まずは、これまでのバック・ナンバーです。
⑦静岡・伊豆急行線
⑥千葉・小湊鐵道
⑤福井・えちぜん鉄道三国芦原線
④東京・JR青梅線
③神奈川~静岡・JR御殿場線
②神奈川・箱根登山鉄道
①千葉・銚子電鉄
以前から次の鉄旅の候補に挙げていたのが小田急線とJR身延線でした。新宿発の小田急線は用事で上京したついでにということもできそうなので、今回は甲府または富士出発のJR身延線に決めました。
<9月14日>
まずは新幹線で東京へ。豊田にはない古書店などをぶらぶらしてから新宿に向かいました。
新宿から中央線で甲府に向かいますが、中央線には乗ってみたい電車がありました。「8時ちょうどの~あずさ2号で~」の特急あずさです。朝ではないので2号ではありませんが、新宿発のスーパーあずさに乗って甲府まで行きました。乗ってみたら普通の特急でした。それでも、僕は普通の特急にほとんど乗ったことがないので、「あずさに乗った」というだけで満足しました。
翌日は、JR身延線の途中下車の旅です。時刻表を見ると本数が少なすぎです。ホテルに入ってから、下車する駅を絞って計画を見直しました。身延線でしっかり鉄分補給をして翌週からの仕事再開に備えます。
先週の土日はバイクで1000㎞走破に挑戦。今回は自分の足で歩いて楽しみます。
<9月15日>
19400歩。これがJR身延線を途中下車しながら歩いた歩数です。普段あまり歩かない仕事なので、たまにはこういうことをしないと体力がどんどん落ちてしまわないか心配なのです。元々体力ないし…。
と言うことで、甲府で前泊した僕は身延線の出発点の甲府駅へ。もちろん駅前ロータリー脇にでんと構える武田信玄像を眺めてから駅舎に入りました。甲府は中央線の主要駅です。通勤通学客で賑わっていました。それでも、一番端のホームの身延線の2両編成の車両はがらがらでした。
やっちまった(善光寺駅下車)
まずは甲斐善光寺でしょうということで三つ先の善光寺駅で下車しました。
いきなりやってしまいました。
駅から1200mほどのはずが、歩いても歩いても甲斐善光寺が見えてきません。そのうちに僕の勤める大学のホッケー日本リーグのライバル校、山梨学院大学にたどり着いてしまいました。地図で 確認すると、まったくの方向ちがいだったのです。ローカル線は、1本乗り遅れると1時間2時間待ちになってしまいます。そうだ、目的地は甲斐善光寺でなくライバル山梨学院大学だったことにしよう。敵を知ることも大切なのです。
仕方なしに、またまたひたすら善光寺駅を目指して元きた道を歩きました。朝から40分以上歩きづめです。プラットホームから遠くに見える甲斐善光寺の屋根を見つめて、目的地はあそこではなかったと自分に言い聞かせていました。
ハダカ島?(善光寺駅~身延駅)
次は一気に身延駅まで行きます。ちょっとトイレにと思って車両中央のトイレに入ったら、これが結構立派なトイレでびっくりしました。
僕が乗ったの車両には、10人ほどの乗客が乗っていました。しだいに減り、途中からは登山の若者、ディバックの中年男性、中学生か高校生か大学生か分からない小柄な女の子、そしてディバックの僕の4人だけになりました。
善光寺駅から身延駅まで約1時間半。途中停車駅で15分も止まっていることもありました。景色にも飽きてきたので人間観察です。
中年男性はやたらと写真を撮っているので、僕と同じ鉄旅だろう。女の子は中学や高校は学校が始まっているから大学生で、軽装だからちょっと用事で電車に乗っているのだろう。
身延駅に近づいたところで、「次はハダカジマ~」のアナウンスがありました。
「裸島?」。
聞き間違えかと思いましたが、次のアナウンスでは「ハダカジマでお降りの方は~」と、確かにハダカジマと言っていました。なんとパラダイスのような駅名。
