ELEVEN HOUSE

北海道だ~い好き❤バイクはカワサキ☆クルマはレクサスCTとタウンエース(キャンカー)とジムニー☆キャンプと鉄道も好き

2019.10 檜のお椀を買いに往復300km

2019-10-27 23:37:55 | ニンジャ650の部屋
F1の前の週に妻と一緒に170kmあまりを走って「座骨神経痛でもバイクに乗れる」を実証した。そうなると、当然もっともっと走りたくなってくる。そこで思いついたのが木曾檜の木椀。なに?それ、と思われそうだが、そう思いついたのは僕が普段使っている汁椀は表面が禿げて剥げてきて味噌汁を飲む度に「新しいのが欲しいなあ」と思っていたからだ。
 そうだ、お椀を買いに木祖村まで行ってこよう。
 少し前のこと、先々週の木曜日、つまりF1観戦の4日後、平日に休みが取れたので「お椀を買いにいくだけツーリング」を決行した。妻は仕事で出かけられなかったので、今回はソロツーリングだ。
 仕事に行く妻を送り出してからパッツパッと準備をした。曇り空だったからカッパも持って行こう、長野は寒いかもしれないからトレーナーも持って行こう。ブルゾンにはインナーを付けた方がいいかなあ。そんな感じで準備をして、いつもの東海環状道豊田松平ICから中央道方面へとNinja650を走らせた。山の色が明らかに真夏とは違う。まだ秋色にはほど遠いが、いい季節に近づいていることは確かだ。
 「ん?瑞浪~恵那渋滞?」
 バイクでの渋滞は苦痛なので土岐南多治見ICで高速を降り、県道66で恵那に向かった。県道66は原風景の中を走り抜ける快走路で、気持ちよく走ることのできる道だ。途中の道の駅「そばの郷らっせいみさと」でトイレ休憩を取り、中央道恵那インターから再び高速に入った。長い恵那山トンネルは好きではないが、工事で対面通行になっていたため悪くない速度で流れに乗って走っていたので、好きとか嫌いは関係なかった。


 トンネルを抜け、ただただ北に向かって走り続ける。飯田から先は、山の中腹を縫うように走るので、眺めが抜群にいい。名神や東名とは大違いで、長く走っていても飽きることはない。
 お昼になり、先月シュピーレンで車中泊をした小黒川PAでピットイン。伊那界隈の名物らしい南信州ジンギス丼でお腹を満たした。歯ごたえから、たぶん羊の肉らしい。有名なソースカツ丼よりは好きな味だった。




 小黒川PAを出てすぐの伊那インターで高速を降り、R361で権兵衛峠に向かった。この峠道は伊那路から木曽路へと山脈を横切る道だが、東側は北海道の峠を彷彿させるようななだらかな上り坂だ。峠の権兵衛トンネルを越えてしばらく走ると、ようやく峠道らしいカ下りのーブが続く。と言っても、トンネルが開通してからの新しい道はヘアピンなどのタイトなコーナーはなく、まるで〇〇(日産じゃないよ)スカイラインなどの名称の観光道路のような道で気持ちよく走ることができる。


 今回は下りの途中から奈良井ダムの脇を走る県道493で木祖村に出ることにした。これがまた楽しい道で、もう少し秋が深まれば赤や黄色の木々に包まれながら走れそうだ。まだまだ道路脇は秋色には染まってなかったが、おいしい空気を胸いっぱいに吸ってR19に出た。






 今日の目的はただ一つ、木祖の檜の木椀を買うこと。木祖村の北の塩尻市楢川の「木曽くらしの工芸館」にいろいろな工芸品があるので行ってみた。道の駅「木曽ならかわ」に併設されているので分かりやすい。
 道の駅の駐車場にバイクを停め、工芸館に入ると、曲げわっぱや漆器などの工芸品がたくさん並べられていた。檜の汁椀も5000円~数万円もする。ただ、僕の欲しいのは桐の箱に入ったような工芸品ではなく普段使い用のお椀だ。木曽檜の汁椀も普段使い用の規格品なら1200円。それでも肌触りなどまさに檜で、しかも「もったいない」などと思わずに使うことができそう。

