久しぶりの「旧車・珍車・名車を見た」シリーズです。カテゴリーの「クルマの部屋」を見てみると、4月に「117クーペ」と「DAXホンダ(バイク)」を、5月には「ケンメリ・スカイライン」「ワ ーゲン・バス」「足のいいヤツ・カリーナ」「元祖86トレノ」「スバル360てんとう虫」「ポルシェ356スパイダー」と立て続けに見た記事があります。今回 は、それ以来の「旧車・珍車・名車を見た」シリーズです。
今回出会ったクルマは、2代目コロナと初代ターセルです。実は、3連休の東北の旅から帰ってすぐ胃腸かぜにかかってしまい、寝込んでいました。27日は午前中に時間休を取って病院に行き、そのまま職場に向かったのですが、豊田市街地付近で2台の旧車に出会ったのです。2代目コロナには豊田スタジアム近くの豊田大橋で、初代ターセルには旧国道153県道の汐見町で出会いました。共に名車と呼ばれるクルマにはなり得なかったのですが、すごく存在価値のあるクルマでした。
2代目コロナは、打倒ダットサン・ブルーバードを旗印に、初代だるまコロナを低く長くス マートなデザインに変えて登場したクルマです。ライバルの2代目ブルーバードよりずっとスマートなデザインに注目されたものの、そのデザインがどことなくひ弱な感じがしたせいか、打倒ダットサン・ブルーバードというわけにはい かなかったようです。ひ弱なイメージを払拭するために、かなり激しいテレビCMを展開したようですが、昭和30年代のことですから、さすがにその記憶は僕にはありません。あらためて見てみると、確かに当時としてはかなりスマートなデザインとは思えますが、ひ弱そうな形をしています。 名車にはなれなかったものの、次の3代目コロナは塊感を兼ね備えたスマートなデザインとなり、さらに美しい2ドアHTを追加して名車510ブルーバードと対等に渡り合えるクルマになっていったのです。まさに、「失敗は成功のもと」と言えるクルマだったように思います。
もう1台の初代ターセルも2代目コロナと同じような運命のクルマだったように思います。ただ、生い立ちは大きく異なります。なんと、あの大トヨタの、初めてのFF車として世に出たのが、初代ターセル/コルサだったのです。今でこそ、一部の高級セダンを除いてほとんど のクルマがFFです。ところが、ターセル/コルサが誕生した時代は、FFはほとんど邪道としか思われていなかったのです。スバルがわずかにFF車(スバル1000~スバルff1)を造っていましたが、ほとんど見かけることはありませんでした。世界に目を向けても、ヒット作は僕の大好きなミニくらいです。僕の乗っているミニがそれよりずっと前の時代から造られていたことに驚きを感じます。そんな時代に彗星のごとく登場したのが初代シビック(ホンダ)だったのです。あっという間に日本中に広まり、一世を風靡するに至ったのです。これで、FF車がかなりの人に認 知されたのでした。それを、指をくわえて見ているトヨタや日産ではありません。ところが、この二大メーカーにはFF車を開発するためのノウハウがありませんでした。そうして、やっと世に出てきたのが日産のチェリーと、トヨタのターセル/コルサでした。正直、両方ともヘンな形だと思いました。今回見たターセル(コルサかもしれません)は、形がヘンということもありましたが、トヨタ車オーナーは保守的な人が多かったため、クルマはリア・ドライブという固定観念があったのです。免許取り立てだった僕も、そう思っていましたし、今なお心のどこかにそういう思いは残っています。ファースト・カーにCクラスを選んだのもそのためです。大スター山口百恵を起用したCMの効果もあって、多少は売れるようになりましたが、歴代トヨタ車としては低迷した クルマだったと思います。結局、2代目コロナ同様、名車にはなれませんでした。
ただ、初代プリウスが当時としてはヘンな形で出ましたが、あれこそ「ハイブリッド車」の形とイメージづける質の高いデザインだったと思います。既存のデザインから離れたデザインを採用しましたが、初代ターセル/コルサも、「トヨタのFF車」として、他のトヨタ車にはないデザインを採用したものと思われます。それを、ヘンと感じてしまっただけだったのです。保守的な人にはパブリカ・スターレットやカローラがありました。その後、ほとんどのクルマがFFになるとは、当時は想像もできなかったのでした。
なつかしい2台の旧車に出会い、いろんなことが頭を巡りました。
なお、写真はすべてネットで公開されているものを使用しています。
