秋色を求めて福井ソロツーリングに行ってきました。
まともなツーリングは、たぶんこれが今年最後かな、きっと。
<11月15日>
ちょっと暖かくなった10時過ぎ、Ninjaにお泊まりセットを積んで家を出ました。いつもは妻と2台だけど、この日はソロ。
豊田松平ICから東海環状道で美濃加茂JCTへ行き、東海北陸道を高山方面へ。ネットで九頭竜湖の紅葉が見ごろとの情報を得ていたので、まずは白鳥を目指しました。雲一つない青空。快適快適。気持ち良すぎです。
家を出て約1時間、瓢ケ岳PAで最初のピットイン。ここで宿の予約をしました。
武生か鯖江のビジネスホテルか、それとも芦原温泉か。で、いろいろ考えてあわらグランドホテルに決定。平日料金だからちょっと安い、でも一人だからちょっと高い。まあ、休日の二人一部屋よりは安かったので決めました。
瓢ケ岳PAを出て白鳥から中部縦貫道でと思ってましたが、燃料がヤバそう。それで、白鳥ICで出て燃料補給。それから高速を使わずに旧国道で油坂峠を超えてみようと思いました。ウソです。道を間違えていつの間にか旧国道を走っていました。中部縦貫道の高~い、メッチャ高い橋のしたのループ橋を走りました。なんか、いい感じでした。
ん?10数年ぶりの油坂峠。こんなに狭くてくねくねしてたっけ。バスも走ってたけど、よくこんな道を行き来したものだと感心してしまいます。今は・・・、誰も走ってなくてほぼ占有道路。だから自分の一番気持ちのいいペースで走れます。これはおもしろかったなあ。峠道の林は黄色と赤でまさに秋真っ盛り。しかもそれを一人占め。楽しかった~。
R158に入ってしばらく走るとお目当ての九頭竜湖が見えました。ネット情報どおり最高の秋色。青い空に青い湖。そこに赤や黄色の山々。奥さんが今日休みだったらなあ。いっしょにこの素敵な景色を見ることができたのに。
お昼はドライブイン九頭竜で九頭竜そば。大野市九頭竜地区は舞茸の産地らしく舞茸だらけのそばでした。
おなかがいっぱいになったら、また福井方面を目指して走ります。しばらくの間、R158はレイクサイドのワインディング。たま~にライダーと出会います。もちろんお互いにピースサイン、今はヤエー。ライダーやっててよかった~。
2つのダムを過ぎると下り坂。道の駅を横目に先を急ぎます。別に急がなくてもいいけど。
大野までのローカル国道はダンプだらけでしたが、少し道幅が広くなると道を譲ってくれます。ありがとうと手で挨拶し、快適なペースに戻します。
大野市街地から中部縦貫道が部分開通していて、ハイペース走行。今日の宿が芦原温泉ということで三国方面、とすれば東尋坊でしょ!
部分開通はどこまでかなあと思いながら走っていたらなんと北陸道の福井JCTまでつながっていて、そのまま北陸道に入ることができました。速い速い!北陸道は通るたびに思うけど、ホントみんな速すぎ。免許証いくつあっても足りないじゃん!