実は、漢字で書くと「波高島」だったのでした。あらかじめ地図でチェックはしていましたが、文字そのものには刺激性がないので、音声で聞いてビックリしたということでした。
もちろん身延山(身延駅下車)
身延駅に着き、4人とも電車を降りました。そして、4人とも身延山行きのバスに乗ったのでした。
バスに揺られること約15分。身延山バスターミナルで降りると、登山の若者はさっさと待っていた仲間とどこかに行ってしまいました。どこに向かえばいいのか分からずうろうろする3人。
バスはまだターミナルにいたので、運転手さんに聞きに行きました。
本堂への道を教えていただいてバスを離れると、中年男性が英語で女の子に何か話しかけていました。女の子の英語は僕にも分かりました。道順を2人に知らせると、女の子はそれを英語に訳して中年男性に伝えていました。男性はマレーシアから仕事で東京に来ているようでした。僕、マレーシアとトーキョーだけは聞き取れました。情けない。
英語の苦手な僕はさっさと門前町を歩いて総門に行きました。そして、目の前の急勾配の長い階段にひるんでしまいました。
「これは、オレには無理。」
それで、訳して登る方法はないか一応案内所で本堂への行き方を尋ねてみました。すると、階段の他に、急坂の男坂、緩やかな女坂があるとのことでした。案内所を出るとマレーシア人と女の子も躊躇している様子だったので、3つのコースがあることを伝えて、一人で女坂を登り始めました。
「なにが緩やかな坂道だ!」急坂のヘアピンカーブだらけの大変なコースでした。何度も立ち止まっては歩き、しだいに後悔の気持ちさえ感じてきました。急勾配を緩やかにすれば長い長い坂道になるってことになぜ気づかなかったんだろう・・・。しかも、緩やかではない。
へろへろになって本堂の前に着くと、マレーシア人が手を振っていました。
何かしゃべっているけど分からないし、へろへろで聞く気もない。
「アイム、ベリーベリータイアド。」
「ザットコース、ベリーベリーロングコース。」
片仮名で答えてあげました。
お参りをして、奥の院に登るロープウェイ乗り場に行き、切符を買ってベンチに腰を下ろしていると、今度はさっきの女の子がやってきました。
ロープウェイで登った奥の院は霧に包まれていました。ここで景色を楽しむことはできないので、お昼を食べることにしました。
身延町はゆばが有名とのことで、ゆばうどんを食べていると、下りのロープウェイの時間が迫っていることに気づいたのです。大急ぎでうどんを食べ、ロープウェイに乗ると、またさっきの女の子が乗っていました。ロープウェイも、身延駅行きのバスも、身延線の列車も、すべて本数が少ないので同じになって当たり前なのです。それでも、やっぱり気にはなりました。当然かもしれませんが電車もバスも上りロープウェイも同じだったのですから。
ロープウェイを降りて本堂に向かう途中で変な乗り物を発見。「斜行エレベーター」と書いてありました。係員っぽい人に聞いてみると、駐車場への昇り降りのエレベーターだそうで、誰でも利用できるとのことでした。そして、駐車場からバスターミナルまではクルマが通る下り坂を15分ほど歩けば行けるとのことだったので、「斜行エレベーター」なるものに乗ることにしました。乗った感じは、エレベーターとケーブルカーのチャンポン。わずか30秒の乗り物でしたが、おもしろい経験でした。
バスの時間まで13分。駐車場を横切り、早歩きで下り坂を歩きました。あと3分というところで、かなり焦ってきました。一人競歩みたいにして大急ぎで歩き、あと1分を切った時間になんとかバスに乗ることができました。
バスに乗るとまた何度も出会っている女の子がいました。さすがにバスの中では話をしながらJR身延駅に向かいました。
彼女は、沖縄から甲府の大学に来ているそうで、せっかく山梨にいるのだから身延山に登ってみようと思って訪れたとのことでした。
