ平気そう。仕事柄歩くことがほとんどない僕は、数年後が心配になってきました。
わおっ。目に飛び込んできたのは立派な本堂と三重の塔。ともに鎌倉時代の建造物そのもので、歴史の重みを感じます。ついでに、本堂脇にちょっとした駐車場も見つけてしまいましたが、足が棒状態を通り越して痛さが麻痺していた僕は、見なかったことにしました。ここ金剛輪寺もその威厳に圧倒されました。お参りの後、父の2つ目のわらじのお守りを買って石段と坂を下りました。
時刻は1時近かったので、湖東三山PAのスマート・インター入り口交差点にあったドライブインで昼食をとりました。
シュピーレンにも燃料を入れたかったのですが、インターから2つのお寺を回っている間にガソリンスタンドを一つも見ていません。R307を北に向かって走り、GSを探しましたがありません。燃料系はEになって点滅しています。3つ目の西明寺を通り越し、GSを探すと、西明寺から3㎞ほど走ったところにENEOSがありました。そのうれしかったこと。
西明寺の山門をくぐると杖が置いてありました。また長い石段かと思い杖を手に登り始めました。すると、山門、庭園、少し歩いて本堂と、僕の足に優しい参道で拍子抜け。このお寺の特徴は十二天画像が祀られ、それぞれ頭の上に十二支の動物が乗っていました。父には父の干支のうさぎのお守りを買い、湖東三山三点セットが完成しました。ここの本堂もやはり鎌倉時代のもの。三山すべて鎌倉時代建造のお寺で、その威厳があって圧倒されました。
久しぶりに長い石段や坂道を歩き、僕の足はガクガク。長浜にあるJRVA指定の温泉の駐車場で車中泊し、ゆっくり温泉にも浸かろうと思い、湖東三山PAのスマート・インターから名神、北陸道を走って長浜ICで降りました。指定の温泉はすぐに分かりました。混み合った駐車場にシュピーレンを止め、フロントで手続きをとろうとしたら、
「土曜日は宿泊客のいっぱいなのでお断りしてるんです。」
しかたがないので、道の駅で泊まることにしました。北に走ると道の駅「湖北みずどりステーション」があります。長浜の道の駅「近江母の里」で地のおいなりさんや山菜ご飯、卵焼きなどの晩ご飯を買い、琵琶湖に沈む真っ赤な夕日を見て、趣のある湖岸道路を湖北町に向けて走り、チェックしておいた道の駅「湖北みずどりステーション」でシュピーレンを止めました。トイレも近く、きれいな道の駅で、なかなかいい感じでした。今日の宿はここに決定です。
まだ6時前だったので晩ご飯の前に温泉に入ろうということにしました。
ネットで検索すると、長浜市街を横切って10㎞ほど東に「あねがわ温泉」があることが分かりました。ナビに従ってR365を関ヶ原方面に走ると大きな「ゆ」という看板がありました。
大きな温泉施設でした。露天風呂はぬるめのお湯でしたが、首から上は12月の空気にさらされているため、ぬるさがちょうどよさに変わっていきました。今日はいつも以上にたくさん歩いたから、しっかり温泉に浸かって疲れを癒やしました。本当に気持ちのいいものです。
最後に湯冷めしないようにもう一度熱めの内湯に入り、お決まりのコーヒー牛乳を飲み、クルマに戻りました。
再び、湖北町の湖畔の道の駅「湖北みずどりステーション」に戻り、晩ご飯です。いよいよキャンピングカーの本領発揮です。テーブルを2人で囲み、献立は長浜で買ったもち米入りのお山菜いなりと山菜おこわ。テレビを見ながら晩ご飯・・・と思ったのですが、テレビの操作方法を忘れてしまい、「まあ、いいか」とテレビなしで食べました。食後はガスで湯を沸かし、コーヒータイムです。火を使うときのために換気扇も装備してあります。これで中毒死の心配はありません。その後、横になって地図を見たり、スマホをいじったり、くつろいだひとときを過ごしました。
9時を回ったところで、シートをベッドにし、エアマットと厚手のシュラフにくるまりました。12月下旬というのに、全然寒くありません。隣のVOXYの親子3人の明るい声が聞こえてきます。もう片方の隣のジムニーはどうやら一人旅のようです。