 ジャ~~~ン、これがその汁椀

 
 たった一つのわずか1200円のお椀を買うためだけに170kmも走ってきた僕。それがなんだかおもしろい気がした。
 あとは帰るだけ。
 ひたすらR19を南に向かって走った。木曽福島、上松辺りは御嶽山ツーリングでよく走る大好きな道だ。荒々しい木曽川に沿って緑の山々を眺めながらのライディングは本当にきもちがいいものだ。70kmほど走って道の駅「賤母」で一休み。丸い団子状の不思議な形の五平餅を食べ、さらに南へと走った。




 そして、中央道中津川ICから中央道に入ると、ま、ま、マズイ、雨粒がポツポツとメットのシールドに着き始めた。路面もウェットになりカーブの多い中央道はちょっと怖い。似たようなペースでキャンディグリーンのダエグが走っていて、なんとなく抜きつ抜かれつの走行になった。僕もダエグも濡れた路面のためそれほど早いペースではないがそれなりの速度では走っている。そうこうしているうちに土岐JCTから東海環状道へ。雨はいつの間にかやんでいた。土岐JCTからは僕が毎日走っている遠距離通勤路だ。でも、バイクで走るとなんだか新鮮な感じがする。やっぱりいいわあ、バイクは。
 ここでも70kmほど走ったせと赤津PAで一休み。するとダエグも入ってきた。
 僕がNinja650にする前に乗っていたバイクと同じバイクだ。すごく懐かしく感じた。オーナーさんは岡崎の若者で、初めての大型バイクだそうだ。乗りやすくてお気に入りだそうで、「そうだろ、そうだろ」と内心思った。「もう一度乗ってみたい」とも思ったが、今はNinja650がちょうどいいと思っている。形は違うけどライディングポジションはほぼ同じで、軽い分だけ気軽に乗れる。
 ダエグの若者と別れてすぐ僕もPAを出た。またも同じようなペースで中央道と同じようにそれなりの速度で抜きつ抜かれつの走行になった。豊田松平ICで別れる時、彼とは併走する形となり、お互いに大きく手を振って別れた。彼は豊田寄りの岡崎市に住んでいるとのことだったので、またどこかで会えたらなあと思った。
 豊田松平ICを出れば家まで5分。たった一つの安い檜の汁椀を買うためだけに走った324km。
 おもしろかった~。

にほんブログ村 バイクブログ 夫婦ライダーへ
にほんブログ村
にほんブログ村 バイクブログ ツーリング(バイク)へ
にほんブログ村
にほんブログ村 アウトドアブログ キャンピングカーへ
にほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2019.10 今年も鈴鹿でF1観戦

2019-10-22 23:39:53 | クルマの部屋
台風19号の影響で土曜日の予選が中止になり、日曜日に予選・決勝を行うことになりました。予想進路は東海地方直撃!ということだったので賢明な判断だと納得しました。そのため、土曜日の暇だったこと。金曜日のフリー走行をスカパーで見たりして過ごしました。






 台風の中心が遠州灘を通過する時には僕の住む愛知県は暴風圏にすっぽりと入ってしまい、もちろん大雨洪水暴風警報が発令されていました。ところが、「大型で非常に強い」とは裏腹に、豊田は普通の雨降り程度で通過していきました。拍子抜け・・・そんな感じの台風でした。
 ところがところが、関東や長野では至る所で川が氾濫し、とんでもない被害のニュース。「たいしたことなくてよかった」なんて言ってられない被害です。甚大な被害に遭われた地域の一日も早い復興をお祈りいたします。
 当初、土曜日の予選が終わったら名古屋駅近くのビニネスホテルに泊まり、朝イチで鈴鹿サーキットへ行くことにしていました。そのため、土曜日の夜に自宅から名古屋駅へ行き、その後は予定通りの動きでサーキット入りをすることにしました。ただ、土曜日は終日名鉄電車が運転を見合わせていたため、名鉄豊田線が利用できず、名古屋市営地下鉄の最も豊田寄りの赤池駅までクルマで行くことにしました。
 そして日曜日。名古屋は、台風の吹き返しの風でしょうか、やや強めの風が吹いていたものの、透き通るような真っ青な空が広がっていました。
 名古屋駅の西側を歩いていると、「名古屋テレビです。ちょっとインタビューをさせてもらっていいですか」と、声をかけられました。マズイ・・・と思いましたが「よろしいでしょうか」でインタビューが始まってしまいました。答えるしかないわなあ。
 その中身は省略して、マズイと思ったのは服装。僕、大学で教育学の授業を担当していて、講義のある時はいつもきちんとしたネクタイ姿。今は、メルセデスF1のTシャツ姿。ん?。僕だとは分からないかも。なら・・・いい・・・かなあ。・・・月曜日に誰にも何も言われなかったから、きっと放映されなかったと思う。台風のニュースでそれどころじゃなかったんだろうね、きっと。夫婦で遊びに行く話題を取り上げたらメーテレは大ひんしゅくですよ~。
 前置き、長すぎ。