お正月と言えば「年賀状!」というくらい、僕は年賀状が好きです。
今年は、「地平線と、地平線に向かって果てしなく真っすぐ伸びる道」をテーマに年賀状を作りました。
教師という仕事を長く続けているので、これまでに受け持った子どもの数は何百人にものぼります。大人になり、家庭を持ち、社会人として立派に活躍している教え子たちとの、年に一度の交流が年賀状なのです。僕も年賀状で、教え子たちが卒業してからも元気で過ごしていることを伝えているのです。そして、地平線に向かって果てしなく真っすぐ伸びる道で、夢を見失わずに歩み続けてほしいという気持ちを伝えたいと思います。
仕事から帰ると、毎日、山と積まれた地平線の年賀状と、頑張って印刷するプリンターと格闘してきました。それがまた、楽しいひとときなのです。
3連休は仙台~南三陸へ旅行に出かけますが、帰った翌日の25日に確認して投函する予定です。
また、旧cafeで知り合った素敵な友達との年賀状のやりとりも楽しみです。
1月1日、元日の朝は、郵便屋さんがやってくるのを首を長くして待っています。
いつもの年のクリスマスは神戸六甲の教会で賛美歌を歌ったり、祈りを捧げたりして過ごしていますが、今年はちょっと変えてみることにしました。元々は25日に休みが取れず、クリスマス・イブには家に帰っていなければならなくなってしまったからなのです。それで、カレンダーどおりの23日の天皇誕生日を含めた22日~24日の3連休に出かけることにしました。僕たち夫婦の恒例の教会でのクリスマスの計画はボツになってしまいましたが、新たな計画を立てることができ、それはそれでよかったと思います。
10月には25日の出勤が分かっていたので、ずいぶん前に妻と相談し、妻の大好きな仙台箪笥を見に行くことにしました。早い時期に飛行機・宿泊・レンタカーのパック旅行を探し、とにかくその3点だけは押さえておきました。早い時期に予約するパック旅行だと、通常の価格の半額くらいで予約できるのです。
22日に中部空港発のANA(IBEX)で仙台空港へ行き、レンタカーで南三陸町のホテルに向かいます。23日は、南三陸から女川へ、それから仙台駅の近くのシティホテル。24日は仙台箪笥をゆっくりと見て、仙台空港に戻ります。レンタカーを返して、夕方のANA(IBEX)で中部空港へ、イブの夜には豊田の自宅に帰ってきます。
旅行パックの関係で、こうしたおおまかな旅程だけは立てました。ちょうど、旅行を決めた頃、テレビでたまたま南三陸町を取材した番組を観ました。多くの人が、とにかく復興に向かっている南三陸に来てほしいとインタビューに答えていました。また、東北観光博も開催されています。悲惨なニュースは何度も耳にしていますが、自分の目で見たのは、夏の北海道ツーリングの時にフェリーから眺めた仙台港の姿だけです。昨年は貨物船が陸の上に上がって止まっていました。壊れたコンテナが散乱していました。クレーンがねじ曲がっていました。今年の夏には、ほとんど元の仙台港に近い状態にまで復興でしていました。しかし、それは港の姿だけ。本当の被災地の姿を、自分の目で見て確かめ、一人の教員としてこれからの人たちに、見たことや感じたことを正しく伝えていけたらと思っています。
これから、周辺のHPを見たりして、コースを考えようと思います。もちろん、目的は観光なので、温泉や観光施設などのチェックもして、有意義で、しかも楽しい旅行にしたいと思っています。
家族用にと思って買ったVOXY(4WD)は、実用性はもとより、車中泊や冬のドライブなど、僕たち夫婦にとって、すごく楽しいクルマとして重宝しています。そのVOXYもこの12月で5年経過です。そして、2回目の車検を受けました。
2年に一度のしっかり診る検査なので、基本的には車検はディーラーで受けていま す。
今回、基本点検以外に行ったのは、次のことでした。
・オイル交換とエレメント交換
・ATオイル交換
・発煙筒の交換(期限切れのものだと車検に通らないため)
・前後ワイパー・ゴム(3本)の交換
以上の4点だけでした。さらに、この機会を利用して、エアコンフィルターの交換とスタッドレスタイヤへのはめ替えもやってもらいました。ただ、指摘を受けたことのひとつにバッテリーの劣化がありました。3年で交換を勧めているそうですが、5年経ってもこれと言って症状が出たことはありません。セルを回すのに弱々しい感じがするなどの症状が出る前に替えた方がいいことは承知していますが、ディーラーでの価格は24,000円とのこと。特に純正品にこだわらなければカーショップで汎用のバッテリ-は9,800円で買うことができるような気がします。9,800 円というのは思い違いかもしれませんが、たぶん何万円もしないでしょう。寒くなってセルの回りが悪くなったらイエローハットにでも行って交換することにします。