身延駅で彼女は甲府方面に、僕は富士方面へと別れました。別れ際に、電車の扉のところから大きく手を振ってくれたのが印象的でした。
で、あのマレーシア人はどこへ行ったのだろう。
富士山本宮(富士駅下車)
次は、富士宮駅で下車しました。
目的地は富士山本宮です。富士の麓の各地にある浅間神社の総元締めのような神社です。もう善光寺駅と同じ失敗は許されません。電車の中でしっかりと地図でチェックして駅を出ました。距離は1㎞あまりです。
歩くこと10分。
「おおっ、でかい鳥居だ。」
境内も何か威厳があって、しっかりとお参りをしなければいけない雰囲気が漂っているような気がしました。その威厳に圧倒された僕は、お賽銭はいつもの10円玉ではなく100円玉にしてしまいました。おまけに、妻と母に御守りまで買ったりして。
富士宮駅まで戻ると、あとは終点の富士駅です。
今回の途中下車の旅は、列車の本数が少ないため少しの駅しか下車できませんでしたが、中身の濃い途中下車の旅になりました。富士宮駅で最後の途中下車を終え、終着駅のJR富士駅に着きました。
贅沢に一人タクシー(終着富士駅からの帰り)
さて、新幹線の新富士駅と在来線の富士駅は鉄道でつながっていないのです。バスもコミュニティバスで、公共施設や商業施設を回るため、コースによって到着時間が異なるとのことでした。駅員の方に尋ねても、普通はタクシーを利用することが多いということでしたので、鉄旅で初めてタクシーを使うことになりました。一人で乗るタクシーは、なんか贅沢な気がして、もったいないなあと思いながら新幹線の駅に向かいました。
新幹線も各駅停車のこだましかありません。掛川や豊橋、新安城など、なんだか鉄旅が続いているような気分を味わいました。新富士駅で買った駅弁もびっくりで、パッケージの絵はとても古くさく、御飯はなんと富士山の絵になっていました。
久しぶりの鉄分補給の旅。おもしろいJR身延線の旅でした。
⑦静岡・伊豆急行線
⑥千葉・小湊鐵道
⑤福井・えちぜん鉄道三国芦原線
④東京・JR青梅線
③神奈川~静岡・JR御殿場線
②神奈川・箱根登山鉄道
①千葉・銚子電鉄
以前から次の鉄旅の候補に挙げていたのが小田急線とJR身延線でした。新宿発の小田急線は用事で上京したついでにということもできそうなので、今回は甲府または富士出発のJR身延線に決めました。
<9月14日>
まずは新幹線で東京へ。豊田にはない古書店などをぶらぶらしてから新宿に向かいました。
新宿から中央線で甲府に向かいますが、中央線には乗ってみたい電車がありました。「8時ちょうどの~あずさ2号で~」の特急あずさです。朝ではないので2号ではありませんが、新宿発のスーパーあずさに乗って甲府まで行きました。乗ってみたら普通の特急でした。それでも、僕は普通の特急にほとんど乗ったことがないので、「あずさに乗った」というだけで満足しました。
翌日は、JR身延線の途中下車の旅です。時刻表を見ると本数が少なすぎです。ホテルに入ってから、下車する駅を絞って計画を見直しました。身延線でしっかり鉄分補給をして翌週からの仕事再開に備えます。
先週の土日はバイクで1000㎞走破に挑戦。今回は自分の足で歩いて楽しみます。
<9月15日>
19400歩。これがJR身延線を途中下車しながら歩いた歩数です。普段あまり歩かない仕事なので、たまにはこういうことをしないと体力がどんどん落ちてしまわないか心配なのです。元々体力ないし…。
と言うことで、甲府で前泊した僕は身延線の出発点の甲府駅へ。もちろん駅前ロータリー脇にでんと構える武田信玄像を眺めてから駅舎に入りました。甲府は中央線の主要駅です。通勤通学客で賑わっていました。それでも、一番端のホームの身延線の2両編成の車両はがらがらでした。
やっちまった(善光寺駅下車)
まずは甲斐善光寺でしょうということで三つ先の善光寺駅で下車しました。
