やっぱりいいわぁ、バイクで北海道!
国の「アクセルとブレーキ」政策。コレ、結構戸惑いますが、6日から3日間、僕たち夫婦は「アクセル」GOGO。密と無縁の道北をレンタルバイクのホンダレブルで走ってきました。
<8月6日>
朝5時40分に家を出て、ANAとエアDOの羽田乗り継ぎ便で旭川へ。
さすがに東京(羽田)での2時間は極力人との接触を避け、空弁を買った以外はじっとしていました。お昼前の旭川行きエアDOに乗ると、さっさと「おこわいなり」弁当を食べ、あとは自然にzzz。前日まで仕事で、この日は5時起きだもんね。
ふと気がつくと眼下には美瑛の美しい畑の広がりが見えました。が、またzzz。「ゴツン」の音で二人とも「今の、何?」・・・で、滑走路でした。
旭川、あんまり涼しくない・・・。
路線バスで旭川駅へ、駅からタクシーでレンタルバイクを予約しておいたオートジョンブル(ハーレーダビッドソン旭川/レンタルバイク819旭川)さんでホンダレブルを借りて2人で北を目指しました。
今日は枝幸町の歌登温泉へ行くだけです。旭川北ICから高速道路を利用し士別剣淵ICで降り、名寄ICから美深ICまで高速の無料区間、そして美深から道道49~120へ。250ccの単発でもそれなりによく走るし、アメリカンっぽいバイクのポジションにも慣れ、何よりも広大な大地を背景に走り続けていると、コロナも仕事も忘れハッピーな気持ちだけになれるのです。天気予報では雨、旭川の暑さも名寄まで走るとちょっと寒い。名寄の道の駅で長袖トレーナーにカッパで寒さ対策と雨対策。
美深から道道49~120に入ると、森の中の一本道だったり、一面のソバ畑の中の一本道だったり、広~い牧場の中の一本道だったり、北海道サイコー~~~と思える風景をバックに連続する高速コーナーを駆け抜けます。雨も霧雨程度の雨が降ったりやんだりで、ずぶ濡れになることもなく枝幸町歌登温泉に着きました。ずいぶん北まで来たものです。
北海道の美味しい料理と、気持ちのいい温泉で、満足満足。
夏に3日ほど休みが取れればバイクで北海道!!。これが僕たち夫婦のスタイルです。
明日はどしゃ降り予報の中での宗谷岬を目指します。雨と風で苦行のような1日になるかもしれません。それさえも、たぶん僕たちは楽しんじゃうと思います。
<8月7日>
さあ困った。二泊三日の弾丸宗谷岬ツーリング2日目、宗谷地方が雨というのは覚悟していましたが、まさかの土砂災害警戒警報。宗谷の手前の猿払村には避難指示のレベル4!!。川の氾濫が予想されます。そこをバイクで走るなんて、こりゃあコロナより怖いぞ。
この際、仕方がありません。コースを変更することにしました。「いつもいつも同じ所ばかり行くじゃない」という神様の御告げ・・・かもしれません。
そこで、曇り一時雨の予報の紋別方面へ行くことにしました。
美味しい朝食をいただき、9時に歌登温泉を出発し、まずは枝幸町の北のウズタイベ千畳敷へ。コロナの影響で施設はすべて閉鎖されていました。ただ、景色を楽しむだけです。それにしても、岩が並ぶ海岸に激しく打ち寄せるオホーツクの荒波。真っ白な波しぶきが豪快に打ち寄せます。なんと言ってもオホーツクです。オホーツクですよ、オホーツク。豪快です。
そこからはひたすらオホーツク海に沿って南に向かいました。
雄武の道の駅で休憩していたら全身ずぶ濡れのMT25のライダーがやって来ました。宗谷岬から来たとのこと。それはそれはカッパなんて意味がないくらいの濡れようで「パンツまでべたべたですよ~」と言っていました。バケツの水をかぶってるみたいな雨で、しかも恐ろしく強い風で大変なんてものじゃないくらいだったそうです。僕たちのコース変更は大正解でした。
さらに南に走り、紋別へ。もちろん蟹のオブジェです。訳のわからないオブジェですが、すごいことはすごい。
お昼になりました。予定していた紋別の道の駅が改装中で休みだったので、去年と同じようにセコマのサンドイッチを駐車場で食べ、R273で滝上(たきのうえ)へ向かいました。
