Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

「図書9月号」 その3

2017年09月14日 22時08分56秒 | 読書
 いつものとおり覚書風に。



★「一茶の遺産相続」(高橋敏)
★「光と形と動き-CGで描く自然」(三浦均)
「頭で想像するだけでは思いつかない存在が、計算を遂行すると出現する。不自然と自然が反転する経験でした。」
「意識を向けることで世界の様相は変ってみえます。雪の形と色と動きをモデル化し、映像づくりの工程を進めるにつれた、私はいかにこの世界の様相を気づかずに通り過ぎてきたのかを感じました。普段見過ごしている日常に、豊かな世界が折りたたまれ宿されていることを見いだし、静かに感動を覚えました。」
★「ブリューゲルと宗教改革(下)」(宮田光雄)
「このバベルの塔は、その壮大さにもかかわらず奇妙に歪んている‥このバベルの塔は、頑丈な巨大な岩を削って、その上に建てられている。‥《岩》というのはイエスが使徒ペテロに名づけた別称でもある。‥カトリック教会の権威は、このペテロを初代教皇とする使徒伝承に基づくものだと主張されてきた。塔が傾き始めている姿には、プロテスタントを異端者として迫害するカトリック教会の兄弟に見える体制も、その崩壊が決して遠くないことが暗示されている。」

「図書9月号」 その2

2017年09月14日 20時53分35秒 | 読書


 岩波書店の「図書9月号」を電車の中で読みながら、「春日」駅まで。

 読んだのは、
★「イタリアの小さなレストラン」(司 修、絵と文)
★「ジャズ100年」(後藤雅洋)
★対談「時代に抵抗するための遺産」(佐藤優・保阪正康)
★「「平和国家」勅語のこと」(和田春樹)
★「父 その3」(加藤典洋)
★「殺人ストレスのもう一つの正体」(高橋三千綱)

 読んでみたい残りのものはあと3編ほど。シリーズ「大きな字で書くこと」の「父 その3」(加藤典洋)はとても重い主題である。特高警察であった父との対決を今となっては冷静に記述しようとしている。加藤典洋ならではの語り口で淡々と語られている。
 

大量の寝汗

2017年09月14日 06時02分08秒 | 日記風&ささやかな思索・批評
例年のとおり7月・8月は、寝るときはタオルケット1枚で過ごした。寝間着は半袖・半ズボンのごく薄いもの。それでも汗が止まらないので、タオルケットも使わない日が続いた。
今週になってようやく涼しさを感じ、夏用の薄い掛け布団を出してきた。春と秋が夏掛けの布団1枚。冬になると毛布を1枚増やす。夏掛けの布団でも重く感じる。

私は洋服も夏用のズボンしかない。私が身に付けるのはだいたい人より1枚少ない。

一昨日・昨日夜は上半身に大量の寝汗をかいて3時ころ目が覚めた。布団のせいではないようだ。寝間着を脱ぐと、絞れるほど。今朝は汗をかかずに目覚めて、ホッとしている。