と言うことで、不調など微塵も見られないVOXYです。買う時には「ヘンな顔だなあ」と思ったフロント・デザインも、今では同クラスの他車よりもかっこよく見 えています。ワン・アクションでリア・シートが畳めるなど、使い勝手はバツグンによく、走りも30㎜ダウンのサスに45%扁平の18インチタイヤ(ピレリーPゼロ・ロッソ)にインチアップしていることも相まって、普通に走っている限りワゴン車特有のふわふわ感も押さえられ、まったく不安も不満のありません。家族用に使っていても、2列目シートに座る80歳を過ぎた両親から不満の声を聞いたことがないくらい乗り心地も優れています。車中泊をする時にシートをフル・フラットにしますが、大人 2人が寝るのに十分な広さがあります。高価で豪華な大型ワンボックス車もいいと思いますが、僕にとてはVOXYで十分満足です。逆に、取り回しの良さなどを考えると、このクラスの方がいいくらいにも思えます。
これでまた、これから先2年間、安心してVOXYを走らせることができます。冬タイヤ(ミシュランX-ICE)に履き替えたことですし、僕のVOXYは4WDなので、冬のドライブも楽しめます。ちなみに、ファーストカーとして使っているメルセデスCクラスよりも、信頼性と扱いやすさの2点においては、トヨタの方がずっと優れていると思っています。な ぜか、メルセデスが故障すると「しょーがねぇなあ」と思いながらヤナセさんに連絡しますが、価格の安いトヨタが故障すると腹が立ちます。故障などしないと思い込んでいるのですから。実際に、オペル・ザフィーラから買い替えた僕のVOXYは、この5年間、故障したり不調になったりしたことなど一度もありません。いい買い物をしたと思っています。
昨日の日曜日の夜、テレビでサッカー世界一のクラブチームを決めるトヨタFIFAワールドクラブカップ(通称トヨタ・カップ)の準々決勝を見ていたら、アナウンサーが「ここ豊田スタジアムは雪が舞っています」と言って、空から降る雪を映していました。
「えっ、雪!」
僕の家はトヨタ・カップ準々決勝の会場になっている豊田スタジアムから2㎞ほどのすぐ近く にあります。ハーフ・タイムに外に出てみると、その時は降っていませんでしたが、道路が濡れ、屋根の一部にうっすらと雪が・・・。この冬の初雪でした。テレビを見て雪が降っていることを知ったという、なんともめずらしい初雪の日でした。
試合は、開催国王者のJ1優勝の「サンフレッチェ広島」とアフリカ王者のエジプト「アルアハリ」。サンフレッチェは、キーパーのけがで控えのキーパーが頑張っていましたが、やはり世界の強豪クラブチーム相手ではなかなかうまくいきません。それでも、負けはしたものの十分善 戦したと思います。それにしても、アフリカの選手やサポーターにとっては、雪が降るくらいの寒さの中で、きっと大変な思いで試合に臨んでいたと思います。試合中、アップでの映像になると大粒の雪がはっきりと映っていました。
実はこの日の午後、ローバーミニのタイヤをスタッドレスは履き替えたので した。雪の少ない地方なのですが、年に数回は積雪があります。虫の知らせというワケではありませんが、そろそろ履き替えた方がいいかもと思った矢先の初雪だったのです。
このブログの「カテゴリー」の「ローバーミニの部屋」に以前書いたように、ミニは雪道にめっぽう強いのです。スタッドレスタイヤを装着していれば雪道でも 普通に走ることができるくらいなのです。だから、雪が降ってもある程度は安心して走ることができます。ただ、通勤時に必ずいる冬装備なしの不届き者のせいで朝の国道では渋滞は必至なのです。
今日の朝、いつもより1時間早く家を出ました。妻はVOXYの4WDで、僕は ローバーミニで出勤です。ともにスタッドレス装着です。まだ渋滞にはなっていなかったので順調に学校(職場)に着きました。と言っても、道路には積雪はなく、ところどころ屋根や畑などが白くなっていた程度でした。
子どもたちが登校する前の早朝の小学校も、庭の一部や学習園の畑など に雪が積もっていただけでした。
昨日から今日にかけての初雪で、いよいよ雪の季節の到来です。雪が降ると、「大変だなあ」と思う反面、子どもの頃と同じようにうれしくなってくる僕なのです。