なあむ

やどかり和尚の考えたこと

禅をきく会

2012年04月06日 22時08分38秒 | 今日のありがとう

昨日は、曹洞宗東北管区教化センター主催「禅をきく会」でした。

講師はやなせななさん。

講師といっても講演ではなく、コンサートです。

しかし、歌だけでもありません。

彼女が今、ここでこうしてお坊さんとして歌を歌っている、そのありったけの理由を語りながらのコンサートです。

おじいさんの戦争の話があり、ご自分の病気の話があり、震災の話があり、いつどこでどうなるか全く分からない命をいただきながら、だからこそ、一歩ずつ一歩ずつ、丁寧に生きていかなければならない、と彼女は語ります。

それが人ごとではない、彼女の命からの発露であることが分かるために、会場は胸にしみて感動の渦に満たされるのです。

いいコンサートでした。

もちろん、まけないタオルを歌って、会場がタオルを揺らしながら一体となったことは言うまでもありません。

その後の打ち上げが夜中まで続いたことも、予定通りです。

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それから、今更ですが、本日ななさんは、仙台から山形に回り、FMやまがたの番組に生出演されました。

短い時間でしたが、3曲ほど歌を流して震災関係の話をされました。

「近々山形に来られる予定は」

「ええ、5月27日に宿用院の地蔵まつりにまいります。どなたでもお越しいただけます」と広報までしてくれました。

本当です。

どなたでもお越しいただけます。

ただし、木戸銭は1000円となっています。

チケットは宿用院まで。電話0237-72-2155。

faxでの予約も受付けます。0237-72-2163。

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