2024北海道ソロツーリング8日目 富良野~苫小牧
~農園の山辺と、夕張散策~
<9月13日>
北海道を走る最後の日です。
宿泊したハイランドふらのは温泉施設です。僕にしてはめずらしく、朝風呂に入ってシャキッ。誰もいなかったので露天風呂で思いっきり体を伸ばして入りました。最終日にふさわしい朝のスタートかなあ。
美味しい朝ご飯をいただき、遅めの9時30分にチェックアウトしました。
パッキングしていると地元のおじさんに声をかけられ、しばらく談笑。ソロで走っているとほとんど無言なので何か新鮮な感じがしました。
ハイランドふらのを出て、まず向かったのが、山部の中西農園さんです。美味しい旬の野菜を家に送ろうと思いました。ところが、シャッターが半開きで誰もいません。駐車場から電話をかけても誰も出ません。今日はやってないんだ。「また来たよ~」と言って店に入りたかったんだけどなあ。
仕方がないので、少し先の山崎農園さんに入りました。あるわあるわ、かぼちゃにトウキビ。かぼちゃ、あまり好きではないけど、山部の栗かぼちゃだけは別、美味いんです。
トウキビ10本、栗かぼちゃ5個を家に送りました。全部は食べられないから日頃お世話になっているご近所さんにもあげよう。茹でたてのトウキビを1本サービスでいただき、山部の農園を出ました。
山部と言えば、ドラマ「北の国から」の出発の地。そのJR.山部駅にも行ってみました。
アマチュア・カメラマンらしい人が一人、駅舎やホームの写真を撮っていました。僕も、バイクを駅舎の前に停め、写真を撮りました。「北の国から」の黒板五郎はここ山部から麓郷に向かい、ドラマが始まったのです。
次に向かった先は夕張です。今日は夕方には苫小牧港に着かないといけないから、苫小牧方向に向かわないといけないのです。夕張経由で苫小牧に向かうことにしました。
またまた道道135を走り、R452芦別夕張線に入りました。この道、好きなんです。とにかく交通量は極端に少なく、桂沢湖から先は僕専有道路のワィンディングになるはずの道なのです。
そろそろお昼になりました。
桂沢湖の近くの駐車帯にバイクを停め、道端に腰を下ろして、山崎農園さんでいただいたトウキビでお昼ご飯です。甘くて、味が濃くて、柔らかくてうっまい。満腹にはなりませんでしたが、ほとんど動いてないのでこれで十分です。美味しい空気と森の景色がいいおかずになりました。
桂沢湖で三笠方面と夕張方面に分岐します。9割以上は三笠方面に向かうので、思惑通り、R452は僕の専有道路です。ほとんどクルマが走らないので路面状態はすごくよくて、景色もいいし、コースは高速コーナーばかり。ビーナスラインをさらに気持ちよく走れる道が30kmも続いているからたまりません。北海道最終日にふさわしい道です。きれいな景色の中、6速のまま軽く右に左にバイクを傾けながら最適なペースで走り続けます。気持ち良すぎです。
シューパロ湖に着きました。シューパロ・・・夕張の語源だそうです。
あれっ?沈みゆく古い鉄橋がなくなってる。取り壊した?沈んじゃった?あの哀愁を帯びた風景、見たかったなあ。
さらに南にバイクを進めて、南大夕張駅跡へ。
ここには、古い列車やバスが保存展示してあります。
お気に入りは三菱ふそうの古いバスとラッセル車。バスは僕が子どもの頃に新しいと思ってた今では当たり前のキャブオーバー型のバスです。ラッセル車は走ってるのを見たことがないから憧れの車両です。
南大夕張の駅跡をうろうろしたら、次は最後のセコマです。
国道交差点角のセコマに寄りました。フェリーの中で食べる晩ご飯の調達です。毎年決まって助六寿司を買っています。そして、お昼が少なかったからおにぎりも。北海道山わさびのおにぎりを選びましたが、これは失敗だったな、僕にとっては。支払いはセコマのペコマカード。
買い出しが終わったら、あとは苫小牧フェリーターミナルに向かうだけです。