女形谷(おなだに)PAでトイレ休憩とコーヒータイム。バイクを停めるとすぐにカップルライダーが入ってきました。挨拶はしたけど話しかけにくいね~。僕たちが二人で走っていてもあまり話しかけられないのはこういうことか。
金津ICで高速を降り、ナビに導かれるままに走って東尋坊へ。
おおおっ、海だ~。いい感じ~。
駐車場にバイクを停め、矢印に従って歩くこと数分、コレだコレだ、この景色だ~。
自殺の名所で怖いイメージがあったけど、今回は全然怖さが感じられないで気持ちのいい絶景が広がっていました。団体客がいっぱいいました。話す言葉はチャイニーズ。あちらにはもっとすごい絶景がたくさんありそうなのにね。
東尋坊から芦原までは20分ほど。でっかいあわらグランドホテルはすぐに分かりました。ナビに頼ったけど。
超豪華!ソロライダー には場違い。部屋は広いし、晩ごはんは豪華だし、お風呂は広くて僕が入ったのは一枚岩をくりぬいた岩風呂。贅沢三昧です。それも一人だけで。たまにはいいかあ。って、こういうの初めて。
もう一回一っ風呂浴びてこようかなあ。
<11月16日>
ソロツーリング二日目。朝から芦原の気持ちのいいお湯に浸かり、おいしい朝食をいただき、たった一人で優雅なひとときを送りました。ニュースでは福井各地で今季最低気温を記録したと報じていましたが、日中は暖かくなるとのこと。バッチリです。
9時半に、お世話になったあわらグランドホテルを後にしました。
実は、あてのないソロツーリングですが、昨日の夜にツーリングマップルで北潟湖を一応チェックしておきました。紅葉を楽しむなら湖はいいはず。福井と石川の県境にある北潟湖は芦原温泉から近い。
ナビを湖の最北の「鹿島の森」にセットし、バイクを走らせました。
R305をものの10分も走ったら北潟湖の西側の湖畔を走っていました。どことなくこの夏に走った北海道大沼の北側湖岸道路に似た感じがしました。しかも、大沼より湖が近い。ただ、景色は・・・。北海道の国立公園と比べては酷です。比べてはいけません。それでも、やっぱり湖を横に見ながらのツーリングは気持ちがいいものです。湖の対岸に見える東側の湖岸道路は森の近くだからもっと気持ちよさそうでした。
湖の最北の交差点を左に折れるとすぐに鹿島の森がありました。ありましたが、そこにあるのは鳥居と祠と薮だけ。駐車場はぬかるんでいて、リアタイヤは空転し、向きを変えようとハンドルを切ってクラッチをつなぐと前に進まずに空転するリアがずれるだけ。なんとか半クラッチで抜け出したけど、リッターバイクだったらヤバかったかも。タイヤはサイドまでどろどろ・・・。季節によってはいい森かもしれませんが、すぐに引き返すことにしました。ただ、引き返すだけではつまらないと思い、来た時の対岸の湖岸を走る県道で福井側は戻ることにしました。そして、景色のいい場所を見つけてコーヒーでも飲もう。
北潟湖の東側の県道はひっそりとした道でした。時々狭くなったりすると、このまま行き止まりになるのではないかと不安になったりもしましたが、のどかな雰囲気の県道は西側の国道から見たように秋を感じる素敵な道でした。
赤くてきれいな橋が見えてきました。あの辺りでバイクを停めてゆっくりくつろげる場所があればいいのになあと思いながら南に向かって走りました。
「あった。北潟湖の看板と公園、そして広い駐車場。」
駐車場は未舗装だけど固く締まっていて不安なく走れます。最も湖に近い場所にバイクを停め、おもむろにトップケースから折り畳み椅子を取り出し、湖を眺めます。いい感じです。UCCの缶コーヒーがやたらおいしく感じます。目の前には北潟湖と赤い橋。朝の寒ささえも心地よい・・・。
次はどこへ行こう。勝山へ行って恐竜博物館、そのまま越前大仏に勝山城。いやいや、紅葉を楽しむなら博物館や大仏じゃないよな。そうだ、一乗谷。きっといい感じに紅葉しているだろう。
最寄りの北陸道金津ICから福井ICまで高速道路を使い、福井ICから東にバイクを進めました。標識に従って南に入るといい感じに紅葉していました。しばらく走ると一帯が全て遺跡。これが一乗谷だ。
大粒な砂利が敷き詰められた駐車場の端にバイクを停めました。時間は11時45分。お昼は近いが腹は減っていません。資料館にも食堂にも入らずに浅倉氏の遺跡を散策することにしました。真っ赤に染まる紅葉ではないものの所々に赤や黄色の木があり、自然に囲まれたいい雰囲気の遺跡です。
20分ほど秋色を楽しんだ後、大野方面へとバイクを進めました。
R258は、福井~大野間はのどかな農村や林の間を走り、九頭竜川やローカル鉄道が見え隠れする国道で、ツーリングしてる~をすごく感じる道です。そして大野のにぎやかな街並みを過ぎると谷の間を縫うように走るワインディング。いいわあ、この感じ。
