昨日は天気予報ははずれ。天気予報は各段に的中率が向上したが、やはりこういうことがままある。地震予測も、それに起因する津波の予報も、台風進路予想もむずかしい。波や流体については、特に複雑な諸条件下では限りなく難しいこと、理解できる。災害に結びつくから、政治・行政絡みとなり、実につまらない「責任」問題云々などということになる。
仙台での学生時代、地震学の研究室に在籍したが学業についてはきわめて不真面目で、かろうじて「卒業」という名で体よく「放校」された。就職は何とか人に頼らず、学校の教授の世話なんかにならずに決めたので、私と大学側の利害が結果的に一致して「卒業」となった。
それでも気象予想、地震予測、津波・台風予想の困難さ、第一線で地道で緻密な観測、フィールドワークに携わる方たちの苦労は察することができる。
さて本日は多磨霊園に墓参り。親族の花見も兼ねて。
墓のすぐ傍には三島由紀夫の埋葬された平岡家の墓。そこから50メートル先に魯迅の名訳で有名な竹内好とその妻が葬られている墓。この両者は、あの世があるとして、同じ町内で仲良くしているのだろうか。同席して日向ぼっこでもしているのだろうか。もしそんな場面があったらのぞきたいものだ。
大学時代、竹内好を通して魯迅を読み継ぎ、今はなくなってしまった仙台の追廻地区にあった魯迅記念館は、いろいろな意味で彷徨した場所だ。就職後は竹内好の著書を探し歩いた。
樺美智子の墓も傍だ。そして同じ多磨霊園に友人井上さんが眠っている。もう二年も経ってしまった。
★どこよりも青き梅雨晴れ骨納む
こんなことをとりとめもなく思い出しながら歩いてみよう。
仙台での学生時代、地震学の研究室に在籍したが学業についてはきわめて不真面目で、かろうじて「卒業」という名で体よく「放校」された。就職は何とか人に頼らず、学校の教授の世話なんかにならずに決めたので、私と大学側の利害が結果的に一致して「卒業」となった。
それでも気象予想、地震予測、津波・台風予想の困難さ、第一線で地道で緻密な観測、フィールドワークに携わる方たちの苦労は察することができる。
さて本日は多磨霊園に墓参り。親族の花見も兼ねて。
墓のすぐ傍には三島由紀夫の埋葬された平岡家の墓。そこから50メートル先に魯迅の名訳で有名な竹内好とその妻が葬られている墓。この両者は、あの世があるとして、同じ町内で仲良くしているのだろうか。同席して日向ぼっこでもしているのだろうか。もしそんな場面があったらのぞきたいものだ。
大学時代、竹内好を通して魯迅を読み継ぎ、今はなくなってしまった仙台の追廻地区にあった魯迅記念館は、いろいろな意味で彷徨した場所だ。就職後は竹内好の著書を探し歩いた。
樺美智子の墓も傍だ。そして同じ多磨霊園に友人井上さんが眠っている。もう二年も経ってしまった。
★どこよりも青き梅雨晴れ骨納む
こんなことをとりとめもなく思い出しながら歩いてみよう。