滝上は大規模農業と芝桜の町で、道の駅で芝ざくらソフトクリームをペロペロ。北海道なのに暑いんです。薄いピンク色で、しかも美味しいのですが、ソフトクリームを食べるよりも早く溶け出し、手はベチャベチャの桜色。
滝上からは道道61を走って岩尾内子を目指しました。
景色は大農場から深い森の中へ。緑の中の一本道。目と前の峠に少し雲がかかっているだけで、なんと青空が広がっています。途中でキタキツネがちょこんとこっちを見ていたりして、雨の一日を予定していたので、なんだか大儲けした気分で、爽快な走りを楽しみました。が、が、が、やっぱり神様はいいことだけを与えてくれるわけではありませんでした。
上紋峠にさしかかると雨が降り出しました。まあ、山には雲もかかっていましたし、これは想定内です。一日中雨のつもりでしたから。しだいに風が強まってきました。これもよくあること。北海道ですから。さらに高度を上げるにしたがって雨は激しくなり風は台風並みになり、これは想定外です~。まさに嵐の中の峠越え。インカムで妻と同時に悲鳴を上げながら峠を越えました。危ないとは思いませんでしたが、すっげぇ怖いよ~。僕たち、北海道の峠をナメてました。
峠を下るにしたがって雨風は弱まってきました。そして目的地の岩尾内湖に着きました。まだまだ雨は降り続いていました。そんな天気でも十分に美しいダム湖でしたから、天気がよかったら「すげぇ~」の連発でしょうね。白樺林にひっそりとした湖。いいねえ。雨も小降りになり、薄日が差してきたら、背後の空に虹が出ていました。なぜか、虹を見ると幸せな気持ちになります。
その後、ひたすらまっすぐが連続する道道を走り続け、士別市街でからR40に入りました。一日目と同じ道です。雨はまだ降り続いていました。すると、今度は行く先の空にまた虹が。しかも今度のはふっとい!。名寄の道の駅で一休みしているうちに虹は消えていました。そして、雨の中すぐ北の美深町のびふか温泉ホテルに着きました。
ホテルではチョウザメづくしの夕食につるっつるの温泉でのんびりまったり。
最北端には行けませんでしたが、初めての道をいくつか走り、嵐になろうと、雨が降り続こうと、おもしろい1日になりました。
<8月8日>
北海道レンタルバイク弾丸ツーリング3日目、最終日です。この日は昼過ぎに旭川でバイクを返して帰るだけの日です。
美深温泉を9時半に出て、美深峠を越えて朱鞠内湖に向かいました。思ったよりいい天気で、森の中の一本道の緩やかな坂道をいい気持ちで走ります。
ん、雨??。
シールドのポツポツと小さな雨粒が当たりました。峠のパーキングでバイクを停め、二人ともカッパ姿になりました。しかし、その後は雨が降ることもなく、白樺林に囲まれた高原道路を再びいい気持ちで走り続けました。エジシカの子どもが道路を横切っていったりして、いかにもホッカイドーって感じです。時折、朱鞠内湖が、木々の間から見え隠れします。気持ち良すぎ~。
湖畔のパーキングでトイレ休憩・・・あれっトイレがない。あったはずのトイレが撤去されていました。
「私、したくてしたくて・・・。」
「オレもだよ~。」
歳をとると近くなるんです。
こうなったらコンビニで、と思っても森の湖にコンビニなんてあるわけないわなあ。40kmほど先の士別の町に入ればあるはず。
白っぽいうす緑色のソバ畑が美しすぎます。ホント、すっごくきれいな色の畑が広がっていました。幌加内と言えば蕎麦の町。いいわあ、ここ・・・って、今はそれどころじゃない。走りに走って30分。士別市街に入りました。R40に入ってしばらく走るとローソンの看板が。ほっとしたねえ、インカムから「あったあ、ローソン!」の妻の声を聞いた時は。セコマにこだわっている場合じゃないね、チビりそうなんだから。
士別のローソンで用を足し、ついでにお昼のサンドイッチやペットボトルのコーヒーなんかも買い、すっきりして店を出ました。この時、妻は「もう天気は大丈夫だからカッパを脱ぐ」と言って、装備もすっきり。僕はレブルのシートが湿っていたので、カツパのズボンだけは穿いたままで出発しました。