いきなりやってしまいました。
駅から1200mほどのはずが、歩いても歩いても甲斐善光寺が見えてきません。そのうちに僕の勤める大学のホッケー日本リーグのライバル校、山梨学院大学にたどり着いてしまいました。地図で 確認すると、まったくの方向ちがいだったのです。ローカル線は、1本乗り遅れると1時間2時間待ちになってしまいます。そうだ、目的地は甲斐善光寺でなくライバル山梨学院大学だったことにしよう。敵を知ることも大切なのです。
仕方なしに、またまたひたすら善光寺駅を目指して元きた道を歩きました。朝から40分以上歩きづめです。プラットホームから遠くに見える甲斐善光寺の屋根を見つめて、目的地はあそこではなかったと自分に言い聞かせていました。
ハダカ島?(善光寺駅~身延駅)
次は一気に身延駅まで行きます。ちょっとトイレにと思って車両中央のトイレに入ったら、これが結構立派なトイレでびっくりしました。
僕が乗ったの車両には、10人ほどの乗客が乗っていました。しだいに減り、途中からは登山の若者、ディバックの中年男性、中学生か高校生か大学生か分からない小柄な女の子、そしてディバックの僕の4人だけになりました。
善光寺駅から身延駅まで約1時間半。途中停車駅で15分も止まっていることもありました。景色にも飽きてきたので人間観察です。
中年男性はやたらと写真を撮っているので、僕と同じ鉄旅だろう。女の子は中学や高校は学校が始まっているから大学生で、軽装だからちょっと用事で電車に乗っているのだろう。
身延駅に近づいたところで、「次はハダカジマ~」のアナウンスがありました。
「裸島?」。
聞き間違えかと思いましたが、次のアナウンスでは「ハダカジマでお降りの方は~」と、確かにハダカジマと言っていました。なんとパラダイスのような駅名。
実は、漢字で書くと「波高島」だったのでした。あらかじめ地図でチェックはしていましたが、文字そのものには刺激性がないので、音声で聞いてビックリしたということでした。
もちろん身延山(身延駅下車)
身延駅に着き、4人とも電車を降りました。そして、4人とも身延山行きのバスに乗ったのでした。
バスに揺られること約15分。身延山バスターミナルで降りると、登山の若者はさっさと待っていた仲間とどこかに行ってしまいました。どこに向かえばいいのか分からずうろうろする3人。
バスはまだターミナルにいたので、運転手さんに聞きに行きました。
本堂への道を教えていただいてバスを離れると、中年男性が英語で女の子に何か話しかけていました。女の子の英語は僕にも分かりました。道順を2人に知らせると、女の子はそれを英語に訳して中年男性に伝えていました。男性はマレーシアから仕事で東京に来ているようでした。僕、マレーシアとトーキョーだけは聞き取れました。情けない。
英語の苦手な僕はさっさと門前町を歩いて総門に行きました。そして、目の前の急勾配の長い階段にひるんでしまいました。
「これは、オレには無理。」
それで、訳して登る方法はないか一応案内所で本堂への行き方を尋ねてみました。すると、階段の他に、急坂の男坂、緩やかな女坂があるとのことでした。案内所を出るとマレーシア人と女の子も躊躇している様子だったので、3つのコースがあることを伝えて、一人で女坂を登り始めました。
「なにが緩やかな坂道だ!」急坂のヘアピンカーブだらけの大変なコースでした。何度も立ち止まっては歩き、しだいに後悔の気持ちさえ感じてきました。急勾配を緩やかにすれば長い長い坂道になるってことになぜ気づかなかったんだろう・・・。しかも、緩やかではない。
へろへろになって本堂の前に着くと、マレーシア人が手を振っていました。
何かしゃべっているけど分からないし、へろへろで聞く気もない。
「アイム、ベリーベリータイアド。」
「ザットコース、ベリーベリーロングコース。」