 三重交通の臨時バス「サーキットエキスプレス」で鈴鹿サーキットへ。ゲートをくぐってスタンドに向かう途中でF1マシンの音が聞こえ始めました。


 「おっ、予選のQ1が始まったな」いいサウンドだ~。スタンドに着くころにはQ1は終わっちゃうかなあ。しばらくすると「クビサのマシンが風にあおられてコースアウト」のアナウンスが聞こえました。赤旗中断です。で、再開してしばらくするとまた赤旗。スタンドに着いたらQ1再開。おかげで予選のほとんどを観ることができました。
 今回の僕たちの席はA2席です。メインスタンド前のストレート・エンド。第1コーナー入口。ピットレーンから出たところ。時速300km超えの最高速から急減速せずに時速200km以上でカーブに進入し、さらに第2コーナーへ。その入り方しだいで次のS字カーブへのリズムがくるってしまうという大迫力の観戦席です。一番遅いウイリアムズでさえ思わず「はえ~~~!」と声が出てしまいます。どのドライバーも予選は必死ですから。チャンピオン争いをしているメルセデスやフェラーリなど、すっごいスピードで1コーナーから2コーナーへときれいなラインで駆け抜けていきます。やっぱり違うわあ、メルセデスは。


 しかし、予選1位と2位はメルセデスではなく、フェラーリの2台でした。PPはベッテルで、メルセデスは3位ボッタス、4位ハミルトン、多くの人が期待したレッドブル・ホンダが5位、6位で、まあまあ順当な予選結果でした。この結果で観客の多くは大喜びだったね、雰囲気として。ウェアーを見ればフェラーリの赤とレッドブル・ホンダのカラーで約9割だもん。チャンピオンチームのメルセデスのウェアーを着ているサポーターなんて数%だよ、数%。一番強いのにね。人気ないなあ。それから、思いの外マクラーレン・ルノーが好調でした。日産を食い物にした?ルノーはあまり好きじゃないけど、マクラーレンは大好きです。F1に興味を持った頃の赤白のマルボロ・マクラーレン、その後のシルバーと黒のウエスト・マクラーレンと、いつの時代もかっこいい存在でした。
 お昼になって、コンビニおにぎりを食べ、ドライバーズパレード~開幕のセレモニーとタイムテーブルは進んでいきました。




 そして、いよいよ決勝レース。わくわくする~。
 レッドシグナルがオールブラックになってスタート!!。おっ、ベッテルがスタートをミスった!!。すぐ後ろのメルセデスのボッタスがトップで第1コーナーへ。やった~。


 トップに立ったメルセデス・ボッタスは速い速い。周回を重ねる度にその差は開き、トップ独走。2位にフェラーリのベッテル、3位は メルセデスのハミルトン。いい感じでレースが進んでいきました。




 そしてあと5周、遂にハミルトンがベッテルのすぐ後ろに付いた。行け~~~!。メルセデスのワンツーフィニッシュかと期待しましたが、2位ベッテル、3位ハミルトンのままチェッカーフラッグ。あれっ、もうチェッカー???、なんか早いなあと思ったら、計器のトラブルで1周早く終わったんだって。・・・まあいいけど。終わってみればメルセデスが1位と3位でメデタシメデタシ。


