会社、特に会社総務部の立場から、介護休業等の介護を要する家族を抱えた従業員が利用するために法律上整備することを求められている各種の制度(介護休業、介護休暇、所定外労働の制限、(法定)時間外労働の制限、深夜労働の制限、所定労働時間の短縮措置等)に関する規定のつくりかた、従業員と管理職への説明のしかたについて解説した本。
もっぱら179ページ以下に「付録」として付けられている著者が作成した「育児・介護休業規程」と従業員向け・管理職向けの「手引」を採用することを前提に、特に規程については逐条(規程の条文ごとに)解説をしています。著者が用意したオプションの範囲での修正でそのまま採用するつもりの会社・担当者には、らくちんで実用的でしょうけれども、法制度自体や厚労省の指針等をキチンとまず理解してそこから応用を考えようという人には向きません。著者の用意した規程が育児休業とワンセットだからといって、育児休業関係の条文を示してこの本では関係ないから説明省略といちいち書かれているのも、何を読まされてるのかという気持ちになります。
宮武貴美 日本実業出版社 2023年12月1日発行
もっぱら179ページ以下に「付録」として付けられている著者が作成した「育児・介護休業規程」と従業員向け・管理職向けの「手引」を採用することを前提に、特に規程については逐条(規程の条文ごとに)解説をしています。著者が用意したオプションの範囲での修正でそのまま採用するつもりの会社・担当者には、らくちんで実用的でしょうけれども、法制度自体や厚労省の指針等をキチンとまず理解してそこから応用を考えようという人には向きません。著者の用意した規程が育児休業とワンセットだからといって、育児休業関係の条文を示してこの本では関係ないから説明省略といちいち書かれているのも、何を読まされてるのかという気持ちになります。
宮武貴美 日本実業出版社 2023年12月1日発行
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