相模太夫の旅録=Tabi Log

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義経ゆかりの古刹「龍護山満福寺」

2024-06-20 09:16:21 | 寺院
鎌倉市腰越に義経ゆかりの真言宗寺院古刹「龍護山満福寺」は鎮座する。創建は天平16年(744)、本尊は薬師三尊である。奈良時代関東に悪病気が流行し聖武天皇命により行基が当地で祈りを奉げ病気を治める寺を建てたことが興りである。また元暦2年(1185)平家を滅ぼし凱旋した「源義経」が「頼朝」から鎌倉入りを拒まれ逗留、頼朝の勘気を解くため大江広元にとりなしを依頼した弁慶代筆の「腰越状」が残っており義経ゆかりの寺となった。江の電「腰越」駅踏切を渡る急こう配の石段上に「山門」が構えられている。正面に入り母屋造りの「本堂」、その前に薬師像が建てられ湘南を見守っている。本堂前には弁慶代筆の「腰越状」石像や地蔵がある。毎年4月には源義経を偲んで「義経祭」が盛大に行われる。当寺は相模国大師21の15番、相模国準四国八十八ヶ所の第50番、新四国東国八十八ヶ所の第84番の各札所である。腰越はいわゆる分岐の「衢」で鎌倉の西の出入口にあたり旅人の宿であり、また漁民の信仰篤き寺院である。(2406)
 
 
 
 
 



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