 ホント、実に愉快です、F1は。
 楽しかった~。
 月曜日の体育の日も僕は仕事でした。ヘロヘロかと思ったら、そうでもありませんでした。心のリセットがうまくいったみたいです。やっぱりF1にバイクツーリングにキャンカー旅。好きなことをやるために仕事してるんだから。

にほんブログ村 バイクブログ 夫婦ライダーへにほんブログ村
にほんブログ村 バイクブログ ツーリング(バイク)へにほんブログ村
にほんブログ村 アウトドアブログ キャンピングカーへにほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2019.10 信州平谷村「ひまわりの湯」ツーリング

2019-10-08 23:43:20 | ニンジャ650の部屋
バイクに乗れなくてもクルマなら乗れる。そう思って先週末に長野県箕輪町の「赤そばの里」へ行ってきたけどやっぱりバイクに乗りたい。
 情けないことに僕、座骨神経痛と診断され、腰と尻と腿の後ろ側と膝の後ろ側が痛いわ痺れるわ力は入らないわで、このところ仕事以外何もしていない。
 これはマズイ・・・。
 で、とりあえずバイクに跨がってみた。跨がったら両足でNinja650を支えることができた。


乗れるじゃん!
 お決まりの三河湖とその周辺まで 往復50kmほど試しに走ってみたら、どうやら大丈夫そう。膝や足の力が弱くても、中型バイク程度ならOKみたい。そりゃそうだ。例え足に4割の力しか入らなくても、両足が着くのでバイクが垂直に立っていれば停車中もそれほど足には負担はかからない。それに、右足のリアブレーキだって、左足のシフトチェンジにしたって、フルパワーをかけることなんてまずない。


 そこで、妻を誘ってデイ・ツーリング。行き先は長野県平谷村の「ひまわりの湯」。家から70kmほどの距離だ。
 大好きなR153をひたすら飯田方面にバイクを走らせる。インカムからは「気持ちいい~」という妻の声。気温は27℃から峠で21℃。ホントいい気持ちで走れる季節になったものだ。こんないい季節に座骨神経痛だなんて悲しすぎだよう。
 目的地を平谷村の温泉にしたのは、先週末の車中泊ドライブで立ち寄った時、めっちゃ気持ちがよかったから。
 1時間半ほど走って道の駅「信州平屋」に併設された「ひまわりの湯」に着いた。


 まずはお昼ごはん。妻が天丼にすると言うので、僕も天丼にした。別のにすると、妻の天丼がうらやましくなりそうな気がした。


 そして、食事の後はお待ちかねの温泉。


 平谷村の温泉はヌルヌル度が強くて気持ちよすぎ~。肌つるっつる。先週と同じようにちょっとぬるめの露天風呂でゆったりまったり。やっぱりいいわあ、平谷村の「ひまわりの湯」。
 お風呂上がりのフルーツ牛乳を飲んで、次はどこへ行こうか。


 稲武からR257と県道を走って新城作手に出て、作手からR301で帰ることにした。
 道の駅「アグリステーションなぐら」でコーヒータイム。ヤエー(ピースサイン)連発でツーリングの楽しさも倍増。こうしてまともに走るのは北海道ツーリング以来だからなんかうれしい。


 田峯でR420へ右折するところを間違えて直進してしまった。気持ちのいい道だったが、「ん?なんで長いトンネルがあるの?」。途中で引き返し、R420に入り、しばらく走って県道35で新城作手へ。げっ、なんちゅうひどい道・・・。狭くてくねくねで、対向車がきたらどうするねん。そこはバイクだから何とかなるけど、気持ちよくはないわなあ。インカムからは「本当にこの道でいいの?」という妻の声。「作手・岡崎って書いてあったからいいんじゃない?」と答えながらもさすがにちょっと不安んあってきた。それでも、しばらく走ったらいい感じのコーナーが続くワインディングロードになった。道路標識も確かに「県道35」。ほっとしたね。
 さすがに日が傾いてくるとちょっと寒い。こういう時はグリップヒーターのスイッチをオンにして対処。これ、夏の北海道ツーリングで気づいた。春でも夏でも寒いと感じればグリップヒーター。何10年もバイクに乗ってきたけど、グリップヒーターを着けたのは去年の冬のこと。こんないいモノもっと早く着ければよかった。
 下山の「しもやまの里」でトイレ休憩。今シーズン初めてコーヒーの自販機の「温かい」を押したね。今日の最高気温30℃とは言え、ちゃんと秋に近づいてる。道端に咲く彼岸花もきれいだったし。
 11時頃に出て、170kmあまりのデイツーリングだったけど、とりあえず好きなバイクには乗れることが分かったので、まずは一安心。
 今週末は鈴鹿でF1観戦。バイクには乗れないけど、年に一度のでっかい楽しみが待っている。
 今週はわくわくしながら仕事仕事。でも、・・・台風の進路がすごく気になるなあ。大きくてメッチャ強いらしい台風がこっちに向かってるよ~。気になって気になって仕事が手につかないよう。ん?矛盾してる!

