今月に入り、大学の保育実習「あそびの森」が再開しました。
作エンドの前期まで、保育実習室を一般の方に開放し、幼稚園、保育所、小学校の先生を目指す学生たちの実践的な学びの場として行われていました。しかし、教員の勤務日でない土曜日開催が単位として認められるかどうかが問題となり、後期から休止されていたのです。
平日開催では一般の方の参加は難しく、学生たちが実際に子どもたちとかかわる実践的な学習になりません。実際に子どもたちと直接かかわることで実践力を身につける学習は、本学の子ども発達学科のウリでもあり、素敵な先生になるための大事な学習でもあったのです。そして、僕は教育・保育の専門家の端くれとして、学生たちが子どもたちや保護者の方々との交流をとても価値のある活動ととらえていました。特に注目しているのは保護者との交流です。教育実習・保育実習や講義では得られないことをいっぱい身につけられる活動と考えています。東海学院大学子ども発達学科では、子どものご両親がどれだけ我が子を愛しているかを目の当たりにして学ぶことができるのです。
そして、「あそびの森」を楽しみにしてくれている子どもたちや保護者の方もいらっしゃるのです。今月2日(土)と16日(土)の2回の再開に向けてご尽力された担当のS山先生にはすごく感謝しています。
2日の土曜日は、子ども発達学科の2年生が、「あそびの森」に来てくれる子どもたちのためにがんばって準備をし、練習をして、子どもたちをお迎えしました。指導はS山先生で、僕は補助教員として駐車場係と安全管理を担当しました。ある意味、気楽です。
今年の2年生は、すごく上手に子どもたちと接していました。子どもたちも、学生との遊びに夢中になり、本当に楽しそう。保育実習室にはいろいろな大型遊具があるのですが、参加してくれたこどもたちはそれらには見向きもせずに学生の用意した遊びに夢中になっていました。
学生たちの企画は七夕をテーマに、短冊作り、お星さまスティック作り、輪投げに星釣り、天の川作りに手遊び、ペープサートなどなど楽しいことが盛りだくさん。子どもたちは大喜びであっちのコーナー、こっちのコーナーと行ったり来たりして大学生のお姉さんたちといっしょに遊びを楽しんでいました。学生にとってはプチ先生。3年次に予定されている教育実習、保育実習に弾みがつきます。10時から12時までの2時間があっという間に過ぎてしまいました。
そして先週の土曜日、2回目の「あそびの森」を開催しました。
くどいようですが、東海学院大学子ども発達学科では、頭で教育、保育を学ぶだけではなく、実際に子どもや保護者の方々とふれ合う活動をとおして実践力を身につけるようにしているのです。
今回の担当も2年生の学生たちです。保育の授業の時間以外にも図画工作科実習室に集まって、かなりの時間を使って準備や練習に励んでいました。大きな段ボール箱をみんなで図画工作科実習室に運んでいる姿を目にしたこともあります。
この日は、絵本の読み聞かせに、歌、迷路、的当て、魚つり、うちわ作りに花火の前での写真撮影、スイカ割りなど、夏をテーマに楽しい活動をたくさん用意して、子どもたちをお迎えしました。1回目と学生のメンバーは替わっていますが、子どもたちや保護者の方々を十分引きつける活動が展開されました。
印象的だったのは、参加してくださった方々をお送りした後、ある学生の「大成功だった」という言葉を耳にしたことです。
これまでは、自分のすべきことがきちんとできて「大成功」でしたが、この日の「大成功」には今までにない重み、深みを感じたのです。それは、参加してくれた子どもたちが心から喜んでくれた、楽しんでくれたこと、そして保護者の方々が我が子の積極的な活動に満足してくださったことを学生が実感したからこそ口に出た「大成功」という言葉だったように思えたのです。
僕の大学の学生たちは、こうして教育、保育の引き出しを増やしていって社会に出ていくのです。
2回にわたって行われた「あそびの森」では、学生たちも子どもたちも保護者の方々も、本当にいい顔をしていました。僕にとっては2度の臨時出勤になりましたが、素敵な勤務日になったように思います。(好きなバイクはちょっと我慢・・・です。)
東海学院大学(旧東海女子大学)は岐阜県の岐阜市と各務原市の市境にある、どちらかと言えば知名度の低い大学です。あまり宣伝活動も行っていません。それだけに、中身で勝負しなければならないと思っています。中身の主体はもちろん学生たちです。目標に向かって一生懸命になれる学生たちを僕は誇りに思っています。そして、本学の子ども発達学科の先生でよかったとすごく感じています。幼稚園、保育所、小学校の先生になりたい、なれたらいいな、そんな思いを抱いている受験生に、ぜひ今週の日曜日(7/24)のオープンキャンパスに来ていただき、本学を覗いてみてほしいと思っています。