道の駅九頭竜でお昼ごはんにしました。ここには九頭竜名物舞茸の弁当が何種類も並んでいます。麺類の店もありますが、ここはやっぱり舞茸弁当で決まり。舞茸弁当を恐竜を眺めながら食べる。九頭竜ではこれが一番。数ある舞茸弁当の中から栗の入ったのをえらびました。秋ですから。
栗入りの舞茸ごはんを吠える恐竜の前のベンチで食べ、バイクに戻ると僕のバイクの隣にカップルライダーがいました。女の子のバイクは現行型のNinja650。スリムになってなかなかカッコいい。恋人同士にみえましたが、二人と話をするとご夫婦で、2日間いっしょに休みが取れたので山中温泉までツーリングに出かけてきたとのことでした。僕もいつもは夫婦で走っているけれど、たまにはソロもいいぞ~とは口が裂けても言えません。まっ、ソロだと一言もしゃべらずに走っているからつまらないと言えばつまらないけど。
午前中は青空が広がっていましたが、午後になってだんだん日が陰ってきました。日が陰るとなんだか寒い。
往路と同じ九頭竜の素敵な秋色の景色を目に焼き付けながら右へ左へとバイクを傾けながら白鳥に向かいました。さすがに帰りは秋色を満喫できる旧道を走らず、中部縦貫道を走って先を急ぎました。そして、白鳥から東海北陸道に入り、あとは家まで高速道路をビューンです。
時間は午後2時を回っていました。日が落ちると極端に寒くなるからできれば5時前には家に着きたい。距離にして100数十Km。先を急がなくちゃ。
美濃の古城山PAでトイレ休憩です。スマホの着信履歴に友人のT先生からの電話がありました。T先生とは昨日メールのやり取りをしているので、彼は僕がツーリングに出ていることを知っています。電話をすると高山にいるとのこと。宮川のほとりだって。もう3時近いのにまだ高山にいるけど、明るいうちに帰れるかなあ」だって。帰れるわけないじゃん。相変わらずT先生パワフルだなあ。
古城山PAを出て、いつもの通勤路の東海環状道を走り、豊田松平ICで出て、なんとか暗くなる前に帰ることができました。さすがに、ちょっと寒くなりましたが。
このところ地域活動でバタバタしていた僕に「ツーリングに行っておいでよ」と言ってくれた妻に感謝です。一年のうちで最も素敵な季節に好きなことをして、おいしい料理を食べ、気持ちのいい温泉に入り、一人で贅沢な秋の二日間を過ごしました。
にほんブログ村
にほんブログ村
にほんブログ村
まともなツーリングは、たぶんこれが今年最後かな、きっと。
<11月15日>
ちょっと暖かくなった10時過ぎ、Ninjaにお泊まりセットを積んで家を出ました。いつもは妻と2台だけど、この日はソロ。
豊田松平ICから東海環状道で美濃加茂JCTへ行き、東海北陸道を高山方面へ。ネットで九頭竜湖の紅葉が見ごろとの情報を得ていたので、まずは白鳥を目指しました。雲一つない青空。快適快適。気持ち良すぎです。
家を出て約1時間、瓢ケ岳PAで最初のピットイン。ここで宿の予約をしました。
武生か鯖江のビジネスホテルか、それとも芦原温泉か。で、いろいろ考えてあわらグランドホテルに決定。平日料金だからちょっと安い、でも一人だからちょっと高い。まあ、休日の二人一部屋よりは安かったので決めました。
瓢ケ岳PAを出て白鳥から中部縦貫道でと思ってましたが、燃料がヤバそう。それで、白鳥ICで出て燃料補給。それから高速を使わずに旧国道で油坂峠を超えてみようと思いました。ウソです。道を間違えていつの間にか旧国道を走っていました。中部縦貫道の高~い、メッチャ高い橋のしたのループ橋を走りました。なんか、いい感じでした。
ん?10数年ぶりの油坂峠。こんなに狭くてくねくねしてたっけ。バスも走ってたけど、よくこんな道を行き来したものだと感心してしまいます。今は・・・、誰も走ってなくてほぼ占有道路。だから自分の一番気持ちのいいペースで走れます。これはおもしろかったなあ。峠道の林は黄色と赤でまさに秋真っ盛り。しかもそれを一人占め。楽しかった~。
R158に入ってしばらく走るとお目当ての九頭竜湖が見えました。ネット情報どおり最高の秋色。青い空に青い湖。そこに赤や黄色の山々。奥さんが今日休みだったらなあ。いっしょにこの素敵な景色を見ることができたのに。
お昼はドライブイン九頭竜で九頭竜そば。大野市九頭竜地区は舞茸の産地らしく舞茸だらけのそばでした。
おなかがいっぱいになったら、また福井方面を目指して走ります。しばらくの間、R158はレイクサイドのワインディング。たま~にライダーと出会います。もちろんお互いにピースサイン、今はヤエー。ライダーやっててよかった~。
2つのダムを過ぎると下り坂。道の駅を横目に先を急ぎます。別に急がなくてもいいけど。
大野までのローカル国道はダンプだらけでしたが、少し道幅が広くなると道を譲ってくれます。ありがとうと手で挨拶し、快適なペースに戻します。
大野市街地から中部縦貫道が部分開通していて、ハイペース走行。今日の宿が芦原温泉ということで三国方面、とすれば東尋坊でしょ!
