15分ほどの夜の散歩をしようと外に出たのだが、歩きはじめて3分ほどで雨が降り始めた。すぐに止むかと思っていたが、だんだんひどくなり、6分ほどの地点で引き返してきた。散歩が往復12分のかなり早いウォーキングになった。汗と雨でTシャツはすっかり濡れてしまった。
昨日の月は綺麗であった。明日は半月、月を楽しみながらの優雅な散歩にしたかったが、雲が空を一面に覆って、星ばかりか月の影もまったく見えなかった。昨晩は、月のほかに、夏の大三角(はくちょう座のデネブ、わし座のアルタイル、こと座のベガ)、木星、土星が美しかった。
その他の星、特に北側のアンドロメダ座を探そうとして、道路でちょっと躓いてしまった。気分的にゆとりを無くして、団地の中にすぐに戻ってしまったのが悔やまれる。明日からは少しずつ天気が下り坂。星を見るのがチョイと難しいかもしれない。
関内駅そばの雀荘でマージャの取材と写真撮影をしたのち、窓の外を見ると、微かに雨が降っている気配がした。外に出て雨であることを確認し、上がるまで雀荘でお茶を飲んでいた。雀荘にはわれわれの12名以外には客はおらず、静かである。お茶の入ったペットボトルを持ったまま1時間ほど寝てしまった。その間に雨は短時間であがり、路面も濡れてはいなかった。 関内駅で百円ショップに寄ったり、横浜駅の家電量販店に寄って頼まれた買い物を少々。
帰宅すると、どういうわけか眠気に襲われ寝てしまった。せっかくの読書タイムを確保しようとしたものの、一昨日と同じく松本俊介展の図録を見て過ごした。
本日はこの図録の第1章前期の5節「構図」と題した一連の作品を見ていた。1940年、41年という厳しい状況の中で、クレーやミロの作品などを丹念に研究していた様子が窺われる。
このような試みの作品に私はとても惹かれる。
知人から案内をいただいた。知人の友人の「仏鏡画展」(鎌倉芸術座、10.4~10.12)。
一昨年も案内があり、妻と二人で出かけた。初めて「仏鏡画」なるものに接した。なかなか良かった。私の仏像・仏画のイメージとかなり違いがあって、色彩も「太陽でありたい」という言葉にも驚き、そして不思議な感覚になった。細密画の根気にも驚いた。
一昨年からどのように変化した作品が見られるか、10月になったら探検に行ってみようと思う。
JR大船駅から10分程度の会場。大船駅東口は居酒屋が多く密集している。ひとりで行くとふらりと寄ってしまうので、妻と行くのが好ましい。前回は、鎌倉芸術座の向かい側に広々としたイタリアンレストランを見つけて、昼食を食べてから訪問した。なかなか美味しいランチを食べることができたが、店の名前は記憶にない。値段も手ごろであった。