どこからかキンモクセイの香りがしていました。小さな庭に出ると、妻が「裏のキンモクセイが咲いてるよ」と言うので見てみるとオレンジ色のかわいらしい花が咲いていました。いつの間にか彼岸花が終わり、キンモクセイの香りが漂い、しばらくすると紅葉の季節になります。秋です。一年で一番好きな季節です。
先週の水曜日、東海学院大学では大地震と火災を想定した避難訓練が行われました。2時間目の終わり頃から事前指導。僕は「教科国語」の講義を早めに切り上げ、訓練の重要性や意義などを話しました。授業と同じように一生懸命に聞く学生たちの様子に感心していると、予定どおり地震発生の放送が入りました。全員指示どおり速やかに机の下に避難。話し声が聞こえたので「おしゃべりしてると、次の大事な指示が聞こえなくなるから、じっと次の放送を待ちましょう」と言うと、さっと静かになり、次の火災発生、出火場所は…の放送に耳を傾けていました。僕が子ども向けの口調で話したのは、僕の授業を受けている学生のほとんどが幼稚園か小学校の先生を目指している学生なので、こういう口調をいつも心がけています。
全員そろって避難場所に向かいました。どの教室で授業を受けていた学生たちも先生を先頭に集まっていました。人員報告をするとすぐ横にヘルメットを被った学長先生が学生たちの避難の様子を温かい目で見られていました。
いつも思うのですが、今時の若者は昔の若者よりずっと立派です。少なくとも、僕の大学の学生たちは素直で真面目で素敵な学生です。小学校教頭から大学の先生になって四年目。子ども発達学科の学生たちはきっと素敵な先生になるだろうなあと感じるひとときでした。そして、素敵な先生になるようにするのが僕の役割だと強く思いました。
土曜日には、今年の1回目の東海学院大学公開講座が開催されました。栄養学の先生による高齢者の健康についてのお話でした。悪玉善玉コレステロールの話から高齢者こそお肉を摂る必要があることや、お肉を柔らかくする調理法、お年寄りにもできる簡単な健康体操など、僕自身の今後の生活についてもいろいろ思いを巡らすいい機会になりました。
担当の僕は主催者を代表してご挨拶をさせていただきましたが、「へえ、そうなんだ」「そういうことか」という小さな刺激の心地よさが心の引き出しを増やしていくという話をさせていただきました。今回のお話でも、僕は小さな刺激の心地よさをずっと感じていました。
専門の国語教育や、趣味のバイクやクルマのことには積極的に新しい情報に関わろうとします。でも、それ以外のことには自分から関わろうとはしません。この会では、知らないことを知るおもしろさを感じました。本学の公開講座は6回予定しています。ちょっと楽しみです。
今週の土日は学園祭です。学生達が主役になって活躍する日です。先生達も負けてはいられません。子ども発達学科の先生たちは、日曜日の午後にステージを設けることにしました。2週間前から、お昼休みに音楽科教育の先生の元でトーンチャイムの練習をしています。参加には消極的に賛成したものの、練習は結構おもしろいものです。
秋です。今年の秋は、なぜか文化の秋になっています。
先週の水曜日、東海学院大学では大地震と火災を想定した避難訓練が行われました。2時間目の終わり頃から事前指導。僕は「教科国語」の講義を早めに切り上げ、訓練の重要性や意義などを話しました。授業と同じように一生懸命に聞く学生たちの様子に感心していると、予定どおり地震発生の放送が入りました。全員指示どおり速やかに机の下に避難。話し声が聞こえたので「おしゃべりしてると、次の大事な指示が聞こえなくなるから、じっと次の放送を待ちましょう」と言うと、さっと静かになり、次の火災発生、出火場所は…の放送に耳を傾けていました。僕が子ども向けの口調で話したのは、僕の授業を受けている学生のほとんどが幼稚園か小学校の先生を目指している学生なので、こういう口調をいつも心がけています。
全員そろって避難場所に向かいました。どの教室で授業を受けていた学生たちも先生を先頭に集まっていました。人員報告をするとすぐ横にヘルメットを被った学長先生が学生たちの避難の様子を温かい目で見られていました。
いつも思うのですが、今時の若者は昔の若者よりずっと立派です。少なくとも、僕の大学の学生たちは素直で真面目で素敵な学生です。小学校教頭から大学の先生になって四年目。子ども発達学科の学生たちはきっと素敵な先生になるだろうなあと感じるひとときでした。そして、素敵な先生になるようにするのが僕の役割だと強く思いました。
土曜日には、今年の1回目の東海学院大学公開講座が開催されました。栄養学の先生による高齢者の健康についてのお話でした。悪玉善玉コレステロールの話から高齢者こそお肉を摂る必要があることや、お肉を柔らかくする調理法、お年寄りにもできる簡単な健康体操など、僕自身の今後の生活についてもいろいろ思いを巡らすいい機会になりました。
担当の僕は主催者を代表してご挨拶をさせていただきましたが、「へえ、そうなんだ」「そういうことか」という小さな刺激の心地よさが心の引き出しを増やしていくという話をさせていただきました。今回のお話でも、僕は小さな刺激の心地よさをずっと感じていました。
専門の国語教育や、趣味のバイクやクルマのことには積極的に新しい情報に関わろうとします。でも、それ以外のことには自分から関わろうとはしません。この会では、知らないことを知るおもしろさを感じました。本学の公開講座は6回予定しています。ちょっと楽しみです。
今週の土日は学園祭です。学生達が主役になって活躍する日です。先生達も負けてはいられません。子ども発達学科の先生たちは、日曜日の午後にステージを設けることにしました。2週間前から、お昼休みに音楽科教育の先生の元でトーンチャイムの練習をしています。参加には消極的に賛成したものの、練習は結構おもしろいものです。
秋です。今年の秋は、なぜか文化の秋になっています。