この地方では松の内も明け、本格的に2017年が始まりました。
年末年始のご挨拶につきましては、服喪中のため失礼させていただきました。昨年一年間、ありがとうございました。あらためまして、本年もよろしくお願いいたします。
昨年は僕にとって父の死をはじめ、親友や先輩を亡くすなど、つらいことの多い一年でした。しかし、ブログを呼んでくださる皆さんやFace bookに「いいね」をくださる皆さんに支えていただき、乗り越えることができました。また、自分なりに、回数は減ったもののバイクツーリングやキャンカー旅、鉄道旅などで癒しを求めてきました。そうして、なんとか無事に一年を閉じ、新年を迎えることができました。
今年は初詣も年賀状もない服喪中のお正月でした。しかし、それではせっかくのお正月休みがもったいないと思い、去年クルマの運転をやめた母を「正月に温泉でも行こうか」と年末に誘ってみました。すると、二つ返事で「うん、行こっ」と言ってくれたのです。そこで、1月2日から1泊2日で父との思い出の温泉、鬼岩温泉に行くことにしました。
母は、前日の夕方から着替えなどをバッグに詰め、とても楽しみにしていました。なんだかそれが妙に嬉しく感じました。
<1月2日>>
近場なので、遅めの11時に家を出て、県道11号で北に向かい、岐阜県恵那市明智町に行きました。市街地は大正時代の建物が多く、市街地全体が「大正村」と呼ばれています。
ちょうどお昼時だったので、大正村駐車場でお昼ごはんにしました。キャンピングカー「シュピーレン」は、レストラン「シュピーレン」に変身です。妻の作ったおにぎり弁当を3人でテーブルを囲んで食べました。初めて迎えた父のいないお正月ですが、父の分もいっしょに楽しんでいるような気がしました。
大正村の路地を3人で散策しました。高齢の母はいつになく足取りが軽く、とても元気です。それでも、散策を終えて明智城趾に向かう時、狭い山坂道に差し掛かった所で、山道を歩くのはちょっと危なそうだからやめることにしました。内心、「行く」と言ったらどうしようかと思いました。
次に向かったのが恵那市岩村です。ここの城下町も江戸時代の名残がプンプンしていていい所です。その街並みを散策していると、旅番組でよく紹介されるカステラ屋さんを見つけました。長崎にカステラが伝わった時と同じ製法で作っている店です。もちろんお土産に買いました。
岩村からは一度R19に出て、土岐からR21を北に向かい、今日の宿「鬼岩温泉湯元館」に4時頃着きました。
母はすぐに温泉に入りに行きました。僕たちは母がお風呂からあがってからにしました。ラジウム泉の気持ちのいいこと。しかも、神経、筋肉、関節にいいというので、歳を取って筋肉や関節が弱ってきている上に神経系に持病のある僕にとっては最高の効能です。
晩御飯もかなり豪華で、飛騨牛の霜降りのしゃぶしゃぶなんて普段絶対に食べることのない料理に感激してしまいました。
食後にもう一度温泉に浸かってきました。い~い気持ちです。母も気持ちよさそうに眠っています。久しぶりにたくさん歩いて疲れたかもしれません。
「おめでとう」の言えないお正月ですが、家族3人で楽しい新年を迎えられたような気がしました。
<1月3日>
朝からラジウム泉ラドン温泉に入っていい気持ちです。
母との温泉ドライブの2日目。部屋から外を見るとうっすらと霞がかかって谷間のひっそりした温泉街が普段の雑踏を忘れさせてくれるようでいい感じでした。
朝湯を楽しんで、お正月メニューのおいしい朝ごはん。のんびりした朝を過ごしました。
チェックアウトしてしばらくの間、鬼岩公園の麓を散策しました。部屋から見えていた赤い花は椿でした。咲き乱れるような咲き方をする花ではないと思っていたので、意外な感じがしましたが、鮮やかな花がいっぱいに咲いているのはとてもきれいでした。
鬼岩公園を登りきると松野湖に出ます。散策路はありますが険し過ぎる登山道のような道なので、僕たちはクルマで上りました。
松野湖は木々に囲まれた美しい人造湖です。桜の季節や新緑の季節は隠れた名所になりそうです。
その後、鬼岩温泉のすぐ近くの道の駅「志野織部」で買い物をしました。母はお土産物を見るのが好きです。ついつい僕もどうでもいいようなものを買ってしまいました。
鬼岩温泉から家までは高速を使えば一時間もかかりません。3日はUターンラッシュのピークです。こういう日はさっさと帰った方がいいのです。
お昼には家に着きました。
鬼岩温泉は父といっしょに行った最後のドライブの思い出の温泉です。去年父の四十九日の法要が終わって一段落した時に母と3人で行きました。鬼岩湯元館のフロントの方も僕たちを覚えていてくださいました。新緑の頃にまた行ってみようかなあと思います。