士別剣淵インターからは道央道でビューンと旭川へ。
ところが、ところが・・・またもや雨!。インターを入る時には晴れてたのに~。高速道路ではバイクを停めることもできず、仕方がないから濡れながら比布大雪パーキングまで急ぎました。たいした雨ではなかったのですが、妻のジーンズの裾はベッタンコになっていました。
二輪車Pでサンドイッチを頬張りながら妻を見ると「あ~あ」なんて言いながらタオルで裾を拭いてはパンをかじっていました。
「走っていれば乾くよ、天気よくなってきたから」
そう声をかけてみたものの、こういう時の声掛けは難しい。僕はカッパのズボンだけは穿いてたから全然濡れてないんだから。
比布大雪パーキングから旭川北インターまではすぐ近く。インターを出て7~8kmでレンタルバイク屋さんのオートジョンブルです。
お世話になったレブル2台を返し、タクシーで旭川駅に向かいました。帰り際に、妻が「来年もよろしく」なんて言ってたのをしっかりと聞きました。
旭川駅からはバスで旭川空港へ。空港でクリームぜんざいを食べて16:20分発のANA中部空港行きに乗り込みました。北海道のおいしいミルクで作った(と思われる)クリームに北海道の美味しい小豆で作った(と思われる)ぜんざい。やっぱりうまいわあ。
飛行機は定刻より早めに中部空港に着いたので、午後6時半には空港を出て、7時半には家に着きました。帰りはあっという間でした。午前中は朱鞠内湖にいて6時過ぎには愛知県。呆気なく終わってしまったようで、なんだか不思議な感じがしました。
北の大地を600km。宗谷岬を目指すところが、極端な悪天候のためコースを変更をしたのが、かえって面白さが大きくなったように思いました。いつもと同じ道ではない北海道の道。広い大地の中の一本道をいっぱいいっぱい走りました。たった三日間の夢のようなひとときでした。
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国の「アクセルとブレーキ」政策。コレ、結構戸惑いますが、6日から3日間、僕たち夫婦は「アクセル」GOGO。密と無縁の道北をレンタルバイクのホンダレブルで走ってきました。
<8月6日>
朝5時40分に家を出て、ANAとエアDOの羽田乗り継ぎ便で旭川へ。
さすがに東京(羽田)での2時間は極力人との接触を避け、空弁を買った以外はじっとしていました。お昼前の旭川行きエアDOに乗ると、さっさと「おこわいなり」弁当を食べ、あとは自然にzzz。前日まで仕事で、この日は5時起きだもんね。
ふと気がつくと眼下には美瑛の美しい畑の広がりが見えました。が、またzzz。「ゴツン」の音で二人とも「今の、何?」・・・で、滑走路でした。
旭川、あんまり涼しくない・・・。
路線バスで旭川駅へ、駅からタクシーでレンタルバイクを予約しておいたオートジョンブル(ハーレーダビッドソン旭川/レンタルバイク819旭川)さんでホンダレブルを借りて2人で北を目指しました。
今日は枝幸町の歌登温泉へ行くだけです。旭川北ICから高速道路を利用し士別剣淵ICで降り、名寄ICから美深ICまで高速の無料区間、そして美深から道道49~120へ。250ccの単発でもそれなりによく走るし、アメリカンっぽいバイクのポジションにも慣れ、何よりも広大な大地を背景に走り続けていると、コロナも仕事も忘れハッピーな気持ちだけになれるのです。天気予報では雨、旭川の暑さも名寄まで走るとちょっと寒い。名寄の道の駅で長袖トレーナーにカッパで寒さ対策と雨対策。
美深から道道49~120に入ると、森の中の一本道だったり、一面のソバ畑の中の一本道だったり、広~い牧場の中の一本道だったり、北海道サイコー~~~と思える風景をバックに連続する高速コーナーを駆け抜けます。雨も霧雨程度の雨が降ったりやんだりで、ずぶ濡れになることもなく枝幸町歌登温泉に着きました。ずいぶん北まで来たものです。
北海道の美味しい料理と、気持ちのいい温泉で、満足満足。
