2017.12 新調したグローブで走り納め温泉ツーリング

　前回の下呂温泉ツーリングでＲ４１から東海環状道を走っているときに指先ジンジンのことを書きました。使っていたウィンターグローブはいつ買ったか覚えがないくらい古いし、メーカー不詳で、厚くて操作しにくく、それでもそれなりにまあまあ温かかったし、使うのは冬だけなので、長い間使い続けてきたグローブでした。前回のツーリングで指先が冷たくて冷たくて、やっぱり新しくていいグローブでなくちゃと思って、思いきって新しいグローブを買うことにしました。
　買ったのは、シンプソンのＳＧ７１７５プレミアム！。ブランドはシンプソンだし、プレミアムというくらいだからきっと上等なグローブだろうと思って選びました。なんと言っても、税抜き１７５００円のグローブだから、安くはない。実際には楽天でポイントを使ったりして税込み送料込みで１２０００円くらいになり、まあまあこんなものかなと思える値段になりました。とりあえず家ではめてみましたが、温かいかどうかは使ってみなければ分かりません。ぴったりフィットしていい感じでしたし、指先はスマホ対応、ということで、先週の土曜日に走ってきました。

　天気もよく、少し寒いけどバイクで走るには１２月中旬としては最適な天気でした。そして、僕にとっては、新調したウィンターグローブのデビューツーリング。妻はエンジンガードを取り付けて最初のツーリングでした。エンジンガードの効果の試しはない方がいいけど。




　目的地は豊川の本宮の湯。これまでに２回ほど行ったことがあります。炭酸泉のいいお湯だったという印象の温泉です。行きは高速道路で、帰りは下道でというコースにしました。
　少し暖かくなったお昼前に家を出て、豊田松平インターから東海環状道、豊田東JＣＴから新東名で新城インターまで岡崎、鳳来のＳＡ、ＰＡをパスして一気新城インターまで走りました。新調したシンプソンの最新のウィンターグローブは快適そのもの、のはずだったのですが、やっぱり指先冷めた過ぎ～。しだいにジンジンしてきて、進路変更のウィンカーを出すのに指の感覚が麻痺して出てるのか出てないのか・・・。
　「これがシンプソンのプレミアム？」
　結局、冬は寒いもの。新しいからか皮の部分がごわごわして硬くてなぜか左手だけが痛い。古い安物の方がマシかも、なんて思いながら走ってました。
　新城インターを出てＲ１５１を豊川方面に向かって走りました。市街地は混んでいたものの、いい感じで走ることができました。ふと、「あれっ、指先全然冷めたくない」。前回のツーリングでは、Ｒ４１を普通に走っていても指先がジンジンしてたまらなかったことを思うと、新しいシンプソンのグローブ、ちょっといいかもと思えてきました。でも、市街地はペース遅かったし。


　１時少し前に本宮の湯に着き、まずはお昼御飯。


　カレーうどんとひじき御飯の本宮定食でお腹を満たし、お目当ての温泉に入りました。内湯であったまった後、いよいよ外の炭酸泉に。
　ぬるめのお湯に入ると肌全体がうっすらと気泡に包まれ、い～い気持ち。温かさに包まれた感じがしました。

　お湯から上がったらもちろん牛乳の一気飲みです。子どもの頃にうらやましかったコーヒー牛乳を飲み、外に出ました。
　走り始めてしばらくするとインカムで妻から、
「なんか、体がポカポカしてる。」
との声。確かにポカポカしてる。冬に炭酸泉はいいものだなあ。そんなことを思いながら豊田につながっているＲ３０１に入りました。
　新城から作手までは気持ちのいいコーナーが連続する峠道。右に左にバイクを傾け峠を登りきるとなだらかな高原道路。高度５００ｍの標示を見て、気温も低くなってるんだろうなあと思ったところで、「あれっ、指先冷めたくない」と気づきました。さすがに真冬に時速１００kmで走り続ければ指先ジンジンになるけど、ちょっと速めの通常走行なら新しいグローブは十分効果があることに気づきました。でも、左手はまだなんだか痛い。馴染んでくればいいかもしれません。
　よく行く作手の道の駅を通過し、しもやまの里でピットイン。温かい缶コーヒーを飲み、ついでに美味しそうに見えたみかんと柿を買って帰りました。




　陽が陰ってきても指先は大丈夫でした。
　今のところ、これが今年の乗り納めツーリングです。来年も楽しく安全に乗ります。

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2017.12 ローバー・ミニの冬支度

「岐阜県美濃地方、雨または雪」の天気予報が聞かれるようになってきました。
　キャンピングカーのシュピーレン（ベース車：トヨタライトエースバン）は今月の車検の時にスタッドレスタイヤに履き替えました。そして先週、雪道に強い旧ミニも冬支度をしました。


