元小学校教師で現在は「学級経営コンサルタント」の著者が小学校担任が学級のルーティンをうまく回していくコツを説明する本。
小学校教師の過重労働、疲弊を感じさせずに、子どもたちの自主性を育てながら子どもたち同士でうまく役割分担して教師がいなくてもある程度回るようなシステムを作り上げて行くことを勧めてその方法を書いているという本です。
小学生が素直に生き生きと話し係の仕事や行事を楽しんでやっていく様子が、著者の経験から描き出されていて、読んでいて微笑ましく、ホッとします。
話を聞いてもらうために「学級が静寂をつくれるかどうかは学級経営の生命線といっても過言ではない」「ここだけは何があっても曲げてはならない。『一人でも聞いていない子どもがいるうちは一切授業を進めない』、それぐらいの強い気持ちで臨もう」(68~69ページ)とか、「子どもに授業の定刻開始を求めるのなら、教師は授業の定刻終了を心がけるべきだ」「時間を守れる子どもを育てたいのなら、『時間を守りましょう』という言葉よりも担任が態度で示す方が何倍も効果がある」(76~77ページ)とか。至言ではありますが、実行は…
宮澤悠維 学事出版 2024年7月16日発行
小学校教師の過重労働、疲弊を感じさせずに、子どもたちの自主性を育てながら子どもたち同士でうまく役割分担して教師がいなくてもある程度回るようなシステムを作り上げて行くことを勧めてその方法を書いているという本です。
小学生が素直に生き生きと話し係の仕事や行事を楽しんでやっていく様子が、著者の経験から描き出されていて、読んでいて微笑ましく、ホッとします。
話を聞いてもらうために「学級が静寂をつくれるかどうかは学級経営の生命線といっても過言ではない」「ここだけは何があっても曲げてはならない。『一人でも聞いていない子どもがいるうちは一切授業を進めない』、それぐらいの強い気持ちで臨もう」(68~69ページ)とか、「子どもに授業の定刻開始を求めるのなら、教師は授業の定刻終了を心がけるべきだ」「時間を守れる子どもを育てたいのなら、『時間を守りましょう』という言葉よりも担任が態度で示す方が何倍も効果がある」(76~77ページ)とか。至言ではありますが、実行は…
宮澤悠維 学事出版 2024年7月16日発行
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