夏に3日ほど休みが取れればバイクで北海道!!。これが僕たち夫婦のスタイルです。
明日はどしゃ降り予報の中での宗谷岬を目指します。雨と風で苦行のような1日になるかもしれません。それさえも、たぶん僕たちは楽しんじゃうと思います。
<8月7日>
さあ困った。二泊三日の弾丸宗谷岬ツーリング2日目、宗谷地方が雨というのは覚悟していましたが、まさかの土砂災害警戒警報。宗谷の手前の猿払村には避難指示のレベル4!!。川の氾濫が予想されます。そこをバイクで走るなんて、こりゃあコロナより怖いぞ。
この際、仕方がありません。コースを変更することにしました。「いつもいつも同じ所ばかり行くじゃない」という神様の御告げ・・・かもしれません。
そこで、曇り一時雨の予報の紋別方面へ行くことにしました。
美味しい朝食をいただき、9時に歌登温泉を出発し、まずは枝幸町の北のウズタイベ千畳敷へ。コロナの影響で施設はすべて閉鎖されていました。ただ、景色を楽しむだけです。それにしても、岩が並ぶ海岸に激しく打ち寄せるオホーツクの荒波。真っ白な波しぶきが豪快に打ち寄せます。なんと言ってもオホーツクです。オホーツクですよ、オホーツク。豪快です。
そこからはひたすらオホーツク海に沿って南に向かいました。
雄武の道の駅で休憩していたら全身ずぶ濡れのMT25のライダーがやって来ました。宗谷岬から来たとのこと。それはそれはカッパなんて意味がないくらいの濡れようで「パンツまでべたべたですよ~」と言っていました。バケツの水をかぶってるみたいな雨で、しかも恐ろしく強い風で大変なんてものじゃないくらいだったそうです。僕たちのコース変更は大正解でした。
さらに南に走り、紋別へ。もちろん蟹のオブジェです。訳のわからないオブジェですが、すごいことはすごい。
お昼になりました。予定していた紋別の道の駅が改装中で休みだったので、去年と同じようにセコマのサンドイッチを駐車場で食べ、R273で滝上(たきのうえ)へ向かいました。
滝上は大規模農業と芝桜の町で、道の駅で芝ざくらソフトクリームをペロペロ。北海道なのに暑いんです。薄いピンク色で、しかも美味しいのですが、ソフトクリームを食べるよりも早く溶け出し、手はベチャベチャの桜色。
滝上からは道道61を走って岩尾内子を目指しました。
景色は大農場から深い森の中へ。緑の中の一本道。目と前の峠に少し雲がかかっているだけで、なんと青空が広がっています。途中でキタキツネがちょこんとこっちを見ていたりして、雨の一日を予定していたので、なんだか大儲けした気分で、爽快な走りを楽しみました。が、が、が、やっぱり神様はいいことだけを与えてくれるわけではありませんでした。
上紋峠にさしかかると雨が降り出しました。まあ、山には雲もかかっていましたし、これは想定内です。一日中雨のつもりでしたから。しだいに風が強まってきました。これもよくあること。北海道ですから。さらに高度を上げるにしたがって雨は激しくなり風は台風並みになり、これは想定外です~。まさに嵐の中の峠越え。インカムで妻と同時に悲鳴を上げながら峠を越えました。危ないとは思いませんでしたが、すっげぇ怖いよ~。僕たち、北海道の峠をナメてました。
峠を下るにしたがって雨風は弱まってきました。そして目的地の岩尾内湖に着きました。まだまだ雨は降り続いていました。そんな天気でも十分に美しいダム湖でしたから、天気がよかったら「すげぇ~」の連発でしょうね。白樺林にひっそりとした湖。いいねえ。雨も小降りになり、薄日が差してきたら、背後の空に虹が出ていました。なぜか、虹を見ると幸せな気持ちになります。
その後、ひたすらまっすぐが連続する道道を走り続け、士別市街でからR40に入りました。一日目と同じ道です。雨はまだ降り続いていました。すると、今度は行く先の空にまた虹が。しかも今度のはふっとい!。名寄の道の駅で一休みしているうちに虹は消えていました。そして、雨の中すぐ北の美深町のびふか温泉ホテルに着きました。
ホテルではチョウザメづくしの夕食につるっつるの温泉でのんびりまったり。
