30分ほどのんびりと夜のウォーキング。ウォーキングというよりも、近くのドラッグストアで買い物をしてきた。洗口液とトイレットペーパー。洗口液は重いので近くで購入するに越したことはない。
涼しいというよりも寒かった。薄い半袖のTシャツと半ズボンではそろそろ風邪をひいてしまう気温になってきた。虫の音も心なしか寒そうに聞こえる。
★帰るのはそこ晩秋の大きな木 坪内稔典
★石のベンチに空き缶一個置く 晩秋 森 洋彦
晩秋はだいたい今の暦で10月から11月初め。冬の様相が迫って来る。寂寥感を引きづっている季語であろう。
引用の句、いづれも若い抒情が読まれている、とわたしは解釈している。
第1句、晩秋のどこかの庭か、学校か、公園かの作者の思い出の場所にある大木。さまざまな想い出と共にある木というのは誰にでもある。思い出とともにあるということは、過去の自分がそこに仕舞われているということでもある。転移すればそれは生命の象徴となる。
第2句、定型にこだわると「晩秋のベンチに空き缶ひとつ置く」とでも添削されるかもしれないが、それではとてもつまらない句になる。石のベンチ、ひとつの空き缶にこだわるとどうしても字余りで破調になってしまうのだろう。また「晩秋」を、余韻を持たせて最後に響かせたいのであろう。「晩秋」という季語の語感をこの句の作者は最大限生かしたかったことがうかがえる。成功しているかどうかはまた別の問題としてある。
さて本日の朝、山梨県にすむ友人から葡萄一箱をいただいた。いつもツィッターに連携しているこのブログをリツィートしてくれている友人である。とても美味しい葡萄である。たしか昨年もいただいたような気がする。果物には目がない私は、さっそくつまみ食いをしている。
「何かお返しを」ということで、あれこれ悩んでいる。和菓子がいいか、洋菓子がいいか。あるいは中華菓子の方がいいか。横浜ならではのものを何とか近いうちに探したい。
涼しいというよりも寒かった。薄い半袖のTシャツと半ズボンではそろそろ風邪をひいてしまう気温になってきた。虫の音も心なしか寒そうに聞こえる。
★帰るのはそこ晩秋の大きな木 坪内稔典
★石のベンチに空き缶一個置く 晩秋 森 洋彦
晩秋はだいたい今の暦で10月から11月初め。冬の様相が迫って来る。寂寥感を引きづっている季語であろう。
引用の句、いづれも若い抒情が読まれている、とわたしは解釈している。
第1句、晩秋のどこかの庭か、学校か、公園かの作者の思い出の場所にある大木。さまざまな想い出と共にある木というのは誰にでもある。思い出とともにあるということは、過去の自分がそこに仕舞われているということでもある。転移すればそれは生命の象徴となる。
第2句、定型にこだわると「晩秋のベンチに空き缶ひとつ置く」とでも添削されるかもしれないが、それではとてもつまらない句になる。石のベンチ、ひとつの空き缶にこだわるとどうしても字余りで破調になってしまうのだろう。また「晩秋」を、余韻を持たせて最後に響かせたいのであろう。「晩秋」という季語の語感をこの句の作者は最大限生かしたかったことがうかがえる。成功しているかどうかはまた別の問題としてある。
さて本日の朝、山梨県にすむ友人から葡萄一箱をいただいた。いつもツィッターに連携しているこのブログをリツィートしてくれている友人である。とても美味しい葡萄である。たしか昨年もいただいたような気がする。果物には目がない私は、さっそくつまみ食いをしている。
「何かお返しを」ということで、あれこれ悩んでいる。和菓子がいいか、洋菓子がいいか。あるいは中華菓子の方がいいか。横浜ならではのものを何とか近いうちに探したい。