夜のウォーキングは軽めに4千歩、約30分程度。空は昼間と同じく雲が多く、残念ながら星は見えない。
本日気がついたが、団地のいつもの片隅にヒガンバナがさいていた。赤と白が3株ずつ。毎年もっと早く気がつくのだが‥。しかも夜だったので写真は無理であった。あす時間があれば撮影してみたい。
彼岸花は、いろいろの呼び名がある。曼殊沙華(まんじゅしゃげ)と彼岸花が一番流通していると思われる。天蓋花(てんがいばな)、幽霊花(ゆうれいばな)、捨子花(すてごばな)、狐花(きつねばな)、死人花(しびとばな)。天蓋花を除いて使うのをためらってしまうものもある。特に捨て子花などは、鱗茎(りんけい)に毒があるようにことばとして毒が強すぎる。それぞれのいわれまでは調べていないが、彼岸花、曼殊沙華以外総じて使いづらい。
★このあたり同姓多し狐花 阿川燕城
★影法師ながし天蓋花の径 藤田はろむ
★むらがりていよいよ寂しひがんばな 日野草城
第1句、多分お墓を巡っているのであろう。都会のお寺の墓地ではない。ましてや公共の墓地ではない。人もまばらな地域の地元の方のお墓であろう。わたしも登山などで山深い登山道の入口なとの集落で北向きの谷沿いやさびれたお寺の裏山などでよくお墓を見かける。特徴的な同姓のお墓が密集していることに気がつく。ときどき墓誌をみたり、墓石の裏側に回って建てられた年代を見ることがある。だいたいは江戸中期をさかのぼることはない。
この句、身内の方をお参りに来たのではないような気がする。
第2句、この句の場合「ながし」と「天蓋花」の表記が呼応していると感じた。
第3句、これは有名な句。群がっていて「寂しい」というのは、ひがんばなならではのイメージではないだろうか。ごく近しい人の喪失感をともなっている句のように感じる。
本日気がついたが、団地のいつもの片隅にヒガンバナがさいていた。赤と白が3株ずつ。毎年もっと早く気がつくのだが‥。しかも夜だったので写真は無理であった。あす時間があれば撮影してみたい。
彼岸花は、いろいろの呼び名がある。曼殊沙華(まんじゅしゃげ)と彼岸花が一番流通していると思われる。天蓋花(てんがいばな)、幽霊花(ゆうれいばな)、捨子花(すてごばな)、狐花(きつねばな)、死人花(しびとばな)。天蓋花を除いて使うのをためらってしまうものもある。特に捨て子花などは、鱗茎(りんけい)に毒があるようにことばとして毒が強すぎる。それぞれのいわれまでは調べていないが、彼岸花、曼殊沙華以外総じて使いづらい。
★このあたり同姓多し狐花 阿川燕城
★影法師ながし天蓋花の径 藤田はろむ
★むらがりていよいよ寂しひがんばな 日野草城
第1句、多分お墓を巡っているのであろう。都会のお寺の墓地ではない。ましてや公共の墓地ではない。人もまばらな地域の地元の方のお墓であろう。わたしも登山などで山深い登山道の入口なとの集落で北向きの谷沿いやさびれたお寺の裏山などでよくお墓を見かける。特徴的な同姓のお墓が密集していることに気がつく。ときどき墓誌をみたり、墓石の裏側に回って建てられた年代を見ることがある。だいたいは江戸中期をさかのぼることはない。
この句、身内の方をお参りに来たのではないような気がする。
第2句、この句の場合「ながし」と「天蓋花」の表記が呼応していると感じた。
第3句、これは有名な句。群がっていて「寂しい」というのは、ひがんばなならではのイメージではないだろうか。ごく近しい人の喪失感をともなっている句のように感じる。