作エンドの前期まで、保育実習室を一般の方に開放し、幼稚園、保育所、小学校の先生を目指す学生たちの実践的な学びの場として行われていました。しかし、教員の勤務日でない土曜日開催が単位として認められるかどうかが問題となり、後期から休止されていたのです。
平日開催では一般の方の参加は難しく、学生たちが実際に子どもたちとかかわる実践的な学習になりません。実際に子どもたちと直接かかわることで実践力を身につける学習は、本学の子ども発達学科のウリでもあり、素敵な先生になるための大事な学習でもあったのです。そして、僕は教育・保育の専門家の端くれとして、学生たちが子どもたちや保護者の方々との交流をとても価値のある活動ととらえていました。特に注目しているのは保護者との交流です。教育実習・保育実習や講義では得られないことをいっぱい身につけられる活動と考えています。東海学院大学子ども発達学科では、子どものご両親がどれだけ我が子を愛しているかを目の当たりにして学ぶことができるのです。
そして、「あそびの森」を楽しみにしてくれている子どもたちや保護者の方もいらっしゃるのです。今月2日(土)と16日(土)の2回の再開に向けてご尽力された担当のS山先生にはすごく感謝しています。
2日の土曜日は、子ども発達学科の2年生が、「あそびの森」に来てくれる子どもたちのためにがんばって準備をし、練習をして、子どもたちをお迎えしました。指導はS山先生で、僕は補助教員として駐車場係と安全管理を担当しました。ある意味、気楽です。
今年の2年生は、すごく上手に子どもたちと接していました。子どもたちも、学生との遊びに夢中になり、本当に楽しそう。保育実習室にはいろいろな大型遊具があるのですが、参加してくれたこどもたちはそれらには見向きもせずに学生の用意した遊びに夢中になっていました。
学生たちの企画は七夕をテーマに、短冊作り、お星さまスティック作り、輪投げに星釣り、天の川作りに手遊び、ペープサートなどなど楽しいことが盛りだくさん。子どもたちは大喜びであっちのコーナー、こっちのコーナーと行ったり来たりして大学生のお姉さんたちといっしょに遊びを楽しんでいました。学生にとってはプチ先生。3年次に予定されている教育実習、保育実習に弾みがつきます。10時から12時までの2時間があっという間に過ぎてしまいました。
そして先週の土曜日、2回目の「あそびの森」を開催しました。
くどいようですが、東海学院大学子ども発達学科では、頭で教育、保育を学ぶだけではなく、実際に子どもや保護者の方々とふれ合う活動をとおして実践力を身につけるようにしているのです。
今回の担当も2年生の学生たちです。保育の授業の時間以外にも図画工作科実習室に集まって、かなりの時間を使って準備や練習に励んでいました。大きな段ボール箱をみんなで図画工作科実習室に運んでいる姿を目にしたこともあります。
この日は、絵本の読み聞かせに、歌、迷路、的当て、魚つり、うちわ作りに花火の前での写真撮影、スイカ割りなど、夏をテーマに楽しい活動をたくさん用意して、子どもたちをお迎えしました。1回目と学生のメンバーは替わっていますが、子どもたちや保護者の方々を十分引きつける活動が展開されました。
印象的だったのは、参加してくださった方々をお送りした後、ある学生の「大成功だった」という言葉を耳にしたことです。
これまでは、自分のすべきことがきちんとできて「大成功」でしたが、この日の「大成功」には今までにない重み、深みを感じたのです。それは、参加してくれた子どもたちが心から喜んでくれた、楽しんでくれたこと、そして保護者の方々が我が子の積極的な活動に満足してくださったことを学生が実感したからこそ口に出た「大成功」という言葉だったように思えたのです。
僕の大学の学生たちは、こうして教育、保育の引き出しを増やしていって社会に出ていくのです。
2回にわたって行われた「あそびの森」では、学生たちも子どもたちも保護者の方々も、本当にいい顔をしていました。僕にとっては2度の臨時出勤になりましたが、素敵な勤務日になったように思います。(好きなバイクはちょっと我慢・・・です。)
東海学院大学(旧東海女子大学)は岐阜県の岐阜市と各務原市の市境にある、どちらかと言えば知名度の低い大学です。あまり宣伝活動も行っていません。それだけに、中身で勝負しなければならないと思っています。中身の主体はもちろん学生たちです。目標に向かって一生懸命になれる学生たちを僕は誇りに思っています。そして、本学の子ども発達学科の先生でよかったとすごく感じています。幼稚園、保育所、小学校の先生になりたい、なれたらいいな、そんな思いを抱いている受験生に、ぜひ今週の日曜日(7/24)のオープンキャンパスに来ていただき、本学を覗いてみてほしいと思っています。