横浜市瀬谷区竹村町に浄土宗鎌倉光明寺末の浄土宗寺院の「慈光山善昌寺」はある。弘治年間(1555~1557)に甲斐の武田氏の支族「岩崎丹後守」が相州瀬谷郷に土着した際、單冏上人を開山として創建。本尊は阿弥陀如来で寅年だけ開帳される。明治7年の火災で本堂、庫裡共焼失するも本尊の阿弥陀如来、本山鎌倉光明寺よりくだされた「雨乞い本尊」は難を逃れた。本山で宗の行事である「十夜念仏」が都度雨にたたられ当寺へ移されたと云われる。以来「雨乞い阿弥陀様」と云われるようになった。瀬谷柏尾道路(401号線)中ほど左側下に「寺号標」が構えられている。参道を進むと「山門」があり境内正面に入り母屋造りの「本堂」、右に庫裏がある。当寺は横浜瀬谷八福神の恵比寿神を祀る。(1906)










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