Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

墓参り

2010年03月28日 07時14分01秒 | 俳句・短歌・詩等関連
 昨日は太陽が顔を出したものの、しかし北風が冷たかったこと。多磨霊園のあるあたり、中央線武蔵小金井駅周辺は23区内や横浜よりは寒いようで、桜(ソメイヨシノ)は一分咲きであった。
人影も例年よりずっと少なく、桜よりもさらにまばら。園内には例年は屋台も出るのに、どうしたことかまったく出ていない。
 ただお墓にはお供えの真新しい花がたくさん備えてあるので、午前中にはそれなりの人出だったかもしれない。来週の土日あたりが人出のピークかな?というところ。
 桜の花、一輪一輪は天候不順でも、咲いて受粉すれば目的は達成。でも一木としてみれば、一輪一輪咲くのはエネルギーの無駄かもしれない。一斉に咲いて一斉に散る桜の本来の咲き方・散り方は一木としてのエネルギーから見ると無駄のない状態なのかもしれない。このような不順な天候により、少しずつ咲いて長く咲き続けるのは本来の木の寿命を縮めているのかもしれない。そして実のなる確率も低くかもしれない。ここらへんのカラクリについての自信はないが、自然のあり方、桜自身の本来のありようから類推すると無理がある咲き方と思う。
 お墓に植えたユスラウメが見ごろであった。こんなに見事に咲いていたとは思っていなかったのでびっくり。やはり寒さのためだろうか。わが墓ではレンギョウも咲き、桜とユスラウメが同時に咲き、隣の墓には八重の濃い桃色の桜が咲き、そして三つ先のお墓では八重の桃が咲き、さらにその向こうでは土筆がたくさん出ており、ユキヤナギも見ごろ。
 

 昨日、白濱一羊さんの「喝采」が到着。なかなか魅力的な句集と思う。できるだけ早く感想や、好きな句を掲載したい。