部分開通はどこまでかなあと思いながら走っていたらなんと北陸道の福井JCTまでつながっていて、そのまま北陸道に入ることができました。速い速い!北陸道は通るたびに思うけど、ホントみんな速すぎ。免許証いくつあっても足りないじゃん!
女形谷(おなだに)PAでトイレ休憩とコーヒータイム。バイクを停めるとすぐにカップルライダーが入ってきました。挨拶はしたけど話しかけにくいね~。僕たちが二人で走っていてもあまり話しかけられないのはこういうことか。
金津ICで高速を降り、ナビに導かれるままに走って東尋坊へ。
おおおっ、海だ~。いい感じ~。
駐車場にバイクを停め、矢印に従って歩くこと数分、コレだコレだ、この景色だ~。
自殺の名所で怖いイメージがあったけど、今回は全然怖さが感じられないで気持ちのいい絶景が広がっていました。団体客がいっぱいいました。話す言葉はチャイニーズ。あちらにはもっとすごい絶景がたくさんありそうなのにね。
東尋坊から芦原までは20分ほど。でっかいあわらグランドホテルはすぐに分かりました。ナビに頼ったけど。
超豪華!ソロライダー には場違い。部屋は広いし、晩ごはんは豪華だし、お風呂は広くて僕が入ったのは一枚岩をくりぬいた岩風呂。贅沢三昧です。それも一人だけで。たまにはいいかあ。って、こういうの初めて。
もう一回一っ風呂浴びてこようかなあ。
<11月16日>
ソロツーリング二日目。朝から芦原の気持ちのいいお湯に浸かり、おいしい朝食をいただき、たった一人で優雅なひとときを送りました。ニュースでは福井各地で今季最低気温を記録したと報じていましたが、日中は暖かくなるとのこと。バッチリです。
9時半に、お世話になったあわらグランドホテルを後にしました。
実は、あてのないソロツーリングですが、昨日の夜にツーリングマップルで北潟湖を一応チェックしておきました。紅葉を楽しむなら湖はいいはず。福井と石川の県境にある北潟湖は芦原温泉から近い。
ナビを湖の最北の「鹿島の森」にセットし、バイクを走らせました。
R305をものの10分も走ったら北潟湖の西側の湖畔を走っていました。どことなくこの夏に走った北海道大沼の北側湖岸道路に似た感じがしました。しかも、大沼より湖が近い。ただ、景色は・・・。北海道の国立公園と比べては酷です。比べてはいけません。それでも、やっぱり湖を横に見ながらのツーリングは気持ちがいいものです。湖の対岸に見える東側の湖岸道路は森の近くだからもっと気持ちよさそうでした。
湖の最北の交差点を左に折れるとすぐに鹿島の森がありました。ありましたが、そこにあるのは鳥居と祠と薮だけ。駐車場はぬかるんでいて、リアタイヤは空転し、向きを変えようとハンドルを切ってクラッチをつなぐと前に進まずに空転するリアがずれるだけ。なんとか半クラッチで抜け出したけど、リッターバイクだったらヤバかったかも。タイヤはサイドまでどろどろ・・・。季節によってはいい森かもしれませんが、すぐに引き返すことにしました。ただ、引き返すだけではつまらないと思い、来た時の対岸の湖岸を走る県道で福井側は戻ることにしました。そして、景色のいい場所を見つけてコーヒーでも飲もう。
北潟湖の東側の県道はひっそりとした道でした。時々狭くなったりすると、このまま行き止まりになるのではないかと不安になったりもしましたが、のどかな雰囲気の県道は西側の国道から見たように秋を感じる素敵な道でした。
赤くてきれいな橋が見えてきました。あの辺りでバイクを停めてゆっくりくつろげる場所があればいいのになあと思いながら南に向かって走りました。
「あった。北潟湖の看板と公園、そして広い駐車場。」
