アラサー女子の視点からの恋愛エッセイ集。
あまり辛口のコメントはなく、ドン引きされるような「赤裸々な本音」って感じのものもなく、安心して読めます。先日読んだ「崖っぷちパラダイス」の本音度と比較すると、お上品な優等生っぽさが感じられます。アラサーがアラフォーになって焦燥感と開き直りが進むということかもしれませんが。
神様が現れて今から理想の男性と会わせてあげるから絶対必要な条件を挙げろと言われてそのとおりの男性が出てきたとして、その人と「恋に落ちられるか?」という問題提起(146~148ページ)は、なるほどと思います。しかし、別れた相手とはその後の人生で自分が上でないと気が済まないというような執念(34~36ページ)とか、へぇぇぇ~と思う。これじゃあ、いつまで経っても「思い出」にならないじゃないの。まぁ、連載のノルマもあって、とにかく書かなくちゃっていうのもあるかも知れませんが。

はあちゅう 角川文庫 2018年2月25日発行
あまり辛口のコメントはなく、ドン引きされるような「赤裸々な本音」って感じのものもなく、安心して読めます。先日読んだ「崖っぷちパラダイス」の本音度と比較すると、お上品な優等生っぽさが感じられます。アラサーがアラフォーになって焦燥感と開き直りが進むということかもしれませんが。
神様が現れて今から理想の男性と会わせてあげるから絶対必要な条件を挙げろと言われてそのとおりの男性が出てきたとして、その人と「恋に落ちられるか?」という問題提起(146~148ページ)は、なるほどと思います。しかし、別れた相手とはその後の人生で自分が上でないと気が済まないというような執念(34~36ページ)とか、へぇぇぇ~と思う。これじゃあ、いつまで経っても「思い出」にならないじゃないの。まぁ、連載のノルマもあって、とにかく書かなくちゃっていうのもあるかも知れませんが。

はあちゅう 角川文庫 2018年2月25日発行