Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

「日経サイエンス9月号」から 2

2021年08月16日 23時19分20秒 | 読書

   

 夕食後に、「日経サイエンス9月号」の「人を襲うカビ 真菌感染症 COVID-19で高まるリスク」、「世界最古の都市遺跡に見る「我が家」の起源」、「ベテルギウスが暗くなったわけ」に目を通した。

 「世界最古の都市遺跡に見る「我が家」の起源」では、トルコのチャタル・ヒュユクという9000年前の古代の原始都市の発掘成果が記載されている。
 「礼拝と仕事、家庭生活のために別々の場所を設けた後世の都市とは対照的にチャタル・ヒュユクの住民はすべてをひとつ屋根の下にまとめていた。どの家も寺院と作業場と寝室を組み合わせたものに見える‥。最初、家は睡眠と仕事の場所にすぎなかった。時がたつにつれ、‥自分たちが生活している場所に霊的ないみがあると考えるようになった。この過程で家は「我が家」になった。後世に建設された都市では礼拝と仕事、家庭生活が別々になったが、都市がひとつの「我が家」であって単なる休息の場所ではないという考え方は存続し続けた」
 ここの部分の論議が飲みこめないまま読み終わった。最後の結論部分は次のように記されている。
 「都市を築き上げるのは労働がすべてではない。宴もかかわっている。都市生活の黎明期には労働と宴が表裏一体だった。「我が家」として認識するようなった同じ場所において、労働と宴は人々を結びつける接着剤となっていた」
 この部分もまた消化不良で終わってしまった。私の知識、思考力がもう少し欲しいる。

 明日はいちばん興味のある特集「宇宙幼年期の謎」のふたつの記事「大きすぎる120億年前の銀河団」、「最初期に出現したモンスター銀河」を読む予定。理解できれば、という前提であるが。


「日経サイエンス9月号」から

2021年08月16日 20時49分31秒 | 読書

   

 帰宅後、8月初めに購入していた「日経サイエンス 9月号」をまだ読んでいないことを思い出し、「数学者たちの黒板アート」「イルカはほんとうに右利きなのか」「挑む」「ゲノムで探るデニソワ人の足跡」「COVID-19 今後のシナリオ」に目を通した。
 「COVID-19 今後のシナリオ」で進藤奈邦子WHOアドバイザーは今後のシナリオとして 第一は、次第に弱毒化はて所々で重大な被害を起こすものの、季節性インフルエンザと同じようになっていく。第二は、次々に変異株が出来て健康被害が続く。この場合は一定期間ごとに新たなワクチンをつくって接種を続ける。第三は、別の感染症のアウトブレイクが重なる場合。SARS(2002年)、鳥インフルエンザ(2003年)、パンデミックインフルエンザ(2009年)、MERS(2012年)、エボラ出血熱(2014年)、ジカ熱(2015年)などの場合が想定される、としている。
 また今回はデマなどを含む情報の氾濫への対応に多くの労力が割かれたとして、「単純で分かりやすいメッセージよりもよくわからない恐ろしげなメッセージのほうが浸透したという。さらに次のパンデミックに備えるには、世界的な「単独行動主義」や「うちの国ファースト」の動きが問題であると提起。「感染症はグローバル。国や地域がバラバラだと対策の障害になる」と断言している。日本の政府や国会議員、東京都・大阪府などを牛耳る政治家に聞かせたいものである。


アイスコーヒーのホットorアイス

2021年08月16日 20時35分13秒 | 日記風&ささやかな思索・批評

 本日小雨が時折パラつく中を神大の生協まで出向いたら、本日までが夏休みであった。前回入口に貼ってあった営業日の一覧表を見誤っていたらしい。なんとも情けない思いで、バス停までトボトボと歩き、バスにて横浜駅まで出向いた。
 眼鏡店で眼鏡の調整をしてもらってから有隣堂で新刊本の調査。「日経サイエンス」の「別冊246 感染症Ⅱ 新型コロナと闘う」を見つけた。本日発売とのことで、7月末時点での知見も含まれているという。記事の内容までは確かめてはいないが、税込み2000円ということで本日は購入できず。神大の生協の割引を利用して取り寄せしてもらうことにした。棚に備えてあればありがたいのだが。
 しかし地下街そのものは平日の昼過ぎとは思えないほど大変な混雑。明日17日(火)が一斉休業ということと関係があるのだろうか。私には緊急事態宣言となってかえって人出が増えているような気がした。
 家電量販店の文具コーナーに立ち寄ろうとしたが、大勢の人が出入りしており、入るのを止めた。
 喫茶店でハンバーガーとアイスコーヒーの昼食。チェーン店なので安い。しかしアイスコーヒーを注文したところ「アイスコーヒーはアイスですか、ホットですか」と聞き返された時にはびっくりして、絶句した。「アイスコーヒー」と再度ぶっきら棒に応えたのだが、店員は多分「コーヒーは?」と聞いたつもりだったのだろう。
 後からウィットに満ちた返事をすれば良かったと反省したが、突然だったのでびっくりした。あとから思いついたのは「温かいアイスコーヒーをください」とでも返せば、楽しかったのかもしれないと思いついた。しかし店員はムッとしたかもしれない。

 混雑する地下街を通り抜けて地下鉄のホームにたどり着いたがそこもかなりの人出。慌てて飛び乗った電車は「快速」。新横浜まで連れていかれてしまった。「アイスコーヒー」からすっかり行動パターンに齟齬が生じてしまった。帰宅時間が予定よりも30分以上遅くなってしまった。