ケアマネジャーの著者が、現場経験に基づいて介護疲れの原因を把握して解決を図るための方法・心得を語る本。
選択肢を増やし、その中から自分で選択することで不満を減らし、視野を広げ、ものの見方を変えることでストレスを減らし、時間の使い方を見直して効率的なだけではなく効果が出るようなやり方を心がけるとともに自分の大切な時間を増やすというようなことが推奨されています。そんなこと言っても…という思いは出ますが、「自分ならできる」と思う「自己効力感」が必要、「そもそもできるとおもわなければ、いい結果はでません。できないとおもって行動すると、必然と結果も悪くなるものです」(105~106ページ)、「自己効力感の向上は、もっと多くの業務を積極的にこなしたり、難易度の高い業務にチャレンジしたりする意欲につながります」(108ページ)といい、「根拠のない自信がチャレンジする行動力をくれます」(87ページ)というのには、勇気づけられ、信じてみたくなります。
実は、身近にいる介護疲れしている人に何かできないかなぁと思って読んでいたのですが、この本を読んでいる最中に介護を要しなくなることになってしまいました。人生の偶然というか、皮肉というか…
見慣れない出版社だからなのか、校正不足が目に付きます。例えば8ページに「※2」の記載があってその注記がない、43ページに「申請から介護保険利用の流れは図のようになります」とあるのに図がない、同じページに「※詳細は下記の表を参照」とあるのに表がない、66ページに「預貯金等の金額が下表の預貯金等の資産の状況に該当していること」とあるのに表がないなど。誤植と思われるものも少なくありません。せっかくならもう少し丁寧な本作りをして欲しいなぁと思いました。
鈴木篤史 日本橋出版 2023年4月6日発行
選択肢を増やし、その中から自分で選択することで不満を減らし、視野を広げ、ものの見方を変えることでストレスを減らし、時間の使い方を見直して効率的なだけではなく効果が出るようなやり方を心がけるとともに自分の大切な時間を増やすというようなことが推奨されています。そんなこと言っても…という思いは出ますが、「自分ならできる」と思う「自己効力感」が必要、「そもそもできるとおもわなければ、いい結果はでません。できないとおもって行動すると、必然と結果も悪くなるものです」(105~106ページ)、「自己効力感の向上は、もっと多くの業務を積極的にこなしたり、難易度の高い業務にチャレンジしたりする意欲につながります」(108ページ)といい、「根拠のない自信がチャレンジする行動力をくれます」(87ページ)というのには、勇気づけられ、信じてみたくなります。
実は、身近にいる介護疲れしている人に何かできないかなぁと思って読んでいたのですが、この本を読んでいる最中に介護を要しなくなることになってしまいました。人生の偶然というか、皮肉というか…
見慣れない出版社だからなのか、校正不足が目に付きます。例えば8ページに「※2」の記載があってその注記がない、43ページに「申請から介護保険利用の流れは図のようになります」とあるのに図がない、同じページに「※詳細は下記の表を参照」とあるのに表がない、66ページに「預貯金等の金額が下表の預貯金等の資産の状況に該当していること」とあるのに表がないなど。誤植と思われるものも少なくありません。せっかくならもう少し丁寧な本作りをして欲しいなぁと思いました。
鈴木篤史 日本橋出版 2023年4月6日発行
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