Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

本日の俳句(100813)

2010年08月13日 21時01分39秒 | 俳句・短歌・詩等関連
本日の俳句
★太く書く蝉の時雨を払いつつ
★くっきりと万年筆で立秋と
★台風来鉛筆の先の丸みへと

 台風特有の湿気が、皮膚感覚には厭わしいが、筆記具にはいい感触を与えるようだ。

 蝉時雨がそれほど喧しくないと記載したが、ようやく立秋を過ぎてから蝉の声が本格化してきた。わが団地でも例年ほどではないが、それなりににぎやかになってきた。台風のもたらす強い風と雨もよいの天候だが、盛んに鳴いている。蝉の骸も多く見かけるようになった。いづれも精一杯鳴き切っての最後の光芒を放ったらしく、そっと土の上に静まっている。