駐車場は未舗装だけど固く締まっていて不安なく走れます。最も湖に近い場所にバイクを停め、おもむろにトップケースから折り畳み椅子を取り出し、湖を眺めます。いい感じです。UCCの缶コーヒーがやたらおいしく感じます。目の前には北潟湖と赤い橋。朝の寒ささえも心地よい・・・。
次はどこへ行こう。勝山へ行って恐竜博物館、そのまま越前大仏に勝山城。いやいや、紅葉を楽しむなら博物館や大仏じゃないよな。そうだ、一乗谷。きっといい感じに紅葉しているだろう。
最寄りの北陸道金津ICから福井ICまで高速道路を使い、福井ICから東にバイクを進めました。標識に従って南に入るといい感じに紅葉していました。しばらく走ると一帯が全て遺跡。これが一乗谷だ。
大粒な砂利が敷き詰められた駐車場の端にバイクを停めました。時間は11時45分。お昼は近いが腹は減っていません。資料館にも食堂にも入らずに浅倉氏の遺跡を散策することにしました。真っ赤に染まる紅葉ではないものの所々に赤や黄色の木があり、自然に囲まれたいい雰囲気の遺跡です。
20分ほど秋色を楽しんだ後、大野方面へとバイクを進めました。
R258は、福井~大野間はのどかな農村や林の間を走り、九頭竜川やローカル鉄道が見え隠れする国道で、ツーリングしてる~をすごく感じる道です。そして大野のにぎやかな街並みを過ぎると谷の間を縫うように走るワインディング。いいわあ、この感じ。
道の駅九頭竜でお昼ごはんにしました。ここには九頭竜名物舞茸の弁当が何種類も並んでいます。麺類の店もありますが、ここはやっぱり舞茸弁当で決まり。舞茸弁当を恐竜を眺めながら食べる。九頭竜ではこれが一番。数ある舞茸弁当の中から栗の入ったのをえらびました。秋ですから。
栗入りの舞茸ごはんを吠える恐竜の前のベンチで食べ、バイクに戻ると僕のバイクの隣にカップルライダーがいました。女の子のバイクは現行型のNinja650。スリムになってなかなかカッコいい。恋人同士にみえましたが、二人と話をするとご夫婦で、2日間いっしょに休みが取れたので山中温泉までツーリングに出かけてきたとのことでした。僕もいつもは夫婦で走っているけれど、たまにはソロもいいぞ~とは口が裂けても言えません。まっ、ソロだと一言もしゃべらずに走っているからつまらないと言えばつまらないけど。
午前中は青空が広がっていましたが、午後になってだんだん日が陰ってきました。日が陰るとなんだか寒い。
往路と同じ九頭竜の素敵な秋色の景色を目に焼き付けながら右へ左へとバイクを傾けながら白鳥に向かいました。さすがに帰りは秋色を満喫できる旧道を走らず、中部縦貫道を走って先を急ぎました。そして、白鳥から東海北陸道に入り、あとは家まで高速道路をビューンです。
時間は午後2時を回っていました。日が落ちると極端に寒くなるからできれば5時前には家に着きたい。距離にして100数十Km。先を急がなくちゃ。
美濃の古城山PAでトイレ休憩です。スマホの着信履歴に友人のT先生からの電話がありました。T先生とは昨日メールのやり取りをしているので、彼は僕がツーリングに出ていることを知っています。電話をすると高山にいるとのこと。宮川のほとりだって。もう3時近いのにまだ高山にいるけど、明るいうちに帰れるかなあ」だって。帰れるわけないじゃん。相変わらずT先生パワフルだなあ。
古城山PAを出て、いつもの通勤路の東海環状道を走り、豊田松平ICで出て、なんとか暗くなる前に帰ることができました。さすがに、ちょっと寒くなりましたが。
このところ地域活動でバタバタしていた僕に「ツーリングに行っておいでよ」と言ってくれた妻に感謝です。一年のうちで最も素敵な季節に好きなことをして、おいしい料理を食べ、気持ちのいい温泉に入り、一人で贅沢な秋の二日間を過ごしました。
にほんブログ村
にほんブログ村
にほんブログ村