気持ちよすぎ~と思っていましたが、初めてのキャンカー泊に気持ちが高ぶっていたのか、あまり寝付きはよくありませんでした。それでも、歩き疲れていたせいか、いつの間にか夢の世界へと入っていました。
<12月27日>
寝たのが早かったせいか、夜中の3時頃に一度目が覚めました。
「何、この音。」
どうやら雨音で目が覚めたみたいです。小雨の中、トイレに行って、また眠りに就きました。
朝7時。雨はやむ気配がありません。シュラフとマットを片付け、シートをCafeバージョンにしました。テーブルを囲んで、2人であさのコーヒー。暖かい夜でヒーターを使わずに寝ることができましたが、さすがに朝は寒く、FFヒーターを使いました。ヒーターの効きはよく、すぐに車内はぽかぽかになり、のんびりとした朝のひとときを楽しみました。
「天気予報、晴れ時々曇りって言ってなかった?」
「そうだよ。天気、いいはずなんだけど。」
スマホで調べてみると、天気のいいのは太平洋側で、愛知県の天気予報ではいい天気。滋賀県は雨時々曇りでした。
道の駅がオープンするまでの時間も、暖かいクルマの中でごろごろしたりテーブルを囲んでおしゃべりしたり、これだけでもキャンピングカーにしてよかったとつくづく思いました。
ぶらっと喫煙場所に行くと、熊本ナンバーの大型キャンピングカーのオーナーの方に出会いました。琵琶湖の野鳥を撮りに来たそうです。マイクロバスよりでかい車体の豪邸です。
「今、家内がご飯を炊いて味噌汁を作ってるから、ちょっと一服。」
僕のシュピーレン(ライトエースバン)では、そんなことはできません。できないことはないけれで、普通にできるのはせいぜいお湯を沸かせる程度です。「いいですね」とは答えたものの、旅に出てまで食事の支度とはなあ、なんて思ったりもしましたが、狭いながらもそのうちにポータブル・ガスコンロでも買ってそんなことをするかもしれません。
道の駅が開店してすぐに食券の1番と2番で朝食です。僕は天ぷらうどんと山菜ごはんのセット。実は、味ご飯が大好きなのです。
帰ったら餅つきをしようと思っているので、近江米の餅米を3升ほど買い、今日のお昼用のパンとおにぎりを調達し、クルマに戻りました。隣の家族連れVOXYが出発して行きました。反対隣の一人旅ジムニーはまだ睡眠中のようでした。
豪邸で朝食をとっている大型キャンピングカーを横目に、まずは道の駅のすぐ隣の野鳥センターで琵琶湖の野鳥観察。望遠鏡を使うと結構いろいろな野鳥が見られておもしろいものでした。
その後、R365で関ヶ原に向かいましたが、途中で浅井氏の資料館と小谷城に寄ってみました。小谷城は山そのものが城になっていて、まさしく不洛の城という様相を見せていましたが、それでも織田勢に滅ぼされています。
岐阜県に入ったら、雨も上がっていました。小谷を出て次に向かったのが関ヶ原で合戦資料館です。東西両軍の動きをジオラマと映像で見て、小谷の資料館と併せて戦国の世に思いを馳せ、合戦資料館を後にしました。
お昼を過ぎていたので、小高い山に登って石田三成の陣の駐車場で資料館のパンフレットを見ながら車内食です。
大垣に向かう途中の池田温泉でつるつるしたいかにも温泉という気持ちのいいお湯に浸かり、東海環状道・大垣西ICから名神高速を箸って家に帰りました。
「滋賀県っていいところだね。」
家に着いて、奥さんがそう言っていました。僕たち夫婦のドライブやツーリングは岐阜か長野のどちらかが多く、あまり西に向かったことがありませんでした。湖西や奈良辺りもおもしろそうだなあと思いました。
初めてのキャンカードライブはなかなかおもしろいものでした。それに加え、妻が言うように滋賀県がいいところだったように思います。
これからシュピーレンでいっぱい「いいところ探し」をしたいと思いました。
いよいよ今年も終わりです。クルマ関係では、27年間のリッターバイクからの引退とキャンピングカーの購入と、大きな2つのできごとがありました。新たにフェイスブックも始めました。入退院を繰り返している高齢の父がだんだん弱っていくのを見ているのはつらいものがありますが、まあまあいい1年だったの思います。
来年もよろしくお願いいたします。