(3日目)
3日目は朝日小屋から再び朝日岳を登り返し、蓮華温泉まで約7時間のコースとなる。
登山地図を精査すると約1200m以下まで下るものの、めざす蓮華温泉は1500mにある。つまり最後は再び約300m以上の登りがひかえている。
朝日岳で昨日歩いた白馬岳、雪倉岳の眺望を楽しんだ後はひたすら下りである。
途中「吹上げのコル」で栂海新道という日本海の親知らずに抜ける長大な道を分けて、ぬかるみの道ややザレた道をひたすら下る。途中5箇所もおいしい水場がある。
昨日と同様途中から木道が整備された湿原を通るので高山植物もまた豊富に見かけることができる。
白高地沢にかかる橋に出るとひらけており、石のベンチもあり食事・休憩にはうってつけの場所になっている。
この沢を渡ると約300mの長い登りとなる。これはダラダラと続く。木道も整備されているが、人は少ない。木道とはいえ登りがこれだけ続くとさすがに草臥れる。

コースの最終場面、蓮華温泉に近づくと里の花である紫陽花がとても濃い青の色をこれでもかと人に見せている。
木道を登り終えるとすぐに蓮華温泉に着く。

蓮華温泉の露天風呂は、二畳くらいの極小さいものから、4畳半くらいの広さのものまで4つ点在している。その露天風呂を巡る山道にも高山植物が点在している。また噴気孔もあり、景色は変化に富んでいておもしろい。
しかしあれでは女性が入るのはとても勇気がいる。男ばかりが入っている。脱衣場も桶もまったく何も無い。女性は内湯500円を大抵は選択していた。お風呂は硫黄泉でいつものとおり日焼けした顔、手足がとても痛い。

私はお風呂の前に、昼食に温かいうどん1杯をいただき、生ビール1杯と、地元のワイン(岩の原ワイン)を2合も飲んだ。
朝日岳は白馬岳までの縦走コースの最北端にあるのだが、どちらかというと独立峰に近いような山である。そして蓮華温泉までもとても長い距離を歩かざるを得ない。その分、高山植物も豊かで、2400mとは思えない自然景観を維持している。なかなか貴重な体験であった。
ちなみに、この蓮華温泉も携帯電話が通じない。結局今回の山行、最初から最終地点まで携帯電話は「機内モード」で電源を入れ、万歩計として活用しただけであった。平岩駅に着いて関東地方の天気が荒れていたようで多数の天候に関するメールが受信となった。
その平岩駅までバスで約1時間ほど。私が着いた頃平岩駅は6月中旬の豪雨の影響で列車の運行はなく、バスの代行運転で南小谷まで行き、信濃大町・松本で乗り換えて特急あずさの最終便に乗り込んだ。
横浜の自宅に着いたのが23時過ぎであった。
今回の山行、
1日目が、13000歩。2日目が、38000歩。3日目が、34000歩(自宅まで)となった。
もう1日歩きたかったが、この次の山行を期待することにした。
3日目は朝日小屋から再び朝日岳を登り返し、蓮華温泉まで約7時間のコースとなる。
登山地図を精査すると約1200m以下まで下るものの、めざす蓮華温泉は1500mにある。つまり最後は再び約300m以上の登りがひかえている。



朝日岳で昨日歩いた白馬岳、雪倉岳の眺望を楽しんだ後はひたすら下りである。
途中「吹上げのコル」で栂海新道という日本海の親知らずに抜ける長大な道を分けて、ぬかるみの道ややザレた道をひたすら下る。途中5箇所もおいしい水場がある。
昨日と同様途中から木道が整備された湿原を通るので高山植物もまた豊富に見かけることができる。
白高地沢にかかる橋に出るとひらけており、石のベンチもあり食事・休憩にはうってつけの場所になっている。
この沢を渡ると約300mの長い登りとなる。これはダラダラと続く。木道も整備されているが、人は少ない。木道とはいえ登りがこれだけ続くとさすがに草臥れる。

コースの最終場面、蓮華温泉に近づくと里の花である紫陽花がとても濃い青の色をこれでもかと人に見せている。
木道を登り終えるとすぐに蓮華温泉に着く。


蓮華温泉の露天風呂は、二畳くらいの極小さいものから、4畳半くらいの広さのものまで4つ点在している。その露天風呂を巡る山道にも高山植物が点在している。また噴気孔もあり、景色は変化に富んでいておもしろい。
しかしあれでは女性が入るのはとても勇気がいる。男ばかりが入っている。脱衣場も桶もまったく何も無い。女性は内湯500円を大抵は選択していた。お風呂は硫黄泉でいつものとおり日焼けした顔、手足がとても痛い。


私はお風呂の前に、昼食に温かいうどん1杯をいただき、生ビール1杯と、地元のワイン(岩の原ワイン)を2合も飲んだ。
朝日岳は白馬岳までの縦走コースの最北端にあるのだが、どちらかというと独立峰に近いような山である。そして蓮華温泉までもとても長い距離を歩かざるを得ない。その分、高山植物も豊かで、2400mとは思えない自然景観を維持している。なかなか貴重な体験であった。
ちなみに、この蓮華温泉も携帯電話が通じない。結局今回の山行、最初から最終地点まで携帯電話は「機内モード」で電源を入れ、万歩計として活用しただけであった。平岩駅に着いて関東地方の天気が荒れていたようで多数の天候に関するメールが受信となった。
その平岩駅までバスで約1時間ほど。私が着いた頃平岩駅は6月中旬の豪雨の影響で列車の運行はなく、バスの代行運転で南小谷まで行き、信濃大町・松本で乗り換えて特急あずさの最終便に乗り込んだ。
横浜の自宅に着いたのが23時過ぎであった。
今回の山行、
1日目が、13000歩。2日目が、38000歩。3日目が、34000歩(自宅まで)となった。
もう1日歩きたかったが、この次の山行を期待することにした。