　ちょうどオイル交換の時期だったので、旧ミニ専門店の中部オリエンタル自動車(岡崎)に行き、オイル、オイルフィルターの交換と下回りの点検、それに併せて、タイヤもスタッドレスタイヤに替えました。旧ミニ＋ＢＳブリザックは、びっくりするほど雪道を普通に走れるのです。それに、なんだかミニにはスタッドレスがよく似合う・・・。

　そうなると、きれいにしてあげたくなってきました。先日の雨でホワイトルーフには黒っぽい汚れが点々と着いていて、しかもこのところ洗車をしていないのでなんだかもわーっとした感じ。

そこで、岡崎からの帰りに「ソフト９９拭くピカ」を買ってきて拭き上げました。






小さい車体なので３０分ほどできれいになります。

それで、その勢いでファーストカーのＣクラスも。


　きれいになったミニとＣクラス、冬装備完了のシュピーレンとミニ。
　僕、好きなことは子どもの頃から変わってないなあ。



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2017.12 そうだ、Ninjaに乗って下呂温泉に行こう

　「そうだ、下呂温泉に行こう。」
　土曜日の朝、青い空を見て思いついた。


　下呂温泉と言えば、日本三名泉の一つ。メッチャ気持ちのいい温泉だ。
　９時に元同僚でバイク友達のＴ先生に電話をしたら、Ｔ先生もちょうど「今日はどこ行こう」と思っていたところだったとこと。いっしょに行くことになった。
　約束の豊田勘八のミニストップについて少し待つと、ＣＢ４００ＳＦに乗るＴ先生がやってきた。


　ヘルメットはカブトからショウエイＸ１４ホンダバージョンに、ハンドルにはグリップヒーターが。彼のバイクはどんどんバージョンアップしている。ボクのNinja６５０はほぼノーマル。でも、僕のバイクはＵＳＢでスマホをカーナビにして走ることができる。下呂温泉水明館にナビをセットしてミニストップを出た。
　豊田勘八インターから東海環状道～中央道を乗り継ぎ、恵那峡ＳＡで最初の休憩をとった。


　美濃地方の最高気温は８℃の予報。飛騨はもっと冷えるだろうと思い、ここでオーバーパンツをはいて中津川インターへ向かった。上下ヒート素材のインナーを身につけているので、思ったより寒くない。
　中津川からＲ２５７に入るとのんびりしたローカル国道がツーリング気分を盛り上げてくれる。東海環状道も、中央道も、このＲ２５７も、オレンジ色の山並みがとても美しい。１２月に入ったとは言え、まだまだ晩秋の美濃路の景色を楽しみながら走ることができた。それでも、標高の高い舞台峠は寒かった。気温標示は３℃。寒いはずだ。
　峠を降りた舞台峠ドライブインで二度目の休憩をとった。ここまで来たら下呂温泉はすぐそこだ。

　ちょうどお昼に下呂温泉水明館に着いた。水明館は下呂温泉でも３本の指に入る高級老舗旅館だ。僕たちは高いお金を払って泊まるわけではなく、日帰り入浴ならどこも１０００円前後なので、だったら思いっきり高級な旅館にしましょうということで吹鳴観にした。さすがに、駐車場にバイクを止めるときも、玄関に入る時も、入ってからも、とても丁寧に挨拶をしていただき、恐縮してしまった。




　入浴は税込１１００円だった。お金を払って、まずはレストラン。柔らかい飛騨牛がごろごろ入ったカレーのセットをいただいた。ちょっと辛めのカレーにサラダとデザートとコーヒーが付いて税抜き１９００円。カレーにしては高いけど、高級レストランで飛騨牛ごろごろのカレーなので、納得の値段だ。ただ、この程度で贅沢と思う僕は・・・。まあいいか、と言うことで、お目当ての温泉に直行した。


　お湯がものすごく透き通っている。Ｔ先生は「透明すぎて丸見え」なんて言っている。透き通ったお湯なのにつるっつる。たま～に下呂には来るけど、やっぱり日本三名泉の一つだと実感できるお湯だ。寒い中を１２０km以上走ってきただけの価値はあると思う。
　お風呂上がりはもちろん飛騨の牛乳。ほ～んと、いい気持ち。


　帰りは正攻法のＲ４１で美濃加茂へ。常に飛騨川の渓谷を眺めながらの走行だ。時折ピースサインを交わしたりして、バイクっていいなあと思う。七宗の道の駅で休憩をとった時にはまだ４時なのにもう薄暗くなっていた。指先だけが冷たい。Ｔ先生のグリップヒーターがうらやましかった。今度、指先の暖かいウィンターグローブを探そう。


　美濃加茂インターから東海環状道に入り、夕暮れの高速道路を走った。指先がジンジンする。せと赤津インターで大きく手を降ってＴ先生と別れた。
　豊田松平インターを出る時にはすっかり暗くなっていた。日が暮れるの早すぎ。
　名湯に入る。ただそれだけが目的のツーリングだったけど、思った以上に楽しい一日になった。
　寒くても、やっぱりバイクはおもしろい。

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