年末年始のご挨拶につきましては、服喪中のため失礼させていただきました。昨年一年間、ありがとうございました。あらためまして、本年もよろしくお願いいたします。
昨年は僕にとって父の死をはじめ、親友や先輩を亡くすなど、つらいことの多い一年でした。しかし、ブログを呼んでくださる皆さんやFace bookに「いいね」をくださる皆さんに支えていただき、乗り越えることができました。また、自分なりに、回数は減ったもののバイクツーリングやキャンカー旅、鉄道旅などで癒しを求めてきました。そうして、なんとか無事に一年を閉じ、新年を迎えることができました。
今年は初詣も年賀状もない服喪中のお正月でした。しかし、それではせっかくのお正月休みがもったいないと思い、去年クルマの運転をやめた母を「正月に温泉でも行こうか」と年末に誘ってみました。すると、二つ返事で「うん、行こっ」と言ってくれたのです。そこで、1月2日から1泊2日で父との思い出の温泉、鬼岩温泉に行くことにしました。
母は、前日の夕方から着替えなどをバッグに詰め、とても楽しみにしていました。なんだかそれが妙に嬉しく感じました。
<1月2日>>
近場なので、遅めの11時に家を出て、県道11号で北に向かい、岐阜県恵那市明智町に行きました。市街地は大正時代の建物が多く、市街地全体が「大正村」と呼ばれています。
ちょうどお昼時だったので、大正村駐車場でお昼ごはんにしました。キャンピングカー「シュピーレン」は、レストラン「シュピーレン」に変身です。妻の作ったおにぎり弁当を3人でテーブルを囲んで食べました。初めて迎えた父のいないお正月ですが、父の分もいっしょに楽しんでいるような気がしました。
大正村の路地を3人で散策しました。高齢の母はいつになく足取りが軽く、とても元気です。それでも、散策を終えて明智城趾に向かう時、狭い山坂道に差し掛かった所で、山道を歩くのはちょっと危なそうだからやめることにしました。内心、「行く」と言ったらどうしようかと思いました。
次に向かったのが恵那市岩村です。ここの城下町も江戸時代の名残がプンプンしていていい所です。その街並みを散策していると、旅番組でよく紹介されるカステラ屋さんを見つけました。長崎にカステラが伝わった時と同じ製法で作っている店です。もちろんお土産に買いました。
岩村からは一度R19に出て、土岐からR21を北に向かい、今日の宿「鬼岩温泉湯元館」に4時頃着きました。
母はすぐに温泉に入りに行きました。僕たちは母がお風呂からあがってからにしました。ラジウム泉の気持ちのいいこと。しかも、神経、筋肉、関節にいいというので、歳を取って筋肉や関節が弱ってきている上に神経系に持病のある僕にとっては最高の効能です。
晩御飯もかなり豪華で、飛騨牛の霜降りのしゃぶしゃぶなんて普段絶対に食べることのない料理に感激してしまいました。
食後にもう一度温泉に浸かってきました。い~い気持ちです。母も気持ちよさそうに眠っています。久しぶりにたくさん歩いて疲れたかもしれません。
「おめでとう」の言えないお正月ですが、家族3人で楽しい新年を迎えられたような気がしました。
<1月3日>
朝からラジウム泉ラドン温泉に入っていい気持ちです。
母との温泉ドライブの2日目。部屋から外を見るとうっすらと霞がかかって谷間のひっそりした温泉街が普段の雑踏を忘れさせてくれるようでいい感じでした。
朝湯を楽しんで、お正月メニューのおいしい朝ごはん。のんびりした朝を過ごしました。
チェックアウトしてしばらくの間、鬼岩公園の麓を散策しました。部屋から見えていた赤い花は椿でした。咲き乱れるような咲き方をする花ではないと思っていたので、意外な感じがしましたが、鮮やかな花がいっぱいに咲いているのはとてもきれいでした。
鬼岩公園を登りきると松野湖に出ます。散策路はありますが険し過ぎる登山道のような道なので、僕たちはクルマで上りました。
松野湖は木々に囲まれた美しい人造湖です。桜の季節や新緑の季節は隠れた名所になりそうです。
その後、鬼岩温泉のすぐ近くの道の駅「志野織部」で買い物をしました。母はお土産物を見るのが好きです。ついつい僕もどうでもいいようなものを買ってしまいました。
鬼岩温泉から家までは高速を使えば一時間もかかりません。3日はUターンラッシュのピークです。こういう日はさっさと帰った方がいいのです。
お昼には家に着きました。
鬼岩温泉は父といっしょに行った最後のドライブの思い出の温泉です。去年父の四十九日の法要が終わって一段落した時に母と3人で行きました。鬼岩湯元館のフロントの方も僕たちを覚えていてくださいました。新緑の頃にまた行ってみようかなあと思います。