相模太夫の旅録=Tabi Log

☆ 旅は一枚の写真から始まる!!
☆ 旅先での四季彩々一期一会の被写体を瞬撮!!

寺子屋、田名学校を開校していた「陽原山南光寺」

2022-02-12 10:22:56 | 寺院
相模原市中央区田名に建長寺を本山とする臨済宗寺院「陽原山南光寺」は鎮座する。松蔭寺や正法寺を開山した鎌倉建長寺30世佛壽禅師が開山(文和3年=1354年寂)。本尊は鎌倉仏師、後藤左近の明和元年(1764) の作の宝冠釈迦如来坐像と脇侍の普賢菩薩坐像。江戸期には幕府より慶安元年(1648)に寺領8石1斗の御朱印場を拝領している。当寺は田名のバス停「保育園前」のすぐ前に「寺号標」が構えられている。参道左には紅白梅が交互に植栽されて今ほどよく咲き誇っている。秋葉灯籠、徳本念仏塔、出羽三山供養塔、大山道の道標石仏、石像、地蔵、二十三夜塔、念仏供養塔など20個ほど建ち並んでいる。左に折れると銅板葺きの「山門」がありその正面に銅板葺き、入母屋造り屋根の「本堂」があり、その前には宗祖像、右に庫裏がある。正面には江戸時代の名僧南山古梁師の書を刻んだ大額が掲げてある。境内には稲荷社、天王社が祀られ觀音堂がある。当寺は江戸時代には寺子屋、明治7年には田名学校が開校されており当地区の教育の中核をなしていた。(2202)
 
 
 
 
 
 

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