Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

彼岸花

2017年09月15日 23時56分25秒 | 俳句・短歌・詩等関連
 夜のウォーキングは軽めに4千歩、約30分程度。空は昼間と同じく雲が多く、残念ながら星は見えない。
 本日気がついたが、団地のいつもの片隅にヒガンバナがさいていた。赤と白が3株ずつ。毎年もっと早く気がつくのだが‥。しかも夜だったので写真は無理であった。あす時間があれば撮影してみたい。
 彼岸花は、いろいろの呼び名がある。曼殊沙華(まんじゅしゃげ)と彼岸花が一番流通していると思われる。天蓋花(てんがいばな)、幽霊花(ゆうれいばな)、捨子花(すてごばな)、狐花(きつねばな)、死人花(しびとばな)。天蓋花を除いて使うのをためらってしまうものもある。特に捨て子花などは、鱗茎(りんけい)に毒があるようにことばとして毒が強すぎる。それぞれのいわれまでは調べていないが、彼岸花、曼殊沙華以外総じて使いづらい。

★このあたり同姓多し狐花        阿川燕城
★影法師ながし天蓋花の径        藤田はろむ
★むらがりていよいよ寂しひがんばな   日野草城


 第1句、多分お墓を巡っているのであろう。都会のお寺の墓地ではない。ましてや公共の墓地ではない。人もまばらな地域の地元の方のお墓であろう。わたしも登山などで山深い登山道の入口なとの集落で北向きの谷沿いやさびれたお寺の裏山などでよくお墓を見かける。特徴的な同姓のお墓が密集していることに気がつく。ときどき墓誌をみたり、墓石の裏側に回って建てられた年代を見ることがある。だいたいは江戸中期をさかのぼることはない。
 この句、身内の方をお参りに来たのではないような気がする。
 第2句、この句の場合「ながし」と「天蓋花」の表記が呼応していると感じた。
 第3句、これは有名な句。群がっていて「寂しい」というのは、ひがんばなならではのイメージではないだろうか。ごく近しい人の喪失感をともなっている句のように感じる。


充実した「無駄な時間」に満足

2017年09月15日 18時27分33秒 | 日記風&ささやかな思索・批評
 一日中家の中でパソコンに向かっていると気分が内向きになってよくない。仕事が間に合うかどうか、は考えずに体を動かしたくなって横浜駅まで往復。家電量販店と書店を何も買う気はないが、うろうろとした。カメラを手に取り、ノートパソコンをいじり、ソフトの値段をみたり、書店で立ち読みをしたり、それなりに充実した「無駄な時間」を過ごすことができた。
 帰りは途中でコンビニのイートインコーナーにより、ペットボトルのウーロン茶を飲みながら幹線道路を行き交う自動車を眺めていた。
 往復8千歩ほどを歩いて帰宅。割と涼しかったが、雲が厚く台風の前に位置する秋雨前線の黒い雲が不気味に思えた。
 約2時間の充実した「無駄な時間」を満喫して帰宅。

またブログのシステム上の不具合発生

2017年09月15日 11時15分23秒 | 日記風&ささやかな思索・批評
 涼しい日を迎えている。蝉がさびし気に鳴いていた。弱々しくその内聞こえなくなった。午後からは明日の夜の団地の会議のための資料作り。はたしてうまくいくか、悩ましいところ。

 ブログに昨晩2つの記事をアップしたが、すぐに反映しない。初めは私のパソコンの不具合があるのかと疑ったみた。20~30分経ってから画面に反映する。今まではアップするとすぐに反映していた。
 他の方のブログを見て、同じような症状がでていることを知り、ブログそのものの不具合らしいと分かった。管理者からは今のところなんの連絡もない。今確認したらgooのブログのトップ画面に「2017年9月14日に実施したシステムアップデートに伴い、投稿した記事が、PC版ブログトップページに反映されないという不具合が発生しておりましたが、本日10時2分頃に不具合を解消いたしました」といつものように「解消」したのちのお知らせが載っている。
 理由は「システムアップデートに伴い」ということである。いつもこのアップデートでさまざまな不具合が出て、その度にオロオロする。システム管理者からの一方通行というのは、どうもネット全体、そして社会全体に広がってしまった「常識」なのであろうか。わたしにはこれがどうしても飲み込めない。ネット社会というよりも、社会総体に対する違和感がどんどん大きくなる。年寄りとはこのような違和感、疎外感を社会に対して抱き続けるものなのか。