にほんブログ村 バイクブログ 夫婦ライダーへ
にほんブログ村
にほんブログ村 バイクブログ ツーリング(バイク)へ
にほんブログ村
にほんブログ村 アウトドアブログ キャンピングカーへ
にほんブログ村
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2019.9 車中泊で長野県箕輪町の「赤そばの里」

2019-10-03 00:21:08 | キャンピングカーの部屋
先週水曜日の中日新聞に、長野県箕輪町の「赤そばの里」の写真が掲載されていました。




「白い花のソバ畑もきれいだけど、赤もなんかきれいっぽいなあ。この風景、見てみたい!」
 そう思いながら新聞を見ていました。
「長野県箕輪町の、一面に咲く赤ソバの花を見に行きたい」と、妻に話すと「行く行く!」
 ・・・神経系の痛みはあるけど、バイクに乗れなくてもクルマなら乗れる。長くは歩けなくても歩けないわけでもないし。ということで、シュピーレン(ライトエースバンベースのキャンカー)の出番になりました。


<9月27日>
 金曜日の夕方、車中泊セットをシュピーレンに積み込み、豊田の自宅を出ました。


 走り慣れたR153を飯田方面に走ること1時間あまり、道の駅「信州平谷」でピットイン。


 晩ごはんはおふくろ定食。自然薯に鮎の甘露煮、そして信州名物おやき。自然薯をご飯にかけてつるつるっと食べると、これがまたうまい。おやきの中身はきんぴらごぼう。ちょっとびっくりでした。




 晩ごはんの後は温泉です。平谷のお湯は昼神のお湯とよく似たヌルヌル度の強いお湯で、い~い気持ち。急ぐ旅ではないので、の~んびりと露天風呂に浸かりました。お風呂上がりはもちろん牛乳です。僕は子どもの頃にうらやましかったフルーツ牛乳を一気に飲み干しました。


 外の気温は18℃。熱いお湯に涼しい空気。いい感じ。なんかシャキッとした気分で平谷の道の駅を出て、飯田に向かいました。
 そして、飯田山本IC からは中央道でビューン。夜の高速は毎日走っているので慣れたもの。と言うより、なんだか仕事帰りのような感じがしました。
 駒ヶ岳SAで朝食の買い出しのためピットイン。
 朝食用のパンとスープ、それからなんだかヨーグルトが食べたくなってヨーグルトも。妻はプリンを買っていました。
 今夜の宿は駒ヶ岳SAから10数kmほど先の小黒川PAとしました。


 小黒川PAは、大型車の駐車場から少し離れた静かな場所にも小型車用の駐車場があり、しかもトイレも近く、車中泊にはとても適したPAでした。
 小黒川PAに着いてまずはヨーグルトにプリン。そしてお湯を沸かしてコーヒータイムです。テレビを観ながら、のんびりまったり。いいわあ、シュピーレン。
 小黒川PAから赤ソバの里までは30分ほどの距離のようです。明日は朝の爽やかな空いている時間帯に赤い花が一面に咲いたソバ畑を見学します。
 シュピーレンの中をベッドモードにしました。


