座間市入谷に小川(湧水)に沿った幅の狭い場所に「番神水公園」があり、その先に「円教寺」が管理している「番神堂」が建っている。「三十番神」が祀られる小さな祠の「番神堂」がある。三十番神は30日間日替わりで国土を守護するとされる神々である。2009年に再整備された「番神堂」の中には30体のご神体が鎮座する。普段はガラス扉越しでしかお目にかかれない神であるが毎年10月15日この祭礼の日と、年末には扉が開かれ、参拝者は拝むことができるという。段丘下にある祠「番神堂」の裏手から湧き出す「番神堂湧水」は防火用水や街並みを潤す水として利用されている。この湧水は「日蓮上人」がお経を唱えながら地面を杖で突いたところ、こんこんと清水が湧き出したといわれ、昔から住民の大切な生活用水として、水道が引かれた昭和31年ごろまで利用されていた。(2411)
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