最北端には行けませんでしたが、初めての道をいくつか走り、嵐になろうと、雨が降り続こうと、おもしろい1日になりました。
<8月8日>
北海道レンタルバイク弾丸ツーリング3日目、最終日です。この日は昼過ぎに旭川でバイクを返して帰るだけの日です。
美深温泉を9時半に出て、美深峠を越えて朱鞠内湖に向かいました。思ったよりいい天気で、森の中の一本道の緩やかな坂道をいい気持ちで走ります。
ん、雨??。
シールドのポツポツと小さな雨粒が当たりました。峠のパーキングでバイクを停め、二人ともカッパ姿になりました。しかし、その後は雨が降ることもなく、白樺林に囲まれた高原道路を再びいい気持ちで走り続けました。エジシカの子どもが道路を横切っていったりして、いかにもホッカイドーって感じです。時折、朱鞠内湖が、木々の間から見え隠れします。気持ち良すぎ~。
湖畔のパーキングでトイレ休憩・・・あれっトイレがない。あったはずのトイレが撤去されていました。
「私、したくてしたくて・・・。」
「オレもだよ~。」
歳をとると近くなるんです。
こうなったらコンビニで、と思っても森の湖にコンビニなんてあるわけないわなあ。40kmほど先の士別の町に入ればあるはず。
白っぽいうす緑色のソバ畑が美しすぎます。ホント、すっごくきれいな色の畑が広がっていました。幌加内と言えば蕎麦の町。いいわあ、ここ・・・って、今はそれどころじゃない。走りに走って30分。士別市街に入りました。R40に入ってしばらく走るとローソンの看板が。ほっとしたねえ、インカムから「あったあ、ローソン!」の妻の声を聞いた時は。セコマにこだわっている場合じゃないね、チビりそうなんだから。
士別のローソンで用を足し、ついでにお昼のサンドイッチやペットボトルのコーヒーなんかも買い、すっきりして店を出ました。この時、妻は「もう天気は大丈夫だからカッパを脱ぐ」と言って、装備もすっきり。僕はレブルのシートが湿っていたので、カツパのズボンだけは穿いたままで出発しました。
士別剣淵インターからは道央道でビューンと旭川へ。
ところが、ところが・・・またもや雨!。インターを入る時には晴れてたのに~。高速道路ではバイクを停めることもできず、仕方がないから濡れながら比布大雪パーキングまで急ぎました。たいした雨ではなかったのですが、妻のジーンズの裾はベッタンコになっていました。
二輪車Pでサンドイッチを頬張りながら妻を見ると「あ~あ」なんて言いながらタオルで裾を拭いてはパンをかじっていました。
「走っていれば乾くよ、天気よくなってきたから」
そう声をかけてみたものの、こういう時の声掛けは難しい。僕はカッパのズボンだけは穿いてたから全然濡れてないんだから。
比布大雪パーキングから旭川北インターまではすぐ近く。インターを出て7~8kmでレンタルバイク屋さんのオートジョンブルです。
お世話になったレブル2台を返し、タクシーで旭川駅に向かいました。帰り際に、妻が「来年もよろしく」なんて言ってたのをしっかりと聞きました。
旭川駅からはバスで旭川空港へ。空港でクリームぜんざいを食べて16:20分発のANA中部空港行きに乗り込みました。北海道のおいしいミルクで作った(と思われる)クリームに北海道の美味しい小豆で作った(と思われる)ぜんざい。やっぱりうまいわあ。
飛行機は定刻より早めに中部空港に着いたので、午後6時半には空港を出て、7時半には家に着きました。帰りはあっという間でした。午前中は朱鞠内湖にいて6時過ぎには愛知県。呆気なく終わってしまったようで、なんだか不思議な感じがしました。
北の大地を600km。宗谷岬を目指すところが、極端な悪天候のためコースを変更をしたのが、かえって面白さが大きくなったように思いました。いつもと同じ道ではない北海道の道。広い大地の中の一本道をいっぱいいっぱい走りました。たった三日間の夢のようなひとときでした。
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