 隣には僕たちと同じ豊田ナンバーのハイエースのキャンピングカーが停まっていました。


<9月28日>
 キャンプ場の朝は気持ちよかったね、って、今回はキャンプ場ではなく中央道小黒川PAで朝を迎えました。キャンプ場じゃなくても朝の清々しい空気はおいしいものです。


 6時過ぎに小黒川PAを出て、伊那ICで高速を降りて目的地の箕輪町赤そばの里の駐車場に着いたのが7時前。もちろんソバ畑に一番近い第一駐車場に誘導していただくことができました。そのための朝イチ作戦なのです。
 すでにアマチュアカメラマンたちがあっちに行ったりこっちに来たりしていました。僕たちはまず、車内でお湯を沸かして朝ごはんの準備です。メニューは昨晩駒ヶ岳SAのコンビニで調達したフレンチトーストとミニクロワッサンと温かいスープです。ベッドモードからリビングモードにしたシュピーレンの中でおいしくいただきました。


 さて、いよいよ赤い花が咲いているソバ畑へと向かいます。


 歩くこと7、8分。途中にも赤い花のソバ畑がありました。これが一面に咲いているかと思うと、なんだかわくわくしてきました。
 おおおっ!!!
 これはきれいだ~。
 赤と言っても真っ赤ではなくやさしい淡い赤色でした。そのやさしい赤色がまるで絨毯のように山裾まで広がっていました。曇り空の薄い朝の陽の光と淡い赤。来てよかった~。


 普段あまり写真を撮ることのない妻も、この時ばかりはスマホを使って近くから遠くから色々な構図で写真を撮っていました。僕も久しぶりに一眼レフカメラを出しちゃったりして写真を撮りまくってしまいました。写真技術のない僕は、オートモードで。








 よく見ると、たまーに普通の白い花を咲かせた蕎麦の花もありました。北海道で見た真っ白なソバ畑が広がっている景色の美しさを思い出しました。ほんのわずかな白い花がやさしい色合いを醸し出しているのかもしれません。
 箕輪町の山裾に広がる淡い赤色のソバ畑の景色をしっかりと目とSDカードに焼き付けて、赤そばの里を後にしました。ゆっくり見学したつもりでしたが、時刻はまだ9時を少し過ぎたばかりでした。朝風呂にでも入ろうかと、伊那の「みはらしの湯」に寄って行くことにしました。
 伊那市は箕輪町のすぐ隣の町です。「みはらしの湯」に着いてもオープンは10時。シュピーレンの中でテレビを見てオープンを待ちました。ちょうど海底トンネルの秘密のような番組をやっていて夢中になってしまいましたが、10時を過ぎたので見るのをやめて温泉に入りました。




 朝、少し歩いた後の温泉ってこんなに気持ちのいいものだったのかと思えるほどいい気持ちがして、熱めの露天風呂で思いっきり足を伸ばしてくつろぎました。そして、お風呂上がりのコーヒー牛乳を飲み、留守番の母へのお土産と珍しい地元のレトルトカレーを買って伊那ICへと向かいました。


 帰りも往路と同じように飯田山本ICで降り、R153で豊田の自宅に戻ります。そこで一つ課題が。NHKの朝ドラ「なつぞら」の最終回を観なくちゃ。
 で、阿智村浪合の治部坂でクルマを停めてテレビを見ると電波が入らない・・・。仕方がないからもうちょっと走って平谷村の道の駅にクルマを停めてテレビを見ると、ここもやっぱり電波が入らない・・・。そこでさらにクルマを走らせて根羽村のネバーランドへ。そろそろ「なつぞら」が始まる時間です。でも、やっぱり電波が入らない。・・・。「なつぞら」最終回、あきらめました。


 根羽村は愛知県との県境の村です。信州最後の地ということで信州らしくソースカツ丼を食べて帰りました。




 金曜日の夜のうちに移動して土曜日に朝イチできれいな花を見て、お昼過ぎには家に帰る。この朝イチ作戦にすっかりハマっています。

にほんブログ村 バイクブログ 夫婦ライダーへ
にほんブログ村
にほんブログ村 バイクブログ ツーリング(バイク)へ
にほんブログ村
にほんブログ村 アウトドアブログ キャンピングカーへ
にほんブログ村
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする