相模太夫の旅録=Tabi Log

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浄土宗関東十八檀林の武州滝山大善寺末寺「龍池山増全寺」

2024-12-25 07:27:15 | 寺院
海老名市中新田に浄土宗関東十八檀林(=江戸幕府が定めた関東における浄土宗の僧の学問所)寺院「武州滝山大善寺」末寺、浄土宗寺院「龍池山増全寺」は鎮座している。嘉応元年(1169)、因公学円上人が開山。 開山当時は密教系寺院であった浄土宗へ改宗した。開基は鎌倉末期の領主「海老名源八衛広綱」、法名の無量院殿龍池増全大居士から山院寺号が付けられた。本尊は弥陀三尊、阿弥陀如来は江戸期初期から中期の作である。境内入口には岩船地蔵(享保4年=1719作)があり、飢餓に苦しむ村民の「延命地蔵」として祀られた。 当寺は相模七福神の一つに属し「福禄寿」を祀る。平成28年に「本堂」、「客殿」、「庫裏」を新築改修。境内には「関東大震災慰霊碑」、「水子地蔵尊」、が祀られている。幕末には寺子屋を開き札幌農学校(現在の北海道大学)創設の米国人・クラーク博士が残した名言 「Boys be ambitious」を「少年よ、大志を抱け」と訳した海老名出身の教育者・大島正健氏も学んだとされている。(2412)
 
 
 
 
 




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