相模太夫の旅録=Tabi Log

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鶴巻温泉に牡丹の寺といわれる「満陽山極楽禅寺」

2018-11-07 11:00:27 | 寺院
秦野市鶴巻に牡丹の寺と言われている曹洞宗寺院「満陽山極楽禅寺」はある。平塚市の天徳寺10世により慶長12年(1607)開山、慶安元年(1648)に徳川家光から寺領7石の朱印を受けている。本尊は釈迦牟尼仏、両脇には普賢菩薩・文殊菩薩の釈迦三尊仏である。このお寺には昭和54年(1979)に秦野市重要文化財に指定された十一面観音像が安置されている。像高は105cm、ヒノキの寄木造りである。左ひじを曲げて花瓶を持ち、右腕はまっすぐに降ろしている。平安時代後期の作で、この頃の寄木造りによる仏像は県内でも希少である。この十一面観音像は昔「石座神社」の下の観音堂にあったものを極楽寺に移して安置したものである。鶴巻温泉駅から線路沿いの右の坂を上ったところに「寺号標」(寺門)が構えられ、参道の右に六地蔵、「観音堂(施無畏殿)」、山門を抜けると正面に入り母屋造りの「本堂」、本堂の左に「鐘楼」がある。本堂の右に庫裏があり境内(庭)は美しく手入れが行き届き梅、ロウバイ、牡丹の花で埋め尽くされることから「花の寺」、「牡丹寺」と言われている。(1811)












  
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