相模太夫の旅録=Tabi Log

☆ 旅は一枚の写真から始まる!!
☆ 旅先での四季彩々一期一会の被写体を瞬撮!!

鎌倉「収玄寺」では「アメリカディゴ」の真っ赤な花を披露中!!

2024-06-17 11:44:58 | 寺院
鎌倉市長谷に江戸時代に「四条金吾」の屋敷跡に妙詣尼が「収玄庵」を開いたのが興りである日蓮宗寺院「四条山収玄寺」は鎮座している。当寺の境内右端に植栽の「アメリカディゴ」が一際鮮やかな真っ赤な花を咲かせている。この花木は南米原産のマメ科デイゴ属の落葉小高木。和名はカイコウズ(海紅豆)。日本へ渡来したのは江戸時代末期。花の少ない初夏から初秋にかけて赤みを帯びたオレンジ色の蝶のような花を多数咲かせ続ける姿は圧巻で遠くからも目立つ。迫力のあるごつごつした樹皮や三出複葉も独特である。沖縄で街路樹となっていねデイゴとは別種である。仏典では「波利質多羅樹」(はりしったらじゅ)と呼んで「天上界の花」とされ寺院にはもってこいの花木である。(2406)
 
 
 


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鎌倉最古の社と言われる「甘縄神明神社」

2024-06-17 07:26:46 | 神社
鎌倉市長谷、静かで由比ガ浜を一望できる高台に鎌倉最古と言われる由緒ある古社「甘縄神明神社」は鎮座している。鎌倉時代には御家人「安達氏」の邸宅があり、「北条時宗」が使ったという「産湯の井戸」があり、万葉集にも登場する「鎌倉」の名。歌の舞台となった場所はこの神社周辺であり、近くには「川端康成」の邸宅があり小説「山の音」の舞台として描かれている。和銅3年(710)、行基が創始、豪族の染谷太郎時忠が神明宮、麓に神輿山円徳寺を建立、後に寺号を「甘縄院」と名付けたことに因む。後に「源頼朝」が伊勢別宮として崇敬し、文治3年(1186)に社殿を修復、四面に荒垣、鳥居を建立。祭神は天照大神。建久5年(1194)までに頼朝公、政子の方、実朝公が参詣している。 明治20年(1887)、五社明神社を合祀し、明治40年(1907)には神饌幣帛料供進神社に指定されている。長谷駅より311号線を徒歩数分丘面に「鳥居」が構えられ、急勾配の参道(石段)前には「神輿庫」、正面に歴史を感じさせる「社殿」(拝殿)がある。境内には「五社明神」と本殿の右には苔むした階段を上ると「秋葉社」がある。境内は今の旬の花「アジサイ」で彩られている。(2406)
 
 
 
 
 
 
 
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