夕張インターからは道央道で一気に苫小牧中央インターまでビューン。この旅最後のパーキングの見沢パーキングで小休止して、奥さんに「もうすぐ苫小牧港に着くよ」メールを送りました。
苫小牧中央インターから苫小牧市街を抜けてフェリーターミナルまで最後の北海道の道を味わいながら走りました。
15時40分、苫小牧フェリーターミナルに到着しました。乗船手続きを済ませ、ターミナル二階のレストランへ。ここの窓側の席でコーヒーを飲むのも、僕の楽しみの一つなのです。
続々と入ってくるバイクを見ながら、「上のデッキ〜」というアナウンスを聞きながら美味しいコーヒーを飲むひととき。北海道2000kmのバイク旅を終えた満足感のようなものを感じました。
コーヒーを飲み終え、バイクのところに戻ると、7年前の北海道ツーリングで知り合ったひろ子さんカップルが入ってきました。彼といっしょにピッカピカのハーレー2台。すぐに分かりました。Facebookでやりとりしているので身近に感じてはいましたが、とても懐かしく、今回よく似たコースを走っていながら一度も出会えなかったことをお互いに残念がったりしました。
乗船時間になりました。いつもながら緊張してフェリーに乗りました。
2日分のお泊りセットだけを持って、656号室へ。フェリーに乗ったらまずお風呂が流儀の僕は急いでお風呂に向かったら、同じ流儀の人は多いものです。混み合ったお風呂でとりあえずはのんびりした気分になりました。
風呂から上がったら外のデッキへ。スピーカーから流れる「美しき青きドナウ」を聴きながら、船が岸から離れていくのをぼうっと見ていました。
部屋に戻って、夕張のセコマで買った晩ご飯。北海道山わさびおにぎり、鼻にツンツンきたわ。好きな人にはたまらないだろうけど、僕、鼻ツンツンは好きじゃないな。
部屋で水戸黄門を見ているうちに、だんだん眠くなってきました。洋上でスマホの電波も繋がらないし、早めに寝ました。
*本日の走行 211km
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~農園の山辺と、夕張散策~
<9月13日>
北海道を走る最後の日です。
宿泊したハイランドふらのは温泉施設です。僕にしてはめずらしく、朝風呂に入ってシャキッ。誰もいなかったので露天風呂で思いっきり体を伸ばして入りました。最終日にふさわしい朝のスタートかなあ。
美味しい朝ご飯をいただき、遅めの9時30分にチェックアウトしました。
パッキングしていると地元のおじさんに声をかけられ、しばらく談笑。ソロで走っているとほとんど無言なので何か新鮮な感じがしました。
ハイランドふらのを出て、まず向かったのが、山部の中西農園さんです。美味しい旬の野菜を家に送ろうと思いました。ところが、シャッターが半開きで誰もいません。駐車場から電話をかけても誰も出ません。今日はやってないんだ。「また来たよ~」と言って店に入りたかったんだけどなあ。
仕方がないので、少し先の山崎農園さんに入りました。あるわあるわ、かぼちゃにトウキビ。かぼちゃ、あまり好きではないけど、山部の栗かぼちゃだけは別、美味いんです。
トウキビ10本、栗かぼちゃ5個を家に送りました。全部は食べられないから日頃お世話になっているご近所さんにもあげよう。茹でたてのトウキビを1本サービスでいただき、山部の農園を出ました。
山部と言えば、ドラマ「北の国から」の出発の地。そのJR.山部駅にも行ってみました。
アマチュア・カメラマンらしい人が一人、駅舎やホームの写真を撮っていました。僕も、バイクを駅舎の前に停め、写真を撮りました。「北の国から」の黒板五郎はここ山部から麓郷に向かい、ドラマが始まったのです。
次に向かった先は夕張です。今日は夕方には苫小牧港に着かないといけないから、苫小牧方向に向かわないといけないのです。夕張経由で苫小牧に向かうことにしました。
またまた道道135を走り、R452芦別夕張線に入りました。この道、好きなんです。とにかく交通量は極端に少なく、桂沢湖から先は僕専有道路のワィンディングになるはずの道なのです。