片仮名で答えてあげました。
お参りをして、奥の院に登るロープウェイ乗り場に行き、切符を買ってベンチに腰を下ろしていると、今度はさっきの女の子がやってきました。
ロープウェイで登った奥の院は霧に包まれていました。ここで景色を楽しむことはできないので、お昼を食べることにしました。
身延町はゆばが有名とのことで、ゆばうどんを食べていると、下りのロープウェイの時間が迫っていることに気づいたのです。大急ぎでうどんを食べ、ロープウェイに乗ると、またさっきの女の子が乗っていました。ロープウェイも、身延駅行きのバスも、身延線の列車も、すべて本数が少ないので同じになって当たり前なのです。それでも、やっぱり気にはなりました。当然かもしれませんが電車もバスも上りロープウェイも同じだったのですから。
ロープウェイを降りて本堂に向かう途中で変な乗り物を発見。「斜行エレベーター」と書いてありました。係員っぽい人に聞いてみると、駐車場への昇り降りのエレベーターだそうで、誰でも利用できるとのことでした。そして、駐車場からバスターミナルまではクルマが通る下り坂を15分ほど歩けば行けるとのことだったので、「斜行エレベーター」なるものに乗ることにしました。乗った感じは、エレベーターとケーブルカーのチャンポン。わずか30秒の乗り物でしたが、おもしろい経験でした。
バスの時間まで13分。駐車場を横切り、早歩きで下り坂を歩きました。あと3分というところで、かなり焦ってきました。一人競歩みたいにして大急ぎで歩き、あと1分を切った時間になんとかバスに乗ることができました。
バスに乗るとまた何度も出会っている女の子がいました。さすがにバスの中では話をしながらJR身延駅に向かいました。
彼女は、沖縄から甲府の大学に来ているそうで、せっかく山梨にいるのだから身延山に登ってみようと思って訪れたとのことでした。
身延駅で彼女は甲府方面に、僕は富士方面へと別れました。別れ際に、電車の扉のところから大きく手を振ってくれたのが印象的でした。
で、あのマレーシア人はどこへ行ったのだろう。
富士山本宮(富士駅下車)
次は、富士宮駅で下車しました。
目的地は富士山本宮です。富士の麓の各地にある浅間神社の総元締めのような神社です。もう善光寺駅と同じ失敗は許されません。電車の中でしっかりと地図でチェックして駅を出ました。距離は1㎞あまりです。
歩くこと10分。
「おおっ、でかい鳥居だ。」
境内も何か威厳があって、しっかりとお参りをしなければいけない雰囲気が漂っているような気がしました。その威厳に圧倒された僕は、お賽銭はいつもの10円玉ではなく100円玉にしてしまいました。おまけに、妻と母に御守りまで買ったりして。
富士宮駅まで戻ると、あとは終点の富士駅です。
今回の途中下車の旅は、列車の本数が少ないため少しの駅しか下車できませんでしたが、中身の濃い途中下車の旅になりました。富士宮駅で最後の途中下車を終え、終着駅のJR富士駅に着きました。
贅沢に一人タクシー(終着富士駅からの帰り)
さて、新幹線の新富士駅と在来線の富士駅は鉄道でつながっていないのです。バスもコミュニティバスで、公共施設や商業施設を回るため、コースによって到着時間が異なるとのことでした。駅員の方に尋ねても、普通はタクシーを利用することが多いということでしたので、鉄旅で初めてタクシーを使うことになりました。一人で乗るタクシーは、なんか贅沢な気がして、もったいないなあと思いながら新幹線の駅に向かいました。
新幹線も各駅停車のこだましかありません。掛川や豊橋、新安城など、なんだか鉄旅が続いているような気分を味わいました。新富士駅で買った駅弁もびっくりで、パッケージの絵はとても古くさく、御飯はなんと富士山の絵になっていました。
久しぶりの鉄分補給の旅。おもしろいJR身延線の旅でした。