某バイク雑誌の広告ページを見ていて「これだ!」と思ったのがシャープなデザインのグリーンのサイドミラーでした。商品名は「キジマMAGミラー」。色はグリーン。ネットで調べてみると、僕のキャンディーグリーンのカワサキZRX1200ダエグにバッチリ似合いそう。スクリーンもグリーンにしているので、カラー・コーディネートも完成に近づきそうに思えました。気になったのは、「旧安全規格適合品」であり、新基準は満たしていないという点でした。しかし、旧規格とは言
っても後方視界はおそらく今ほどではないにしてもそれなりに確保できるはずと思い、岡崎のショップで買ってきました。
いざ、取り付ける時になって、旧規格品というのが気になってきました。大型バイクですから、高速走行中にも瞬時に後方確認ができなければなりません。そこで、試しにスーパーカブに取り付けてみました。
これがまた、実用車のカブでさえすごくかっこよく見えるのです。濃い緑色のスーパーカブに
明るいグリーンのミラーという組み合わせもなかないいものだと思いました。見る人によっては「似合わねぇ」と思うかもしれない色使いかもしれませんが、僕自身は大満足です。
そして、実際に走らせてみると・・・、後方視界はあまりよくないのです。今まで付けていたミラーも、純正から原付スクーター用に換えていました。これは、
純正以上に見やすいもので、まさに「瞬時に確認できる」代物で、しかも純正の棒に丸い鏡よりずっとおしゃれな感じになっていました。カブの純正ミラーがダサすぎるので、スクーター用でもかっこよく見えてしまうのでしょう。
新たに取り付けたグリーンのミラーも、これだけ後ろが見づらいと、とてもダエグに取り付ける気にはなりません。危なすぎます。ドレスアップの基本は、安全性を確保した上でかっこよくすることだと僕は思っています。
実は、ミラーを交換して1か月ほど経っていますが、実際にはミラーに頼らずに自分の目で後方確認をして乗っている状態です。
3千数百円ほどの出費は痛かったですが、そろそろ元の原付スクーター用ミラーに戻そうと思っています。
「キジマMAGミラー」のデザインは秀逸モノです。おそらくダエグに取り付けてもバッチリ決ま
るはずです。精悍でおしゃれなフロント周りが演出できるでしょう。カブでさえ、かっこよくなるのですから。旧規格を通っているので、後ろが見えないというわけではありません。後方を自分の目でもちゃんと確認するライダーには、おすすめの一品だと思います。