そろそろお昼になりました。
桂沢湖の近くの駐車帯にバイクを停め、道端に腰を下ろして、山崎農園さんでいただいたトウキビでお昼ご飯です。甘くて、味が濃くて、柔らかくてうっまい。満腹にはなりませんでしたが、ほとんど動いてないのでこれで十分です。美味しい空気と森の景色がいいおかずになりました。
桂沢湖で三笠方面と夕張方面に分岐します。9割以上は三笠方面に向かうので、思惑通り、R452は僕の専有道路です。ほとんどクルマが走らないので路面状態はすごくよくて、景色もいいし、コースは高速コーナーばかり。ビーナスラインをさらに気持ちよく走れる道が30kmも続いているからたまりません。北海道最終日にふさわしい道です。きれいな景色の中、6速のまま軽く右に左にバイクを傾けながら最適なペースで走り続けます。気持ち良すぎです。
シューパロ湖に着きました。シューパロ・・・夕張の語源だそうです。
あれっ?沈みゆく古い鉄橋がなくなってる。取り壊した?沈んじゃった?あの哀愁を帯びた風景、見たかったなあ。
さらに南にバイクを進めて、南大夕張駅跡へ。
ここには、古い列車やバスが保存展示してあります。
お気に入りは三菱ふそうの古いバスとラッセル車。バスは僕が子どもの頃に新しいと思ってた今では当たり前のキャブオーバー型のバスです。ラッセル車は走ってるのを見たことがないから憧れの車両です。
南大夕張の駅跡をうろうろしたら、次は最後のセコマです。
国道交差点角のセコマに寄りました。フェリーの中で食べる晩ご飯の調達です。毎年決まって助六寿司を買っています。そして、お昼が少なかったからおにぎりも。北海道山わさびのおにぎりを選びましたが、これは失敗だったな、僕にとっては。支払いはセコマのペコマカード。
買い出しが終わったら、あとは苫小牧フェリーターミナルに向かうだけです。
夕張インターからは道央道で一気に苫小牧中央インターまでビューン。この旅最後のパーキングの見沢パーキングで小休止して、奥さんに「もうすぐ苫小牧港に着くよ」メールを送りました。
苫小牧中央インターから苫小牧市街を抜けてフェリーターミナルまで最後の北海道の道を味わいながら走りました。
15時40分、苫小牧フェリーターミナルに到着しました。乗船手続きを済ませ、ターミナル二階のレストランへ。ここの窓側の席でコーヒーを飲むのも、僕の楽しみの一つなのです。
続々と入ってくるバイクを見ながら、「上のデッキ〜」というアナウンスを聞きながら美味しいコーヒーを飲むひととき。北海道2000kmのバイク旅を終えた満足感のようなものを感じました。
コーヒーを飲み終え、バイクのところに戻ると、7年前の北海道ツーリングで知り合ったひろ子さんカップルが入ってきました。彼といっしょにピッカピカのハーレー2台。すぐに分かりました。Facebookでやりとりしているので身近に感じてはいましたが、とても懐かしく、今回よく似たコースを走っていながら一度も出会えなかったことをお互いに残念がったりしました。
乗船時間になりました。いつもながら緊張してフェリーに乗りました。
2日分のお泊りセットだけを持って、656号室へ。フェリーに乗ったらまずお風呂が流儀の僕は急いでお風呂に向かったら、同じ流儀の人は多いものです。混み合ったお風呂でとりあえずはのんびりした気分になりました。
風呂から上がったら外のデッキへ。スピーカーから流れる「美しき青きドナウ」を聴きながら、船が岸から離れていくのをぼうっと見ていました。
部屋に戻って、夕張のセコマで買った晩ご飯。北海道山わさびおにぎり、鼻にツンツンきたわ。好きな人にはたまらないだろうけど、僕、鼻ツンツンは好きじゃないな。
部屋で水戸黄門を見ているうちに、だんだん眠くなってきました。洋上でスマホの電波も繋がらないし、早めに寝ました。
*本日の走行 211km
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